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【第13号機】新世紀エヴァンゲリオン【第13使徒】 (821レス)
【第13号機】新世紀エヴァンゲリオン【第13使徒】 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1382234175/
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538: 名無しさん@ピンキー [sage] 2016/01/24(日) 00:02:43.47 ID:kaoxlNA/ キッチーさん続き待ってます 焦らずじっくり作ってくださいね http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1382234175/538
539: 名無しさん@ピンキー [sage] 2016/01/24(日) 00:05:47.55 ID:kaoxlNA/ あとアンチはスルーでいきましょう ^^ http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1382234175/539
540: 名無しさん@ピンキー [sage] 2016/02/15(月) 02:30:56.01 ID:2dXFqYyt 2月も後半だけど投下まだかな。 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1382234175/540
541: 名無しさん@ピンキー [] 2016/02/25(木) 16:25:39.74 ID:q4Wh1k1E 京王線 笹塚駅近くにあるエヴァンゲリオンカフェって公式カフェなんですか? なんかやってるような、やってないような。 ネットにも掲載されていないようですし。。 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1382234175/541
542: 名無しさん@ピンキー [sage] 2016/02/28(日) 10:54:30.06 ID:Jo9VYSaC スルーされてやんの、アホがw http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1382234175/542
543: 名無しさん@ピンキー [] 2016/03/19(土) 00:24:33.24 ID:l6rKv2BS しばらく待つとしよう。彼が登場して来るまで。 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1382234175/543
544: 名無しさん@ピンキー [] 2016/03/19(土) 02:46:25.12 ID:rXfdkY1a んなことどーでもいいからアスカの髪コキ見せてや http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1382234175/544
545: 【安らぎの契約(第21回)(1)】LASキッチー ◆8U.wBEFm.PLF [sage] 2016/03/26(土) 07:53:00.12 ID:OLI4aoTI ・(15)プラグ内「崩壊」 顔の無いエヴァが大きくサスマタを振りかぶり、突き出してくる。 大きくエントリープラグが大きく揺れ、眼前のディスプレイの表示が一斉に赤く変わる。 「Mission uncomplete」 活動限界表示はあと17秒でストップしている。 これで、自分は新しいシミュレータの条件で100回目の死を迎えたことになる。 そして勝利は一回も無かった。 「ふう……」 半日に及ぶ訓練が終わり、シンジは一人帰途に着く。 模擬戦の回数の桁が一つ変わったことで、改めて絶望的な戦績を想う。 9体のエヴァを相手にした戦闘は今までとは次元が違っていた。 三位一体の攻守が鉄壁のエヴァの小隊が3つ。 各個撃破を狙おうと一つの小隊を狙い打ちにしても、必ず他の小隊が駆けつけてくる。 綾波レイ、惣流アスカのエヴァが健在で、こちらも集団ならばまだ勝機もあるかも知れない。 だが、初号機1機のみで9体のエヴァを相手にするなど正気の沙汰とも思えない。 「これなら、使徒を相手にしてるほうがマシだよ……」 一部の例外を除けば、使徒は一体ずつしか現われなかった。 人知を超えた能力も持つとは言え、それ一体を倒せば使徒戦は終わる。 相手の正体がわからないだけに、上官兼、保護者である彼女ように楽観的にみれば、すべてフィフティフィフティの勝利の可能性が有るともいえる。 それに引き換え、対エヴァ戦は絶望的な数との戦いだ。 一対一で互角以上であったとしても、そのサイコロを9回振って、すべて勝たねばならない。 その冷徹な数字に比べたら、皮肉にも対使徒戦すら懐かしく思える。 とは言え、使徒すらすべて倒せたとも分からないと葛城ミサトは言っている。 