[過去ログ] 淫魔・サキュバスとHなことをする小説 10体目 (533レス)
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518: 93マイル 2014/12/28(日)01:44 ID:md140zW8(6/17) AAS
「今日はお前が早く帰ってくることは分かっていた。
 仕事も終わったことだし、少し今日は豪勢にしてやろうと思っていたんだ。
 青椒牛肉絲に焼餃子に中華サラダと杏仁豆腐もつけてやるつもりだった。今は冷蔵庫だがな。
 とにかく、昼過ぎには食材は買い込んでおいた。
 悪かったな。本当はもっと節約してやるべきだったが、私が中華を食べたかったのと、
 仕事の間は薄味の物しか作ってやれなかったからな。
 コッテリしたのは身体に来ると言われたら少し濃い味もできない。
 だがどうせ休みだ。しっかり食べてしっかり寝て、私を楽しませて欲しかったんだ。
 ともかく、そこから大量に焼餃子の準備をしていたんだが、夕方前になったら百合が帰ってきて、
 一緒に餃子の皮に具を詰める作業をしてくれた。
 やはり、手際が良い。お前が言うように料理関係の道に進むのは間違いなさそうだな。
 中華は負けないが、和食はまだまだ勝てないな。味噌汁でしか勝負できない。
 
 百合が手伝ってくれたから、すぐに調理もできたが、とりあえず一休みしてお茶を飲んでいた。
 そしたら百合が「シャーリーさん……私のお母さんになってくれるの?」と問いかけてきた。
 さすがに返答できなかったな。真剣さが少し違った。いつもの百合じゃないと気づいたのはそのときだった。
『私ね……たぶん、おかしいんだと思う。お父さんが一番大好きなのに、
 シャーリーさんに嫉妬するくらいに好きだったのに、気づいたらシャーリーさんのこと好きになってた。
 分かってたの。女の人の方が好きだったのは。でも、気づいたらこんなに隣にいて嬉しくなったのは……初めて』
 恐ろしいな。お前の娘の心の声は、いつも普通の話題しか出てこなかった。
 私が気にすることは何ひとつなかった。
 元から本心を隠すのが得意だったのかもしれないな。
 だから、お前が思っているほど、百合は完璧な人間ではないはずだ。
『シャーリーさん……好きになって良い? お父さんが好きなら好きで構わない。
 その代わり、ときどき抱きしめてキスして……それだけで良いから……お父さんと結婚したいんだったら、
 私出て行くから……』
 それだけで良いのか? そう言ってやった。
 そのときに、私はもうここにはいられないと覚悟を決めた。角を出し、尻尾を出した。
『えっ……シャーリー……さん』
 残念だが、私は人間ではない。そう言って震える百合を尻目に服を脱いだ。
 少し滑稽かもな。そして翼を広げる。
 さすがに聡明なのか、心から夢じゃない、これは現実だ、と自分に言い聞かせるようにしてるのには、
 少しだけ悪いことをしたなとは思った。しかし、恐怖と快楽のショックが強ければ記憶を消すのに都合が良い。
『悪魔……?』
 まさか百合まで悪魔と呼ぶとは予想外だった。似たもの親子だな。
 サキュバスもマイナーなのかもしれんな。まあ、有名じゃないからとて気にはしないが。
『百合。どうせなら、私に抱かれてみないか? 期待したんじゃないか? 私に抱かれキスをされるのを。
 私の愛撫を受けて悶えることを。そして、大きな声で喘ぐのを』
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