[過去ログ] ニセコイでエロパロ Part2 (1001レス)
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91: 2012/10/19(金)21:03 ID:HSb2kh3G(20/40) AAS
「うれしい」
自分だけが見られる笑顔。化粧は落ちてしまっていたが、この瞬間の照れ笑いを浮かべる彼
女の顔は、きっとこの先も忘れられないと思った。
「小咲の気持ち、もう一度聞いてもいいか?」
小咲を見ていると、小咲からもあの言葉が聞きたくてしょうがなかった。何の疑いもなく、聞かせてくれると思っていた。
「…だめ」
「え…?」
予想外の答えに言葉を失う。呆然とするというのは、多分こういうことを言うのだろう。
「女の子を不安にさせて泣かせるような男の子には言ってあげない」
「うっ…」
そこを突かれると痛い。確かに最初に好きな人を聞かれたときにすぐ答えていれば、小咲を
不安にさせることはなかっただろう。
「私の気持ちも、わかってくれた?」
「すまん」
声は拗ねているように聞こえるのに、顔には意地悪そうな笑みが浮かんでいた。
「どうしようかな…」
遊ばれているのだとわかるのだが、もどかしさはどうしようもなかった。
「やっぱり、許してあげない」
「なっ…!」
そう言った小咲の雰囲気はまさに小悪魔的だった。おもちゃを弄ぶときの目でこちらを見つ
められる。
「このシャンパン飲ませてくれたら、許してあげる」
小咲は顔を赤らめ、テーブルの脇にあったミニボトルを指差す。なんだかよく意味がわから
なかったが、それだけならと思って、とりあえずグラスを取りにいこうと立ち上がる。
「…?」
なぜか袖をぐっとつかまれる。グラスを取りにいくと伝えても同じだった。
「シャンパン、飲ませてもらいたいな」
小咲の声は恥ずかしさを押し隠そうとしているように聞こえた。
「(まさか…そういうことか?)」
「飲みたい」でなく「飲ませてもらいたい」意味するところは一つだろう。ボトルのラベル
をはがし、コルクを抜く。ぬるくなっていたので一瞬にして泡が吹き出し始めた。しばらく
それを見つめる。テーブルにこぼれる量は大したことなく、すぐに液面が静止する。覚悟を
決めるのは、それだけの時間があればよかった。直接口をつけて中身を少し含み、なにも考
えずに小咲に顔を近づける。
「…っ!」
肩に手を置くと、小咲はもう目を閉じていた。体がピクッと強張るのを感じる。目を閉じて
唇が触れるのと同時に舌を差し込む。
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