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【第13号機】新世紀エヴァンゲリオン【第13使徒】 (821レス)
【第13号機】新世紀エヴァンゲリオン【第13使徒】 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1382234175/
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207: 【安らぎの契約(第17回)(1)】LASキッチー ◆8U.wBEFm.PLF [sage] 2014/03/31(月) 01:29:04.37 ID:VaSCMSWT ・第11話「独寝」(後篇) 次の日の朝、一晩眠った後の気分はそう悪いものではなかった。 アスカはパジャマの上着だけを羽織り、しんとしたリビングを通り、バスルームに入る。 熱いシャワーを頭から浴びる。 涙の跡も瞬く間に消え、乱れた髪がまっすぐに流れ、べたついた肌が滑らかになっていく。 昨日までの自分の汚れを洗い落として、生まれ変わっていく。 いつもの朝と何も変わらない。 いつもどおりの朝の儀式。 そのことが、いままでどおりの自分に戻った錯覚すら覚えさせる。 シャワーでは洗い流せなかった、ただ一つのことを除いては。 アスカはそっと自分の下腹部に手を添える。 僅かに感じる胎内の疼き。 戻りえぬ境界を超えてしまった自分に残された刻印。 それだけが昨日の晩の「行為」の証。 アスカは目を瞑り、その疼きを忘れるために、熱い水流に身を打たせ続けた。 バスタオルを体に巻き、脱衣場を出たところで、エプロンをしたシンジとばったり出くわす。 朝食の準備中だったらしいシンジが驚いて立ちどまる。 その視線が自分の体を一瞬だが、舐めるように見渡すのをアスカは感じる。 薄いタオル地を透かしてくるような「男」の視線にちょっとした嫌悪感を覚え、我が身を抱く。 反射的に睨んだ先の、シンジがさっと視線を逸らす。 アスカは緊張を解く。 だが、シンジがそんな目ではっきりと自分を見るのは初めてかもしれない。 卑屈とさえ思っていた少年の、初めて見せる無遠慮な、男の姿。 背を向けて炊事を始めたシンジの姿を見ながら、アスカはかすかな胸の高鳴りを覚えていた。 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1382234175/207
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