[過去ログ] 淫魔・サキュバスとHなことをする小説 10体目 (533レス)
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504: 93マイル 2014/12/26(金)00:44 ID:qwhKaeTZ(8/8) AAS
 余韻を楽しみつつ、後始末をしていると、
「……それが私の中で出たらどんな感触がするんだろう」
「そんなに生でしたいんだったらピルでも処方してもらえ……ただ、身体は壊さないようにな……」
 さっき、中にちょうだい、とまで言われた時点で安全策は選ぶべきだと感じた。
 そこまでしないと心配でしょうがない。
「……うん……でも、嬉しかった……健二は優しいから……」
「お前は可愛かった」
 どこか怖かったけどな。それでも。
 そんなことを言い合いながら、俺たちは裸で抱き合ったまま眠りについた。
 ふたりの肌を覆うのは羽毛布団と毛布くらいのもの。翌日も休みだから許されるそんな幼い時代のことだった。
 
 そして、腰が抜けるような感触に襲われた。目が覚めると股の上にサキュバスが跨っていた。
 何となく分かったことは騎乗位で乗られたまま射精してしまったことだけ。
「お前……」
「幸せだな、お前の妻は……意外とお前の夢は具体的で面白い。
 そのまま見入ってしまったよ。まあ、こうして実際に頂いたわけだが。やはり現実で交わった方が私は好きだな。
 それに面白い味だ。選んで良かった……」
 まさか、あの初体験の夢を見られたのか。
「恥じ入るな。お前は男の割に上手くやっていた。まあ女が上手く、男を操縦しているところもあるな。
 やはり支配されたい願望があったんじゃないか?」
 言葉が詰まる。聖子に上手く誘導されて今の人生がある。
 聖子の理想の男になり百合にとっては理想の父親となっている。
 ある意味では自分の意志を上手い具合に誘導されている気がする。
 だが、それが不幸だとは少しも思わない。それが支配されているということか?
「自覚はしているようだな。ふふっ、とりあえず、今日はこれくらいで勘弁してやろう」
 そう言いながら、シャーリーは裸のまま布団に入ってくる。翼と角と尻尾は消した形で。
「……一緒に寝るのか?」
「大丈夫だ。いつでも起こしてやる。遅刻はさせない。しばらくは世話になるつもりだからな」
 しばらく。いつか百合がこの情事を目撃したらどうなるか。
「百合は私が起こさない限りは絶対に起きない。まあ、永遠に寝るわけじゃないから心配するな」
 しかし、先ほどから金縛りにあったように動けない。
「無意識な寝返りは返せるが意志の伴った行動は取れないぞ。大人しく寝ろ。明日に響く」
 仕事があることを思い出す。シャーリーの言う通りだった。
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今日はここまで。
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