[過去ログ] 【女体化】TS系小説総合スレ【男体化】8話目 (1002レス)
前次1-
抽出解除 必死チェッカー(本家) (べ) レス栞 あぼーん

このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
次スレ検索 歴削→次スレ 栞削→次スレ 過去ログメニュー
396
(16): 2013/06/24(月)22:25 ID:mbkVWzXV(1/17) AAS
思い付きで書いたんだけどエロ要素があんまりない上にすごく長くなった。
これでも一応削ったほうなんで勘弁して
397: 396 2013/06/24(月)22:28 ID:mbkVWzXV(2/17) AAS
「お父さん転生したから」
父の遺影の前で手を合わせていた俺の背後に、一人の女の子が現れてそう言い放った。
「えっと・・・?」
そう言い返すのがやっとだった。謎の少女はまるで出来の悪い生徒に説明する教師のような口ぶりで先ほどと同じ旨の台詞を言う。
「だからね、お父さん……転生しちゃった」
(子供出来ちゃったみたいな言い方するなよ・・・)
俺は白い目でその少女を見る。年齢は俺と同じで16歳くらいだろうか、童顔なのでもしかしたらそれよりも高いかもしれない。
「えと・・・?」
考えがまとまらず、とりあえずそう言ってみる。
「だからさー、俺。お父さん。」
省10
398: 396 2013/06/24(月)22:33 ID:mbkVWzXV(3/17) AAS
―――ああ、これは子供の時の記憶か。公園で遊ぶ俺と父さんか。ハハ、懐かしいなぁ、俺と父さんが遊んでるあの公園、もう無くなっちゃったんだよなぁ。ん、何の会話してるんだ?
「……!」
「……?」
「……、……」
「! ……」
「……、……」
「!? ……!!」
「……」
「…… !! ……!!!……!!!!」
「!?っ ……!!!」
省8
399: 396 2013/06/24(月)22:33 ID:mbkVWzXV(4/17) AAS
俺を何とか放り投げて、父さんは死んだんだった。その時の傷がまだ俺の身体には刻まれているけど、俺はその傷を嫌だなんて思ったことは一度もない。だってそれは、父さんが俺に残してくれたモンだからな。
例え死んじまっても父さんは、父さんの意思は俺の左腕に刻まれてるんだ。

「おお! 目が覚めたか、息子よ」
視界の入る先ほどの少女。ここは・・・俺の部屋か。
「で、お前・・・何でここにいるんだ」
「なんでって、俺こそお前のお父さ・・…」
「ああ、もうそういうのいいから」
ゆっくりと起き上がる。なんだか体がふわふわしてる。心配そうに声をかける少女。ああ、なんか鬱陶しいな。ここはひとつ、きつく言ってやるか。
「お前、警察呼ぶ前にさっさとここから消えろ」
「なっ!貴様一体夢の中で何を見てきたんだ!」
省11
400: 396 2013/06/24(月)22:43 ID:mbkVWzXV(5/17) AAS
「……だよ」
「は?」
口元がかすかに動いた気がした。聞き返すと少女は真っ赤になって大きく口を開く。
「き、聞き返すなよ!恥ずかしい」
恥ずかし奈良初めから言わなけりゃいいのに。・・・しかし、あれだな。不法侵入女のくせして相当かわいいじゃないか。
長い黒髪、くりくりとした可愛らしい瞳、プルプルと柔らかそうな唇、透き通るように白い肌(今は紅葉したように真っ赤だが)、身長は俺よりも20センチ近く低いのに出るとこは出ている女らしい体つき。正直、相当好みだ
「!!」
俺は身体を大きく震わせた。
「お、お前」
「仕方ない、強硬手段にでるぞ」
省7
401: 396 2013/06/24(月)22:44 ID:mbkVWzXV(6/17) AAS
―――時計を見ると、この女とやり始めて数時間が立っていた。俺の横で気持ちよさそうに眠る女は自らの名を「優子」となのった。

一体何回やったのだろうか?記憶にない。ただ、掌にはしっかりと優子の柔らかな肌の感触が残っていた。
「D・・・いや、Eか?」
真剣な顔で考察する。築けば優子は全裸だった。来ていた真っ白なワンピースは俺が破ったのだろうか、びりびりに破れたただの白い布と化していた。
「Fだ。奮発したんだぞ」
「うおぉっ!」
向くりとベッドの上で上体を起こした優子が言う。
「まぁ、あれだ。俺とここまでやったんだから、や以後まで話しを聞いてくれるよな?」
半ば脅すような口調で優子が言う。一瞬にして押し寄せる罪悪感と恐怖、俺はゆっくりと頷いた。

