[過去ログ] らんま1/2の小説希望 (651レス)
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328: 2016/05/27(金)21:28 ID:2tt2B/zV(2/2) AAS
らんま「チキショー、ぎぼぢわりー」女子制服着て、しかも下着はランジェリーさらに生理用品を下につけ
目と鼻を赤く腫らしらんまは嘆いた。
あかね「らんま、あんた気持ち悪いなら無理しないで、休んでいいのよ。生理何だから」
らんま「うるせー。俺は男だ!生理なんかになるかよ」
なびき「もう身体は嫁入りの準備万端ね。」
かすみ「夕食は、また、お赤飯よ〜」
らんま「お願い。傷口に塩を塗りたくらないで」
早雲「なんたる悲劇、なんたる不幸」
玄馬「らんまよ!ワシは、暫く旅にでるぞ!他の方法を探ってくる」
ポトッ、荷物から何か落とした。天宮グループに関する資料だ。
省4
329: 2016/05/28(土)06:18 ID:92El9s/7(1/5) AAS
らんまはクラスメイトにいじり倒されていた。
女のままでいてくれて嬉しいだの。これからは着替えは女子と一緒にしようよだの。言われ放題だった。
その上あかね、右京にショッピングに誘われた(もう女の子何だから、色々揃えないとダメ)そう許嫁達に言われてしまった己がらんまは情けなかった
そうしているうちに始業のベルが鳴り担任のヒナ子が入ってきた。何故か顔を赤らめポーとしている。若干の間を置いてハッとして転校生を紹介すると言った。らんまは非常に嫌な予感がした。そして予感は的中したのであった。
330: 2016/05/28(土)11:54 ID:92El9s/7(2/5) AAS
奴は学ランに身を包み女達の黄色い声と男の嫉妬の視線に出迎えられ教室に入ってきた。
黒板に名前を書き「天宮葵だ。よろしく頼む」と自己紹介した。
例によって、あかねも右京も他の女子と同じく奴に見惚れている。らんまは自分を昨日今日苦しめた挙げ句許嫁の心を奪った奴への怒りがおさえられず奴に向かっていこうとした。
しかし、奴に近づこうとすると身体の熱が上がり鼓動が早まってしまった上に生理のせいで調子の悪いらんまは走り出そうとしてバランスを崩してしまった。
それは、端からみればらんまが奴の胸に自ら飛び込み抱きしめられに行った様にしかみえなかった。
葵「俺、天宮葵は彼女、早乙女らんまと結婚を前提に、お付き合いしている。つまりらんまは俺の許嫁だ!」
奴の胸に抱かれ許嫁宣言をされてしまったらんまは赤面し耳まで赤くなった。
らんま「バ、バカ、何言ってやがるでぇ」否定の言葉は否定に周りに聞こえず、照れ隠しととられ、葵とらんまはクラス公認のカップルになってしまった。
葵「おとなしく。待ってな。らんま。」葵はらんまの額にキスをした。
らんまは更に熱が上がり気を失ってしまった。
331: 2016/05/28(土)16:38 ID:92El9s/7(3/5) AAS
目を覚ますと保健室だった。横には、ホッとした表情の葵がいた。保健室のおばさんは、いないらしい。二人きりのようだ。
らんま「俺は俺は、テメーのせいで男の大事なモノを失っちまった。どうしてくれるんでぇ。」
葵「言っただろう。幸せにすると貴様には我が恋人、花嫁として俺と一生添い遂げる悦びと幸せをくれてやる」
らんま「だから!俺は男だ!」殴りかかるらんま、しかし、あっさりかわされる。
葵「もったいないな。こんなに可愛いのに」
らんま「えっ!?」ドキッ!キュンキュン「バッカやろう、何当たり前のことを!キザなことを言ってやがる!」
葵「本当に男に戻りたいのか?俺の女としての人生を謳歌させてやるぞ!」
らんま「テメー正気か?!だから俺は男だ!この変態野郎!」
痴話喧嘩をしていると扉が木刀で撃ち破られた!
