[過去ログ] 【女体化】TS系小説総合スレ【男体化】8話目 (1002レス)
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6: ◆YOLph2yTEI 2012/05/31(木)10:17 ID:4feQy5IC(1/11) AAS
>>1


そして保守代わりに一本投下

【ご注意点】
・ファンタジー/魔法でTS
・陵辱、モブ姦メインで調教もあるよ
・堕ちEND
・全部で9レスくらい

駄目そうだったらトリでNGよろしくです
途中で不自然に途切れてたら多分連投規制に引っかかったせい
7: succubusの夜 1/9  ◆YOLph2yTEI 2012/05/31(木)10:20 ID:4feQy5IC(2/11) AAS
 ヴァルナー・テルスはたった今、己が唱えたばかりの呪文に言い知れぬ不安を覚えた。

 アウグスト高等魔術学院の二年次、召喚学の実習授業にて呼び出される「もの」は基本的に、
低位の元素霊――火精【サラマンダー】や風精【シルフ】などに限られる。
 この授業を受ける段階にある魔術師の卵たちの魔力量、そして技量で取り扱える程度のそれらは
召喚陣と呪文さえ適切ならば難なくこの世に姿を現し、比較的従順に幼い術師たちと使い魔たる
契約を取り交わす。仮に、幾らか自然界で育ちすぎた大物が引っかかることが稀にあったとしても、
召喚者の立つ魔法陣が予め備える防御結界や、傍らで監督を務める教師がそれらの暴走から
申し分なく守ってくれるはずだった。
 そう、術式さえ間違っていなければ。

 ヴァルナーはこの魔術学院内での席次としては中の下、下の上に限りなく近いあたりにいる。
省37
8: succubusの夜 2/9  ◆YOLph2yTEI 2012/05/31(木)10:25 ID:4feQy5IC(3/11) AAS
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「……おい、テルス!」
 学び舎の回廊に小さくも険を含んだ声が響き、同時に小柄な少年の体がぐいと腕を引かれて横様によろめく。

 召喚学実習で起きた事故から一夜が明けた今日、平素の通り午前中の授業に出席しようとしていた
ヴァルナー・テルスは三人の同級生になかば引きずられるようにして、一階下の鉱石学資料室へと連れ込まれた。
「召喚学の教科書、持ってるだろ? 出せよ。護符もさ」
 昨日の授業で失敗した理由を調べてやる、と親切ごかした言葉を並べる彼らへヴァルナーはちらりと
軽蔑の視線を投げる。
 今朝の間に、寄宿舎で同室の者から見せてもらったテキスト及び護符と自分のそれとを見比べ、
問題の呪文の一小節と修飾辞二つ、護符の一区画のシンボルが巧妙に書き換えられていることには
省30
9: succubusの夜 3/9  ◆YOLph2yTEI 2012/05/31(木)10:28 ID:4feQy5IC(4/11) AAS
 重い吐息をこぼして、赤毛の少女は冷たい床から裸身を起こす。
 小さな採光窓から差し込む外の光は、既に午後もだいぶ過ぎただろう色をしていた。

 軽く頭を巡らせれば、床にくずおれるよう昏倒している同級生たちの姿が視界に入る。
 三人とも、好き勝手にヴァルナーの体を強姦し、射精した途端に意識を失った、そのままの姿だった。
「……っ、あ…」
 姿勢を変えた拍子に、両脚の間からこぽりと粘り気のある液体が流れ出る。
 己の愛液と混じった白濁の、床に零れ落ちた子種汁を指で掬い取った少女は不意にこみ上げる
衝動に駆られ、その汚液に塗れた己の指を口に含んだ。
「んん……ぁふ…」
省23
10: succubusの夜 4/9  ◆YOLph2yTEI 2012/05/31(木)10:32 ID:4feQy5IC(5/11) AAS
 ──あの日、ヴァルナー・テルスの身に何が起きたのか、それはこの魔術学院の中にあって
ヴァルナー本人以外には全く知られることは無かった。

