[過去ログ]
女性上位で優しく愛撫される小説ver9 (1002レス)
女性上位で優しく愛撫される小説ver9 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1356823465/
上
下
前次
1-
新
通常表示
512バイト分割
レス栞
抽出解除
必死チェッカー(本家)
(べ)
レス栞
あぼーん
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
次スレ検索
歴削→次スレ
栞削→次スレ
過去ログメニュー
267: 名無しさん@ピンキー [sage] 2014/04/29(火) 19:36:07.82 ID:7FzJVaiU おお、素晴らしい! いいですねえ、年上のお姉さんに抜いてもらうって、 想像するだけでゾクゾクするような快感がありますな。 それにしても「お気に入りのスレッドがまた盛り上がることを祈って」ですか。 激しく同意を示します。いや、盛り上がって欲しいものですね。 ――さて。 だったら私も、行きますか。 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1356823465/267
268: 冒険者の献愛1 [sage] 2014/04/29(火) 19:42:13.44 ID:7FzJVaiU 「さて、と……」 いつもの通り宿屋に入り、いつもの通り荷物を置いて、いつもの通り中身の物資をチェックする。 ベルドはその中から紙を一枚取り出すと、前の町からやってきたときに使ったものと、次の町までの距離をざっと計算し、補充する物品等を決めた。紙が一枚無駄になるが、うっかり忘れてて死ぬよりは何十倍とマシである。 いつもはいい加減なベルドであっても、こういうときの本気度は凄い。真剣そのものの眼差しで、妥協を一切許さない。冒険において手抜きはそれこそ命取りに直結することを、ベルドはよく知っているのだ。 「一週間……いや、多めに見積もって十日分いくか」 冒険用品は多種多様なものがあるが、その中でも特に保存食の残量は事細かに確認する。流れ流れる冒険者にとって、食糧の残りは死活問題だ。なくなったからといって必ずその場で手に入るとも限らない。 もっとも、どこぞの侍のように砂漠やら火山やら断崖絶壁やらに行きまくっている趣味もないのだが、ともすれ食料だけはしっかりしておかねばならなかった。 「よし、ヒオリ。今回もまた、補充物資を見立ててごらん」 「えーっと……」 ベルドは自分の分だけでなく、仲間にして自分のお嫁さんである、ヒオリの荷物も見立てていた。何を隠そう、『冒険者』としては、ベルドはヒオリよりも何年も先輩なのである。 とはいえ、全部自分で見立ててもヒオリのためにはならないので、見立て自体は手伝いにとどめ、後はちょくちょく問題を出して、考えさせて教えていた。 対するヒオリも真剣に考えて真剣に答えを出してくれ、真剣に勉強してくれるのだから教えがいもあるってものだ。腕を組んで考える姿は、可愛らしさの中にも『女』の表情が隠れていて、ベルドは思わず視線を逸らす。やがてヒオリは、慎重にそれの答えを出した。 「ええっと、保存食がとりあえず二週間分、楔もこの前大分使っちゃったから、二十本ぐらいは補給したほうがいいのかな。後は、松明が五本と獣避けの鈴が十個、小型ハンマーを一個と油を一袋分……ぐらい、かな……?」 末尾に自信がなさげだが、それが彼女の答えであるか。そういえば、小型ハンマーはこの前欠けてしまったんだ。自分も忘れていた部分に気がつくほどに鍛えられたヒオリの観察眼に喜びつつ、ベルドはよしと頷いた。 「強いて言うなら、保存食は十日でいい。それ以外は完全に合格だな」 「え、そ、そうかな?」 「おう。特に小型ハンマーなんて、俺だって忘れてた。