「―――つまり、お前は本当に俺の父さんなんだな?」
省11
402: 396 2013/06/24(月)22:45 ID:mbkVWzXV(7/17) AAS
うーん、難しい。けど、やっちまったのは事実だし。
「颯太」
悩んでいるところに声をかけられる。考え事を中断されるの嫌いなんだけどな。
「何?」
「俺のことは優子って呼んでくれて構わん。父親扱いもしなくていい。」
「・・・そうか」
「ああ、だから……お前の……」
「ん?」
「お前の・・・」
え?え?ちょっとまってちょっとまって。お前俺の父なんだよな?男なんだよな?何でそんなに可愛いしぐさでもじもじしてるの?何でそんなに顔赤いの?リンゴなの?
省17
403: 396 2013/06/24(月)22:45 ID:mbkVWzXV(8/17) AAS
「これから俺は女の子らしく振舞う。そうすれば『お前を好き』という気持ちが純白の魂に書き込まれる。そして次第に純白の魂は成長していき、新しい魂『優子』が生まれる」
「つまり?」
「俺は優子が生まれるまでの代役みたいのもんさ」
「・・・そうか」
これから父さんと(少女の姿だけど)会えるかと思ったのにな。
「そんなさびしそうな顔をするなよ。約束したじゃないか」
「ああ、うん。でも、その約束の内容が思い出せないんだ」
「ははは、なんせ俺が・・・わ、ワタクシがシんだヒでありますからね」
は?どうしたんだ急に
「い、いや、言葉使いにも気を付けなくちゃと思ってだな・・・」
省12
404: 396 2013/06/24(月)22:46 ID:mbkVWzXV(9/17) AAS
「しっかし、あれから3か月かー。私たちの関係に騒ぐ人も減ったし、お母さんとお父さん(の遺影)へのも済ませたし、あとは優子の人格が完璧に自立すればいう事ないね!」
優子が微笑む。頬に着いた米粒をとって、それを俺の口に運ぶ。
「え!?ヤダ、ついてた?」
「うん、かわいかった」
「かっ・・・! そういうんじゃないでしょ!ついてたんだったら言ってよ、もぉー」
「わりぃわりぃ」
「あー、反省してないなー」
「ばれた?」
「もうっ」
頬を膨らませむくれる優子。ああ、可愛い。可愛いなぁ・・・・キス、しちゃおう。
省17
405: 396 2013/06/24(月)22:47 ID:mbkVWzXV(10/17) AAS
「安心してください。そんな気はありませんから。ただちょっと、お父様……源次郎様のことで少し場からお話がありまして」
「父さん?」
「そっか、おっけー。じゃあいいよ。でも、それって・・・」
「ええ、あなたがいてはダメな話です」
「・・・仲間外れ」
リスのように頬を膨らます優子。うん、可愛い。
「ほら、見とれてないで。早く来なさいエロ太・・・颯太様」
「おい、今のわざとだろ」
「失礼、噛みました」
絶対嘘だ・・・・。
省12
406: 396 2013/06/24(月)22:48 ID:mbkVWzXV(11/17) AAS
「マジです。大マジのマジ。本気と書いてマジと読」
「もういい。で、なんで父さんは消えるんだ?」
「お父様が下界に降りてくるのを神様が止めたこと、ご存知ですよね?」
「ああ、知ってる。なんでも父さんの元々の身体は天使たちから見ても…」
「違います。・・いえ、それもあるのですが。違います。神様がお父様を引き留めた本当の理由・・・」
「本当の・・・理由?」
「え、口止めされてましたけど、一応言いますよ。」
「おう、頼む」
いつになく真剣な表情で俺たちは会話をする。ルーちゃんも今日はやけにシリアスモードだ。いつも和菓子を食べながら昼どらを見るルーちゃんからは想像もできないくらいに。いつもスーパーで割引商品を狙う姿からは想像も
「もういいです。本題に移りますよ」
省11
407: 396 2013/06/24(月)22:49 ID:mbkVWzXV(12/17) AAS
「マジです。大マジのマジ。本気と書いてマジと読」
「もういい。で、なんで父さんは消えるんだ?」
「お父様が下界に降りてくるのを神様が止めたこと、ご存知ですよね?」
「ああ、知ってる。なんでも父さんの元々の身体は天使たちから見ても…」
「違います。・・いえ、それもあるのですが。違います。神様がお父様を引き留めた本当の理由・・・」
「本当の・・・理由?」
「え、口止めされてましたけど、一応言いますよ。」
「おう、頼む」
いつになく真剣な表情で俺たちは会話をする。ルーちゃんも今日はやけにシリアスモードだ。いつも和菓子を食べながら昼どらを見るルーちゃんからは想像もできないくらいに。いつもスーパーで割引商品を狙う姿からは想像も
「もういいです。本題に移りますよ」
省11
408: 396 2013/06/24(月)22:50 ID:mbkVWzXV(13/17) AAS
「言ったでしょう、すべての天点を消費して下界に来たと。天点を全く持たない者は輪廻の輪にすら入れず、消滅するのです。あのブッタも、人々の幸せを祈るために数千人分はあろう自らの天点をこの世に残しまし、輪廻の輪から外れました。」
「・・・」
「残念ですが、源次郎様が選んだ道です。伝えるなと言われましたが、それでも、伝えるべきだと思い、不肖私(ワタクシ)・・・お伝えしました」
「・・・そうか、ありがとう」
父さんの選んだ道か・・・。
「ルーちゃん、一つだけ頼みがある。」
真剣な表情で言う。ルーちゃん、頼むぜ。この前かしたDVDの借り、返してもらって名からな。
「ええ、いいでしょう」
にこりと笑ってルーちゃんが頷く。こんなかわいい顔して神様殺そうなんて企てるとは・・・・恐ろしいね。
「余計なことは考えなくて結構です。」
省12
409: 396 2013/06/24(月)22:51 ID:mbkVWzXV(14/17) AAS
――翌日、優子の部屋にて
「さて、優子様には少々眠ってもらっている。」
「ああ、ありがと」
「そして、颯太様にも眠ってもらいます」
え?・・・・え!?あ、なんかい意識が遠く・・・。