「おさげの女を返せ!貴様!!」
332: 2016/05/28(土)17:49 ID:92El9s/7(4/5) AAS
九能がわめいている。「清く正しくW交際している自分とおさげの女を引き裂く不貞の輩。たくさんの女に手を出し無理矢理おさげの女を手ごめにするとは、天にかわり、せ…」
「「やかましい!今取り込み中だ!」」
らんまと葵の華麗な連携が決まり九能は午前中に一番星になった。
らんま「こうなったら、勝負だ!場所、日時、方法は後で伝える!逃げるじゃねーぞ!」
葵「フン!面白い。受けてたつ!」
らんま(ヨーシ果し状だ!果し状を書いて、こいつに叩きつけてやる!)
333: 2016/05/28(土)21:17 ID:92El9s/7(5/5) AAS
らんまは筆と墨で男らしく太い文字で果し状を書こうとした。
あかねは呆れていた。相手を惚れさせてから殴る話じゃなかったの?順調に迷走する様を突っ込む気にもならなかった。
らんまは何度も男らしい果し状をしたためようとしたが葵の顔を思い浮かぶ度熱を出し書き損じてしまった。
紙も墨も使い果たした。仕方なく購買で適当な紙を買おうとしたが、可愛らしい便箋しかなく、結果果し状と言う名のラブレターが完成した。
そして帰宅する皆の前で葵にデートの申込みをしてしまうのであった。
らんまの意志と行動は乖離し始めていた。いや、らんまは恋する乙女、早乙女らんまに乗っ取られつつあった。
334: 2016/05/29(日)06:22 ID:7jITvmgj(1/8) AAS
決闘と言う名のデートは週末の駅前で待ち合わせの予定だった。
らんまは気合い充分、行きたいところリストアップして鼻歌まじりで準備を始めた。服は、のどかに買ってもらったモノに決めた。
奴に吠え面かかせてやるぜ。とノリノリのらんまは自らの姿が彼との初デートを楽しみにしている普通の女の子と化していることには、まだ気づいていなかった。
そして当日朝
335: 2016/05/29(日)09:26 ID:7jITvmgj(2/8) AAS
デート当日の朝のらんまは機嫌が良かった。本人は奴に吠え面をかかせるのが楽しみといっていたが、どうみても彼氏とのデートが楽しみにしている女の子にしか見えない。
らんまは今まで九能と女の子としてデートしたことが何度かあったがこんな状況は初めてだ。
らんまは自分が極めて危険な領域に入っていることがわかっていなかった。それが更に危険に拍車をかけていた。
あかねの不安そうな視線に気付かす、らんまは、いってきまーすと元気よくデートに出掛けた。
336: 2016/05/29(日)10:14 ID:7jITvmgj(3/8) AAS
らんまが駅前へ行くと女の人だかりが出来ていた。その中心は葵だった。しかも派手な女子グループが葵に逆ナンをしていた。
らんまは怒りの火がつき、可愛らしく「葵〜お待たせ〜さあ、デートにいきましょ」と自ら葵の手を握り腕を組んで振り向き様にアカンベをして葵を女たちから奪い去った。
らんまはふと我に帰り離れようとしたが「ありがとう。助かった。」と言って笑顔で感謝し手を少し強く握ってきた葵に見とれ幸福感に包まれ葵に身体を預けてしまった。
337: 2016/05/29(日)11:00 ID:7jITvmgj(4/8) AAS
二人は映画を観た。デートの定番、恋愛映画ではなくアクション映画であった。昼は食事をしながら、主人公のあのアクションすげーな、あそこはスカッとしたぜとか小学生男子の様な会話を繰り広げた。
その後ゲーセンで対戦した。負けず嫌いの二人は熱戦を繰り広げた。らんまは勝利をおさめクレーンゲームで大きな熊のぬいぐるみをリクエストして葵にとらせた。
その後罰ゲームとしてスイーツを奢らせ服やアクセサリーを買わせた。
らんまは自分がデートを心から楽しんでいることがまだわかっていなかった。
そして夕方、葵に送ってもらって夕闇の中、閉ざされた天道家の門で二人は向かい合っていた。
338: 2016/05/29(日)14:30 ID:7jITvmgj(5/8) AAS
来週また会おうと約束をした。
そして