やるじゃねえの、ヒオリ」 「え、えへへ……」 にへらと嬉しそうに笑うヒオリに、ベルドも頬が緩むのを感じる。ヒオリはそのまま擦り寄ってくると、いつもの通りおねだりした。 「ね。ご褒美」 「はいはい」 ……と、言ってはいるが、別に怪しい意味ではない。ヒオリが要求するのは別段エロい意味ではなく、単に頭を撫でてくれと言っているだけの話である。 ヒオリの体を抱き寄せて、ベルドはそのまま頭を撫でる。もともとの過去が過去だったからか、ヒオリはこうされるのが大好きだった。その頬をさらに緩ませたまま、ヒオリはベルドに頬擦りしてくる。 「やれやれ。全く、甘えんぼさんだな」 「うにぃ」 ちょっぴり苦笑するそんなベルドに、ヒオリは甘えた声を上げる。 超一流の実力を持っている魔術師なのに、甘えんぼさんで寂しがり屋さんでヤキモチ焼き屋さん。恋人同士だったときから甲斐甲斐しく自分に尽くしてくれ、プロポーズしたら大泣きしながら快諾され、前にもましてべったりになったそんな彼女が、可愛くて愛しくて仕方ない。 「ベルド、あたま。……あたまぁ……」 「うん、よしよし……」 そんな、冒険者の穏やかな夜は……ただ、静かに更けていった。 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1356823465/268
269: 冒険者の献愛2 [sage] 2014/04/29(火) 19:44:00.65 ID:7FzJVaiU 真っ暗だった。 部屋の中は真っ暗で、ボクはどたばたと抵抗する。 ボクの両腕を掴むのは、嗜虐的な笑みを浮かべる男が二人。 「暴れんじゃねえよ、奴隷風情が!」 「――――っ!!」 なんで、こいつらはボクの身分を知っているのだろう。身を縮こませてしまったボクは、そのまま男に突き飛ばされる。 しりもちをついた先を見ると、いつの間にやらベッドの上。男二人は、脂ぎった目で自分を見ている。 「あ、ぅぁ……」 本能的に恐怖を呼び覚まされるが、体は全然動かない。かたかたと震えるボクの体を押さえつけるように、男は一斉にのしかかってきた。両手両足を拘束されて、瞬く間に衣服を引き破ら―― http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1356823465/269
270: 冒険者の献愛3 [sage] 2014/04/29(火) 19:44:56.45 ID:7FzJVaiU 「――づえぇいりゃあぁっ!」 気合の声と共に、その男が吹っ飛んだ。残った男も、不意を撃たれたようにそいつを見ている。そいつは……ううん、「彼」は…… 「ベルド……!」 「……悪い。遅くなった」 「お、遅いよ……遅すぎる、よおぉ……」 ……ボクの、ボクだけの旦那様。 ベルド・エルビウムだった。何だてめえはと凄む男に、ベルドは苛立たしげに返す。 「うっせぇな。てめえこそ、人の嫁さんに何してくれる」 「あぁ? てめえが、こいつの旦那だぁ? わけの分かんねえこと言ってんじゃ――」 ごぶっ、と。不意打ちを食らった男は、胃液を吐き出して吹っ飛んだ。凄んでいる最中に、ベルドが先制攻撃をかけて吹っ飛ばしたのだ。 「…………」 そのまま、ベルドは男二人をあっという間に戦闘不能に叩き落とす。命乞いをする男から財布を盗んで許す辺り、ある意味ベルドといえばベルドらしい。 「けっ」 男が惨めに逃げ去って、ベルドは唇の端を釣り上げる。そのまま、ボクのほうに振り返って、大丈夫かと聞いてきた。 「う、うん……大丈、夫……」 怖かった。 すっごく、怖かった。 でも、ベルドがやってきたら、一瞬で安心してしまった。 ベルドに抱きついて、恐怖を避けるように顔を埋める。ベルドの大きな手が、ボクの頭を撫でてくれる。と、穏やかな気持ちで目を閉じたボクに、ベルドは「う」と呟いた。 「どしたの?」 「……すまん、ちょっと離れてくれ」 「え……?」 嫌だ。反射的に、そう思う。