「さて、さぁ、起きてください源次郎様。お別れの挨拶ですよ。」
「ん・・・ん!?」
「お話ししましたよ、あなたのこと」
「余計なマネしよって・・・」
省33
410: 2013/06/24(月)22:51 ID:mbkVWzXV(15/17) AAS
「は?ついに全ての頭の螺子がすっ飛んだのか?」
「失礼な!一本も外れちゃいませんよ」
「つまり元からポンコツか」
いつもの調子の口調で話すが、むなしさがぬぐえない。そんな俺の心情を察したか(つーかコイツ、心が読めるけど)、ルーちゃんはニコリと笑った。

「大丈夫!神様、なかなか粋なまねをしました。」
「粋なマネ?」
「えぇ、『優子の前身』として過ごした時代に稼いだ、ほんの僅かな天点は源次郎さんに加算されました。勿論、それだけで輪廻の輪には加われませんが。神様は、源次郎さんに天使として、ある仕事を託しました。」
「ある・・・仕事?」
「ええ、その仕事には私も同伴です。」
「は?」
省10
411: 396 2013/06/24(月)22:52 ID:mbkVWzXV(16/17) AAS
・・・ん?
「記憶、消しますよ。颯太様の。」
「あー・・・なんで?」
「死人でも天使でもない颯太様がこのことをずっと覚えておくことはできませんから。」
「そういうことだ」
父さんまで・・・。はぁ、・・・そういう事かい。
「オッケ、んじゃぁ・・・優子も?」
「ええ、忘れますよ。記憶は周辺の人も含めて都合よく書き換えられます。」
そうか、そうなのか、・・・残念だな。
「・・・大丈夫ですよ。颯太様が忘れても私たちは覚えていますから。」
省26
412: 396 2013/06/24(月)22:57 ID:mbkVWzXV(17/17) AAS
以上です 長くて済みません
途中2回登校したり、誤字多かったりするけど見逃してください
前次1-
スレ情報 赤レス抽出 画像レス抽出 歴の未読スレ AAサムネイル

ぬこの手 ぬこTOP 2.104s*