らんま「へっへー、今日は俺様の勝ちだな。」無邪気な屈託のない笑顔で勝ち誇った。小さいくせに胸をはっている様は、とても可愛らしかった。
葵「ああ、そうだな。今日は俺の負けだ。俺にとってこんな風にともに過ごせる女は、お前が初めてだよ」
らんま「だーかーら。俺はおと…」
葵はらんまは抱きしめ「女だよ。お前は俺にとって、たった一人のな」
らんまは恍惚感に襲われ二人はキスをした。
葵は、またなと言って去っていき、心奪われたらんまは、ずっとそれを見ていた。
ようやくハッとしたらんまが下唇を撫で、門に入ったのは夕陽が沈んだ後だった。
339: 2016/05/29(日)18:08 ID:7jITvmgj(6/8) AAS
らんま「…ただいま…」らんまは静かに帰宅した。
かすみ「おかえりなさい。後20分ぐらいで、お夕飯できますよー」
らんま「…うん…」
なびき「おかえりー、デートどうだった?」
らんま「…うん…」
あかね「…おかえり…」
らんま「…うん…」
らんまは日本間にそそくさと入っていた。そして戸を閉めるなり荷物をほおり葵にもらった熊のぬいぐるみを抱きしめ「ああああ」と声をあげ転げ回った。
(キスしちまった、キスしちまった、キスしちまった、なんで、なんで?!避けることもできた。後でぶっ飛ばすこともできたのに!)
そしてまた、唇を指でなぞり再び転げ回った。キャーキャー言いながら、
省2
340(1): 2016/05/29(日)19:48 ID:7jITvmgj(7/8) AAS
らんまは週一、二回のデートを繰り返した。その度に日本間は葵の贈り物によって女の子らしい部屋に変わっていった。服にアクセサリー、ぬいぐるみに化粧品で部屋が溢れ、極めつけはranmaのネームプレートが扉に飾り付けられた。
らんまは、次第におしゃべりになり女の子と女子トークをする様になった。
そして、いつからかデートのプランを
らんま本人は葵への愚痴のつもりの惚気話を、よりにもよってシャンプー右京、あかねに繰り広げた。
時折悲しい顔する彼女達にらんまは気付かなかった。もはや、彼女達を女友達いや同性の親友としか、らんまは認識できなくなっていた。
らんまは、もう葵しか目に入らなくなっていた。
らんまは、いつしかこんな日々が、ずっと続けば良いのにと思うようになった。
らんまは女の子として約一ヶ月間幸せに過ごした。
そして、一ヶ月がのこり二日になった。おそらく今日が最後のデート。
341: 2016/05/29(日)20:34 ID:7jITvmgj(8/8) AAS
あとがき
思ったより長くなってしまった上エロパロなのに、なかなかエロに突入できなくてゴメン。
やっぱりノーマル気味に、らんまを嫁に出すと他の女の子がかわいそうなことになるな。
俺、らんまに女の子で、いてほしいけど女の子は全員幸せにしたいんだ。
ぶっちゃけ野郎は乱馬含め、どうでもよい。
次はらんま、あかね、シャンプー、右京全員、恋愛成就、花嫁にする。代わりに全員ド変態化させます。
342: 2016/06/03(金)21:29 ID:yGy16lAt(1) AAS
>>340
らんまは緊張していた明日があの日から一ヶ月そして今日は最後のデート。プロポーズは、おそらくデートの若かれ際。
その返事の時に奴を右拳でぶっ飛ばせばいい。そうすれば俺は男に戻れる。でも、そうしたら奴の許嫁じゃなくなる、奴のお嫁さんにも…バカ!俺は何考えているんだ。らんまは頭を振り玄関へ向かいデートに出掛けようとした。
あかね「らんま、今夜は戻って来るよね?」
らんま「何言ってやがる。見てろ。帰ってきたら男になっているからな。待ってな。へへ」
そして彼女は出掛けた。そして彼女は涙を流した。
343: 2016/06/04(土)08:33 ID:lKYIIFtn(1/10) AAS
葵とらんまはデートの昼食の後にデザート食べながら話した。
らんま「へー。オメーも苦労してるんだな。」
葵「ああ、この呪いは俺から出る強力フェロモンのせいなんだ。俺に惹かれ近づいてくる女は腐るほどいた。身体を開いてくる奴。フ、そういえば妙な新体操女が襲いかかってきたことがあったな。」
らんま(小太刀だな。あのアマ、俺の男に…違う!違う!どうした?俺?)