嫌われちゃったんじゃないかって、ちょっとだけ思う。でもベルドはそういうわけではなかったらしく、気まずそうに言ってきた。 「いや……そういうわけじゃ、ねえんだ。ただ、その姿を見て……ちょっと、不謹慎にも、欲情した」 「え」 「わり。あんな怖い思いした後だから、余計な傷付けるのもあれだし。つーわけで、ちょいと離れてくれると嬉しい」 しどろもどろにそう告げるベルドが、なんだかおかしくて。でも、気にしてくれるのが嬉しくて。ボクは頬を緩ませて、ベルドの体に抱きついた。 「お、おい!」 「いいよ」 「え……」 「いいよ、ベルド。ベルドなら、全然怖くないよ。だから、ね……」 ……我慢、しないで? そう言った瞬間、ベルドは抱き締める力をきつくして、そのままボクを押し倒してくる。息苦しさにちょっとだけ声を上げるも、ベルドはそのまま、ボクの服を荒々しく脱がせると―― http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1356823465/270
271: 冒険者の献愛4 [sage] 2014/04/29(火) 19:46:09.28 ID:7FzJVaiU 「…………」 目が覚めると、ベルドの腕の中だった。そういえば、今日は添い寝してもらったんだっけ。 それにしても、なんて夢を見ちゃったんだ……ちょっとだけ暗い気持ちになるけど、夢の中でも、ベルドは助けに来てくれた。もしも一人で寝ていたなら、多分、あの先もやられていたことだろう。 どうしよう。ボク、ベルドなしじゃ眠れなくなっちゃった。 ……もしかして迷惑をかけてるんじゃないかって思って、ボクはまた気持ちが暗くなる。と、そこまで考えたとき、抱きついてるベルドの下半身が、硬くなってたことに気付いた。 ――そういえば、夢の最後でも、ベルドに抱かれそうになったんだよね。 くすっと微笑んで、ベルドの顔を見つめてみる。少しだけ、苦しそうな寝顔だった。かたくなった下半身が押し当てられてて、少し圧迫されてたからだろう。 ――ふふ、してあげる。 寝ているベルドの寝巻きの間から、そっと左手を滑り込ませる。ベルドは激しくこすりたてられるより、優しく扱かれるのが好きだ。いつもなら耳元で色々囁いて興奮させてあげるんだけど、今は寝ているから意味が無い。 「ん、ぅ……」 足を軽く引くと、そのままベルドをこすり始める。いくらもしないうちにベルドは小さく眉を顰めて、もぞもぞと腰を動かし始めた。 寝ているからか、先走りの汁は出ない。でも、丁寧に扱かれているベルドはぴくぴくと反応して、苦しそうだ。起きてたらもうちょっと動くけど、寝てるからあんまり動かない。でも、腰だけは少し動いている。 少し、ゆっくりめに扱いてあげる。いきなり、早くしてあげる。先っぽを、集中的に責めてあげる。根元を、くりくりしてあげる。 ――夢の中でも、ボクにしてもらってるんじゃなかったら、承知しないんだから。 浮気されたら、大人しく身を引くしかないとは思ってる。でも、でも、やっぱりボクだけ見つめてて欲しい。ボクはもう、ベルドがいなければ生きられないのだ。 「んぅ、ぅ……」 先っぽが少しおっきくなった。何度か、びくびくって動いた。もう、出ちゃいそうなんだ。 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1356823465/271
