[過去ログ] 女性上位で優しく愛撫される小説ver9 (1002レス)
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505: 先輩との話2 2021/04/03(土)00:31 ID:g+oTsQTa(5/7) AAS
「どうしたんですか?」思い切って尋ねてみる。
「困ってるのよ」
「何にですか?」
「分からない?」ドスの聞いた声。「あなたへの対処よ」
「僕を職員室に突き出さないんですか?」
「そんな事しないわよ」
意外な言葉。あっけらかんとした口調で、先輩は僕が思っているより、傷付いていないのかと錯覚しそうになる。
「何でです?」
「この時期にトラブルは困るわ」
先輩はため息をついて話を始める。なんでも先輩はスポーツ推薦で進学が決まりかかっているらしい。
ところが今回の事件が起き、事の詳細を話せば、先輩も不届きな行いをしたとして、推薦が取り消されてしまうかもしれない。
かと言って自分の自慰行為を覗いた相手を見逃す気もないとの事だった。

「誰にも言いません」
「信じられない」
勢いこんで言った僕の言葉は即座に否定される。
「言う相手がいません。あの先輩が体育倉庫でシてた、なんて言って誰が信じます?暑さにやられたか、とか言われるに決まってます」
「あの先輩って、アタシってどんな評判なのよ?」先輩は怪訝な顔をする。
「なんて言うか、その」僕は言葉に詰まった。ヤリたい女としての人気No. 1なんて口が裂けても言えない。
「とにかく人気者です」
「へえ」先輩は特に関心した様子もなかった。と、突然自分の胸元に手をやった。「それはおっぱいが大きいから?」
僕はしどろもどろとしながら、「そ、それも含めて」と取り繕った。
先輩は満更でもなさそうな口調で「うまい返しね」と言った。

先程の僕の言葉が功を奏したようで、先輩は初めて柔らかい表情を見せてくれた。
「そんなにいいもんでもないんだけどね。肩疲れるし、動くと痛いし」と肩を回しながら言う。ノースリーブのユニフォームから脇がチラリと見えて僕はどぎまぎしてしまう。
「お、お察しします」
こうして向き合っていると目のやり場に困る。僕の視線に気付いていそうな気がするのに、随分自然に振る舞うなと思った。それとも既に痴態を見られた後なので、開き直っているのか。
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