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怪盗が捕まってあんな事こんな事・・・第6夜 (965レス)
怪盗が捕まってあんな事こんな事・・・第6夜 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1319468991/
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530: 名無しさん@ピンキー [] 2019/06/17(月) 03:47:39.12 ID:HN0oIb7Q 「エクリュ〜 そろそろ終わらせちゃお? 遊び過ぎても時間的にマズイし」 「先刻承知です。カルマン、悪いですけどこの荷物少し預かっててもらえませんか」 「りょーかい!」 「くっ!」 二人の余裕に、私の怒りはいよいよ頂点に達しようとしていた。 何とか一泡吹かせてやりたい―――そう思っていたところ、あることに気が付いた。 タンクトップの小娘の背から5、6メートルほどに建物の壁がそびえている。 そして今までの行動を思い出してみると、この慇懃無礼な小娘は私の手から逃れるときは常に後方へ退く動作が含まれていた。 なら、残りの力を振り絞り、襲い掛かれば――― 「気味悪い笑いを浮かべないで頂けますか。まあ、おかしくなるのも無理はな……!?」 怪盗が言い終わる前に私は決起した。 今までより更に必死に、残っていた力を振り絞って攻勢を仕掛けていく。 タンクトップの怪盗娘は慌てた様子で地を蹴り、後ろへステップする。 相手からしたらほとんどやり込めたと思っていた相手が急に反撃に出たのだ。 薄い生地に流れていくもののなかにも、冷や汗が混じっていることだろう。 「おー、大人の本気だー。がんばれー♪」 後ろから気楽な笑い声が聞こえる。 今に見ていろ。 壁に追い込んで慇懃な物言いの娘を捕らえ人質にすれば、おまえも従うより他はない。 踊るようなステップで逃れ続けるにも限界はある。 それを確信し、最後の追い込みをかける。 気がつけばその「限界」は目前に迫っていた。 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1319468991/530
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