272: 冒険者の献愛5 [sage] 2014/04/29(火) 19:47:09.20 ID:7FzJVaiU 「……オ……リ……」 ――あ、ちゃ〜んと、ボクなんだ。 反対側の手を先っぽに被せて、受け止める準備を整える。 ――いいよ、出して? 「ん……っ……」 ぐぅっと腰を少しだけ出して、熱い精液が吐き出される。いつか、赤ちゃんの出来る日に注いでもらって、いっぱい子供作るんだ。 零れないように気をつけながら、まずは迸るベルドの脈動を受け止める。そっと中から引き出すと、どろりとした感触と共に手の平には精液が溜まっていた。 ちゅるっと口に含んでから、もう一度ベルドのそこに手を触れる。まだ少しおっきいままで、先っぽには残りを滲ませている。 この残りを指で拭って、おちんちんの付け根から裏筋をぎゅぅ〜って一回なぞりあげる。こうすると、中に残っている精液が全部出てくるのだ。最後の一滴も指で拭って、そのまま口の中に入れる。 おいしくないけど、ベルドの愛情と欲望の塊だと思うと、ボクだけで感じてくれてボクだけで出してくれたのだと思うと、たまらなく愛しかった。 しばらく口の中で転がして、そっと飲み込む。手についたボクの唾は枕もとの桜紙で拭き取って、ボクはもう一度ベルドに思いっきり抱きついた。 「えへへ、ベルド。だぁいすき……」 ベルドの寝顔は、どこかすっきりして見えた。 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1356823465/272
273: 冒険者の献愛6 [sage] 2014/04/29(火) 19:49:03.82 ID:7FzJVaiU 「ふぁぁ……」 大あくびをして、ベルドはぐぅっと伸びをした。腕の中には、ぐっすりと眠っているヒオリがいる。 「…………」 まだ半分寝ているのか、ぼーっとしている表情である。いつもはカッコよくハンサムな(注・ヒオリ目線)ベルドであるが、こういったときには愛嬌のある顔ともいえる。しばらくの間そのままの体制のベルドだったが、やがて頭を抱え込んだ。 「……やべえ。すげーエロい夢見た……」 詳しくは覚えていないが、ヒオリに抱きしめられて手淫される夢。欲望が溜まったときにはよく抜いてもらっているからか、猛烈にリアルな内容だった。 「……いかん。俺、そんなに溜まってんのか……?」 とりあえず、夢精はなかった。さらにいえば、今日は朝の生理的な現象もない。数えてみれば三日は抜いていなかった気もするが、そのくらいの性欲はコントロールできると思っていたが…… 「すまん、ヒオリ。俺、最低だ……」 規則正しく上下する頭を一度だけ撫でて、ベルドはヒオリに謝罪する。触れる資格もないんじゃないかとか、ふとそんなことも考える。 「あーもう。こうなりゃ今日は罪滅ぼしだ。今日の依頼終わったら、ヒオリに好きなだけ甘えさせてやるか」 まあ、それに下心がないかといえば、必ずしもないとは言い切れないのが悲しいが。 だとしても、ヒオリはいつも、とてもとても嬉しそうに、自分に向かって甘えてくる。今日は思う存分甘えさせることで、彼女の喜ぶことをすることで、夢の中で汚した彼女への罪滅ぼしに代えるとしよう。 ベルドは知らない。 枕元にある、丸められている桜紙の意味を。 ヤキモチと束縛の裏にある、溺れるほどの愛情を。 そろそろ普段、ヒオリが目を覚ます時間だった。 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1356823465/273
274: 冒険者の献愛後書き [sage] 2014/04/29(火) 19:53:44.06 ID:7FzJVaiU 以上です。 今作の「献愛」は色々定義がありますが、 今回は多くの人に等しく愛情を与える「慈愛」の対義語として使っています。 まあ、たった一人のために捧げる愛情の意味で。 流れを切ってしまったならごめんなさい、ついでにエロ薄くてすみません、ほぼ小ネタ状態ですが、これにて。 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1356823465/274
上
下
前次
1-
新
書
関
写
板
覧
索
設
栞
歴
スレ情報
赤レス抽出
画像レス抽出
歴の未読スレ
AAサムネイル
Google検索
Wikipedia
ぬこの手
ぬこTOP
0.027s