 召喚学の授業が騒ぎにより中断を余儀なくされた後、念のため学院かかりつけの魔術医に
精密な検査を受け、とりあえずは由々しき問題など無いとの診断をもらったヴァルナーはそれでも、
きょう一日は安静にするようにと寄宿舎へ帰され、自室である四人部屋のベッドの中に
カーテンを閉め切って蹲っていた。
 身体はだいぶ疲れていたが、精神は軽い興奮状態にあったため、強いて目を瞑ったところで
眠りの女神の加護を得ることは難しい。
(あれは、何というモノだったのだろう?)
 召喚陣の中に現れた禍々しくも強大な魔力の塊。
省38
11: succubusの夜 5/9  ◆YOLph2yTEI 2012/05/31(木)10:37 ID:4feQy5IC(6/11) AAS
 同時に、苦痛にのたうつ肉体が、びくびくと跳ねる四肢が震えながら徐々に形状を変じていく。
痩せ細っていると言うほどではないが筋の浮いた手足はふっくらと脂肪を纏って瑞々しい肌に包まれ、
薄い胸部には柔らかな膨らみが盛り上がる。腰は引き締まってくびれ、尻は肉付きを増し、
赤褐色の巻き毛はふわりと伸びてシーツの上に波打った。
『ほう、なかなかどうして、美味そうに変わったな』
 満更でもなさげに喉の奥で笑いを鳴らした魔物はヴァルナーの胸から手を引き抜くと、いまや
弱々しく痙攣することしか出来なくなった獲物の喉元から股下まで、鋭い爪の先でつっ、と線を引く。
指に辿られた部分から、衣服が生き物のようにほどけて露わにされたその裸身は、完全に
元の姿からの変質を遂げていた。
 柔らかでいてほどよく弾力を具えた肉と、白く肌理の細かい皮膚で形作られた、童女の稚さを
省38
12: succubusの夜 6/9  ◆YOLph2yTEI 2012/05/31(木)10:41 ID:4feQy5IC(7/11) AAS
 それからもヴァルナーは半日と無駄にすることなく、学院内で「狩り」を行った。
 レストルームで、空き教室で、資料室で、教授の個人研究室で、魔術競技のクラブハウスで
次々に男を誘い、その肉体を差し出しては犯される。
 はじめの内は勝手がわからず、男たちの獣欲に為されるがままだった拙さもいつしかこなれ、
二日目には既に熟練の娼婦のごとき手管で複数の相手からも手際良く精を搾り取るまでになっていた。
『随分と楽しそうだな』
 足元の影から蛇のように現れた双角の魔物が、精気と魔力を奪われて昏倒する男子学生たちの
ただ中に白濁塗れで座り込んでいるヴァルナーへと、揶揄めいた言葉を投げる。
「……うん……」
 べたつく顔を拭って、精液で汚れた指や掌をじっくりと舐めしゃぶりながら、赤毛の少女は
省30
13: succubusの夜 7/9  ◆YOLph2yTEI 2012/05/31(木)10:46 ID:4feQy5IC(8/11) AAS
「──────!!」
 声無き叫びを嗄れた喉から放って、未成熟な肢体が過度の快感に跳ねた。
 少女はうつ伏せに床へ這い、腰だけを高々と掲げた姿勢で背後から身体の内側を暴かれている。
白く柔らかな尻房は両側から掴む手に大きく割り開かれ、その中心でひくつく窄まりには今、
長く肉厚な舌がねじ込まれていた。
 ざらりとした感触の魔物の舌は直腸の内壁をじっくりと舐め、唾液を擦り込みながら何かを探すよう
肉の道を辿る。
「ぃ…っ、ア!?」
 それは快楽よりも違和感ばかりの募るものだったが、不意に、舌先である一点をくすぐられた途端に
下腹の奥で灼熱が弾け、がくがくと腰が踊るのを止められなくなった。
省29
14: succubusの夜 8/9  ◆YOLph2yTEI 2012/05/31(木)10:51 ID:4feQy5IC(9/11) AAS
 室外からの干渉を封じる結界香と、ランプの中で灯芯が焦げる臭いがぬるく交じり合う部屋の中、
アウグスト高等魔術学院の教職員及び理事の面々は困惑と焦りに彩られた顔を突き合わせたまま、
はや数時間を徒に費やしている。

 ここ四日の間に学院内において発見された、何らかの霊・魔的傷害を負わされた被害者の数は
既に20名を越え、どころか今現在も増加しているのかもしれなかった。
 学生と教職員とを問わず、学内の各所から心神喪失状態で発見される彼らはみな共通して
体内の魔力が完全に底を尽き、同時に精気、生命力といったものまでも徹底的に奪われている。
医療魔術の手を尽くしたところでせいぜいが昏睡状態を維持する程度の効果しかなく、今後の回復、
ましてや魔術師としての活動などは、望みという言葉を口にするのももはや空しい。
 発見された被害者たちが共通して裸ないしは下半身を露出した姿であること、現場に明らかな
省36
15: succubusの夜 9/9  ◆YOLph2yTEI 2012/05/31(木)10:57 ID:4feQy5IC(10/11) AAS
 いつしか窓の外では猫の爪ほどの月が大きく傾いて、薄暗い部屋の中に蠢くものはただ独りの姿しかない。

「あはぁ…っ、みんなの精液でべたべた……すてき……」
 累々と倒れ伏した少年たちにはもはや何の興味も示さず、少女は妖艶に微笑んで、己の顔から首筋、
胸乳にこびりついた白濁を肌に塗りこめるよう手で拡げた。
 顔や胸元にとどまらず、その体は手も足も腹も背も、豊かな赤い髪まであらゆる場所が精で汚され、
両脚の間の二穴からは腹が膨らむほど注ぎ込まれた子種汁がだらだらと溢れこぼれている。
 凄惨極まるほどの凌辱を一身に受けながらもその表情は陶然と、快楽のみに彩られていた。
『満足か?』
 床に広がる影と汚濁の中から現われた双角の魔物が、男の欲望に塗れ尽くしたヴァルナーを
省44
16
(1): ◆YOLph2yTEI 2012/05/31(木)11:05 ID:4feQy5IC(11/11) AAS
投下終了です、お粗末さまでした。

ところで2スレくらい前に前編だけ投下して放置している「皆上将之の災難」ですが
後編になるはずだったパートがやたらと増量してしまって中編と後編に更に分かれ、
しかもエロらしいエロが消滅してるせいでエロパロ板に投下するのが憚られる代物と
なってしまいましたため、そのうち自前の保管庫用ブログに前編と合わせて収納する予定です。

1年以上経ってからのご報告ですみませんでした。
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