そんな状況で味方であるはずのエヴァを標的にした訓練を連日続けることの意義は何か。 使徒をすべて倒した後に訪れるはずの平和。 それを信じて戦ってきたはずだったが。 人類の危機と云うものが去ってみれば、後に残るのは人々の間の争いだと彼女は言っていた。 エヴァの力と云うのは国同士を争わせるほどの力だとも。 「そんなの勝手にやればいいのに……」 使徒を殲滅してどうなる。 エヴァを殲滅してどうなる。 なにも思いつかない。 考える気力も起きない。 今はただ、勝利を信じて、日々訓練に励むだけだ。 たったひとつ確実なのは、自分達のようなチルドレンが戦わなくても良くなるということだけだ。 だが、すでに鈴原トウジは大きく傷つき、自分の知る綾波レイは失われた。 残る学友達も戦火を逃れて、去ってしまった。 第3新東京市に来て、身の危険と引き換えにエヴァに乗ったから出会えた彼ら。 何も無かった自分の人生で、初めて得た同世代の親しい人たち。 彼らがいなくなってしまったら、自分の人生など何も無かったのと変わらない。 今までも。 これからも。 暗い道が細々と繋がっているだけだ。 「でも……」 ほのかに道を照らすものがまだ一つある。 それだけは守り通さねばならない。 たった一つ、自分に残された最後の道しるべ。 それだけが自分の足を進めさせる。 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1382234175/545
546: 【安らぎの契約(第21回)(2)】LASキッチー ◆8U.wBEFm.PLF [sage] 2016/03/26(土) 07:54:16.19 ID:OLI4aoTI 目を開いた先にあるのは、チューブ型の狭い空間。 明かりもほとんどない前方はまるで奈落へ続くように漆黒だ。 「ふう……」 アスカはため息をつく。 久しぶりの弐号機のエントリープラグの中。 気だるい感覚。 弛緩していた四肢が重い。 ここでうたたねをして一体どのくらい時間が経っただろうか。 リハビリと称して弐号機の使用許可を得たものの、何をすることもなくここに座わり続け、いつの間にか眠り込んでいた。 主電源を入れることは許されなかったため、プラグ内はバックアップ電源モードの薄明かりのみだ。 久しぶりに着たプラグスーツは以前ほどしっくり来ない。 (ちょっと胸周りがきつくなったかも……) 以前なら大威張りで赤木博士にスーツの交換を要求したものだが、今はそんな気持ちも起こらない。 (こんなもんが大きくなったって、何がいいってのよ……) 葛城ミサトのマンションには今は居たくなかった。 かといって街はほぼゴーストタウン状態、ネルフ本部に自分の居場所はない。 結局、ここに辿り着いていた。 落ち着きとは無縁のはずのエヴァのエントリープラグの中に。 まるで、賑やかな昼の公演の終わった夜の舞台のようながらんどうで暗い空間。 練習熱心なバレリーナ達だって帰ってしまった後の、人のいないゆったりと流れるモノ達だけの時間。 ずっと忘れていた、この場所の別の表情。 でも今の自分にはお似合いだ。 思い起こせば、ずっと自分の居場所はここだった。 ここしか無かった。 日本に来るまでは。 あの騒がしく、狭苦しい、コンフォートマンション303号室の3人と一匹の奇妙な共同生活を始めるまでは。 エヴァの訓練と実戦を除けば、なんの特別待遇も無い平凡な日々。 私生活はまるでだらしの無い、葛城ミサト。 自己主張など頭にないような碇シンジ。 自分はまるでそんな親戚の家に転がり込んで暮らすただの女子中学生。 それをいつの間にか、当たり前の日常としていた。 生まれ育ったドイツでの緊張感に満ちた人間関係を遠い出来事のように忘れていた。 エヴァに乗れなくなるまでは。 「アタシどうしたらいいのかな……?」 エントリープラグの中で、自分の声だけが響き、静寂に戻る。 自分が知らずにいたことがどれだけ多かったことか。 ネルフの闇、綾波レイの秘密、それらに比べたら、自分の育ちの不幸や今の境遇など三文芝居もいいところだ。 くだらない。 たが、くだらなくても、結論を出さねばならない。 このくだらない想いに押しつぶされる前に。 すべてを投げ打ってドイツに帰るか、心を押し殺して今までどおりの関係を続けるか。 それ以外の選択肢などあるわけが無い。 「ドイツになんか帰りたくないよ……」 子供じみた呟きが口を突く。 だが、今の気持ちのままこの関係を続ける自信もない。 ようやく受け入れるようになって来ていた少年との関係。 自分の感情などで今更変えられるものでないことくらい分かっている。 もし、シンジに自分の気持ちを伝えたら。 彼はそれに応えてくれるだろうか。 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1382234175/546