首を振るらんま。どうした?と聞かれ何でもない。話を続けてくれ。と言った。
葵「俺は、うんざりしていた。俺に簡単になびく、あるいは俺に媚び諂う女たちに。だが、俺は、そんな時に貴様と出会ったんだ。」
らんま「えっ!?」ドクン‼
344: 2016/06/04(土)09:43 ID:lKYIIFtn(2/10) AAS
葵「正直、最初は、どこか遊びな所があったよ。けどもう俺にとって女は貴様だけだよ。」
らんま「バッ、バッカやろ。俺は男だ!他に女なんて選り取りみどりなのに、俺だけをみるなんて」
らんま「それじゃ俺、俺は…」
葵は、唐突に人差し指でらんまの言葉を遮った。
葵「なぁ、夕食は俺の家に来ないか?俺マンションで一人暮らしなんだ」
345: 2016/06/04(土)12:14 ID:lKYIIFtn(3/10) AAS
らんま「な、何。いきなりテメー何考えてやがる。」
葵「とても大事な話がしたいんだ。夕食の材料は、これから買いに行こう。」
らんまは思わず素直に「うん」と答えてしまった。
らんまは、もう葵から離れなくなっていた。
買い物をする二人はカップルというより、もはや新婚さんだった。
夕食の材料を持ち二人は葵のマンションに向かった。いわゆる高級マンションだった。
とても広かったが広すぎて一人暮らしには寂しい。
「ひゃー広えーな」とらんまは葵の部屋へ上がった。そして、扉はガチャリと閉められた。扉は次の日の朝まで開くことは、なかった。
346: 2016/06/04(土)14:46 ID:lKYIIFtn(4/10) AAS
らんまと葵は夕食を用意した。しかし、葵は、とても大雑把で手先は、あまり器用ではなかった。
らんまは思わず貸せ、俺がやると言って料理を全部仕上げてしまった。
その様は新妻のそれであった。
その日の夕食はとても楽しかった。洗い物を終えおしゃべりをしていると高校卒業の後の進路の話になった。
それは夕陽が沈む少し前だった。
らんま「呪いを解くためオヤジと修業を兼ねて中国に旅立とうと考えてる」
葵「らんま、オヤジさんとじゃなく俺と別の旅立ちにでないか?」
らんまの鼓動は高なり熱に襲われ沈黙が数秒続いた。
347: 2016/06/04(土)16:38 ID:lKYIIFtn(5/10) AAS
らんま「お前、マジかよ」
葵「ああ、マジだ。」
葵「早乙女らんま、俺の花嫁になってくれ。女になれて良かったと思える幸せを俺の命と人生で実現させる。俺の女は貴様一人だ」
ついに来た。奴は俺に膝まずいて指輪をだしている。さあ、後はぶん殴るだけだ。
らんま「眼を閉じて歯をくいしばれ」
らんまは奴に近づき、やがて意を決すると葵に最高の必殺技を見舞った。
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