547: 【安らぎの契約(第21回)(3)】LASキッチー ◆8U.wBEFm.PLF [sage] 2016/03/26(土) 07:55:34.47 ID:OLI4aoTI (ふん、オメデタイわね……) 頭の中で、もう一人の自分が小馬鹿にしたような声を上げる。 勇ましい声の自分。 同級生の男子など歯牙にもかけず、並み居るネルフの大人達にも、臆することがなかったセカンドチルドレンの惣流アスカが。 (アタシのことなんか、なんとも思ってないわよ。あのバカは) 「そんなこと無い。シンジだってあたしのこと少しは……」 辛辣な指摘を打ち消すように無意識に呟く。 (バカじゃないの?好きな女にあんなこと出来るわけ?) 愛の言葉も無く抱かれた。 自分の言葉も聞いてくれない。 (そうよ。アイツは毎晩、アタシを犯して、ザーメンまみれにしてるだけじゃないの!) (わかってるんでしょ?アイツが好きなのは……) 「優等生……」 (……そうよ。アイツは綾波レイが好きなのよ) (で、その綾波レイがいなくなっちゃったから、アタシを代わりにしたってわけ……) 僅かな沈黙の後、フフンと笑って、その声は続ける。 (寂しいときに手軽に抱ける女のカラダが、アタシだったってだけのことよ) (アイツも所詮、自分の欲望ばっかりが大事な、どうしようもない男の一人なのよ) アスカは首を振る。 「……ううん。あたしがそれを望んだの……」 エヴァパイロットであり続けたい、そのための代償。 自分のたった一つの生きる目的。 自分の体を差し出すことなど、造作も無い。 そう思っていたはずだった。 そう割り切ったはずだったのに。 (……全部嘘。大好きな『彼』に全部あげたら、『愛してもらえる』って思ってたんでしょ?) 体だけのつながりのはずが、心までも縛られていた。 (……勝手にそう思い込んで、尽くしてあげたら、ハッピーエンドになるかもって?) いつの間にか、少年とのつながりが自分を支えるすべてになっていた。 (……ご愁傷様。セカンドチルドレンの惣流アスカも焼きが回ったもんよね。そんな三流のラブロマンスを信じるなんて……) 「アタシってホントにバカ……」 抱えた両膝にアスカは顔をうずめる。 胸をかき乱す想いから逃れるように。 そうすれば遠い昔に居られたはずの、安らぎの空間へ戻っていけるかの様に。 突然、エントリープラグ内にモーターの動作音が響く。 アスカの頭上のハッチがスライドし始める。 「……!?」 身を固めて、それを見守る。 幅を広げていくハッチの隙間からハッチを操作した人物の姿が現れてくる。 一番会いたくなかった人物。 優しげな顔の少年が屈託の無い笑顔をして立っている。 「……いやぁ……」 アスカは絶望の呻きを漏らす。 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1382234175/547
548: 【安らぎの契約(第21回)(4)】LASキッチー ◆8U.wBEFm.PLF [] 2016/03/26(土) 07:56:53.41 ID:OLI4aoTI 「アスカ、こんなところにいたんだ。探したよ……」 エントリープラグに座っていたアスカは目を丸くして驚いているようだった。 何か口をパクパクとさせてかすかに言葉を発したようだが、聞き取れない。 よほど不意を突かれたのか、ここまで狼狽しているアスカも珍しい。 久しぶりにみる赤いプラグスーツ姿は、以前の勇ましい姿、というよりは艶かしさを感じさせる。 記憶にある姿より、より女性らしくなったように見えるプロポーションの所為か、あるいははそのプラグスーツの下の白い肉体を知ってしまったからだろうか。 パイロットシートに座っているパイロットというよりは、ベッドに身を横たえた天使のようだ。 アスカの反応を待たずにエントリープラグに乗り移り、彼女の背とシートの間に身を滑り込ませる。 「ちょっと……どうするつもり?」 我を取り戻したらしいアスカが立ち上がろうとするのを制すると、彼女が固い表情で問いかけてくる。 LCLは使用していなかったのだろう、アスカの髪のシャンプーの香りが鼻腔をくすぐる。 両脇から彼女の胴に手を回し、胸に手を触れようとする。 「よしてよ。こんなところで」 アスカがビクッと身を引き、シンジを睨む。 「エヴァの中で何考えてんのよ!?」 自分の表情が微動だにしないのをシンジは他人事のように感じる。 アスカもそれを見て取ったのだろう、声のトーンが高くなる。 「ここはアタシ達エヴァパイロットにとって、神聖な場所でしょ!?」 アスカの真顔での必死の言葉。 だが今の自分には滑稽なことにしか聞こえない。 「……何言ってるのさ、アスカ」 「……え?」 きょとんとした顔のアスカに言葉を続ける。 「……ここは、僕たちの棺桶だよ」 「何を……?」 アスカが怪訝そうに眉を寄せる。 「みんな安全な場所に隠れて、僕らだけをこんなところに押し込めて戦わせようとしてるんだ」 (トウジはそのために傷ついた) (綾波はその所為で……) (アスカだって何度も危ない目に逢っている) 勝手な大人達への憤懣が湧き上がる。 「僕達の棺桶で僕達が何をしようと、僕達の自由じゃないか?」 勇敢だった少女達。 いつも自分は彼女たちに守られていた。 その一人の綾波レイはもういない。 だから、せめて。 せめて、アスカだけは自分が守ろう。 そのためだったら、エヴァに乗って死ぬことになったってかまわない。 けれど、その覚悟の代わりに実感が欲しかった。 自分が守るものが確かな、温もりのあるものだということの実感が。 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1382234175/548
549: 【安らぎの契約(第21回)(5)】LASキッチー ◆8U.wBEFm.PLF [sage] 2016/03/26(土) 07:58:44.74 ID:OLI4aoTI 「だからさ、ここでしようよ……」 「……どうかしてるわよ!?シンジ!?」 首を振りながら、立ち上がろうとするアスカの手首を掴む。 「やめて」 手先に微かな痛みを感じる。 少女に振りはらわれた手が宙を彷徨う。 だが、その手を再びアスカに伸ばしかけて、シンジは躊躇する。 わずか50センチほどの間に不可侵の壁があるかのようだ。 アスカの瞳にははっきりとした拒絶の色が現われている。 今まで見たことの無いアスカの冷たい視線。 「な……んだよ」 かすれた声で呟く。 (何でそんな眼で僕を見るんだよ……) きっとアスカなら自分の気持ちを分かってくれる、そう思っていた。 右も左も分からずにエヴァに乗せられ、全人類の盾になれと言われる理不尽さ。 それに応えられ無いかも知れないという、底知れぬ不安。 その気持ちをわかって欲しかった。 勇気を与えて欲しかった。 2人ならなんとかやっていける、そう言って欲しかった。 だが、口をついて出た言葉は自分でもそう思うほど、冷たいものだった。 「アスカは僕のいうことを何でも聞くって言ったじゃないか!?」 アスカがハッとしたように身を固める。 蒼い目の光の鋭さが失われていく。 そして、シンジは思い出す。 目の前の少女を意のままにできる呪文を。 僅かな逡巡を唾と共に飲み込み、ゆっくりとそれを口にする。 いままで発したことのない、邪悪で、淫らな、恥ずべき言葉を。 「――それがアスカの『契約』なんだろ?」 ヒュッと息を呑む音と共に、アスカの眼が大きく見開かれる。 その肩が僅かに震えるのが見て取れた。 アスカが肩を落とし、体全体からも力が抜けていく。 顔を背け、シートにもたれかかったアスカが問いに答える。 「わかった……わよ……」 緊張した場が去り、シンジはほっとする。 直前までのギスギスしたやり取りを頭の隅へと追いやる。 彼女の目の端が一瞬、微かに光ったように見えたことも。 顔を背けたまま、アスカが低い声で呟く。 「好きにすれば……」 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1382234175/549
550: 【安らぎの契約(第21回)(6)】LASキッチー ◆8U.wBEFm.PLF [sage] 2016/03/26(土) 07:59:47.22 ID:OLI4aoTI シンジは背を丸めたアスカの背後に陣取る。 手を伸ばし、アスカの腰に手を回し抱き寄せる。 動いた拍子に立ち上ったアスカの髪の香りに誘われ、その髪の毛に顔を埋める。 手は自然とプラグスーツの上からアスカの胸を弄り始める。 うっとりとしながら、こうやって少女に甘えているだけでも良いとすら思う。 だが、ゆっくりとアスカに触れ続けたいという思いとは裏腹に、股間はズボンを押し上げ、はちきれんばかりになっている。 ふと解決策を思いつく。 アスカの耳元で囁く。 「アスカ、口で……してよ」 僅かにアスカが肩を振るわせる。 やがてアスカが体の向きを変え、シートの前方に移動する。 シンジが背もたれに寄りかかると、アスカがシンジの股間に顔を寄せてくる。 アスカがカチャカチャと音をさせながら、ベルトをはずし、学生服のズボンを下ろす。 ペニスがトランクスの薄い布地をテントのように突き上げる。 トランクスを引き下ろそうと伸ばされたアスカの手がそれに触れるとピクンと脈打つ。。 --布地ごしに伝わる手の温かさと、柔らかさにペニスがピクンと脈打つ。 アスカがゆっくりとトランクスの前を引き下げていくと、拘束を解かれたペニスが勢いよく屹立する。 さらに顔を寄せたアスカの吐息が敏感な部分にかかり、ペニスが期待に打ち震える。 目を伏せたアスカがペニスを口に含んでいく。 「うっ……」 温かく柔らかい口腔に呑み込まれた快感にシンジは呻く。 「くっ……ふっ……」 深く呑み込みすぎたのか、アスカがやや苦しげな吐息を漏らす。 アスカが顔を少し引き、ペニスを咥えなおす。 そして、先端をゆっくりと舐め回し始める。 「そ、そうだよ……。上手だよ……」 シンジの呟きにアスカが応じ、より積極的に愛撫を加えてくる。 ペニスの裏側の敏感な部分を下で転がされ、シンジは背を仰け反らせ呟く。 「ああ……いいよ……アスカ……」 うっとりと酔いしれながら、眼下の光景を眺める。 エヴァのエントリープラグ内で、プラグスーツを身に着けた少女を跪かせ、自分のモノに奉仕させている。 全人類の盾となるべき兵器の最重要なコックピットで、希望の星たるそのパイロットの少女の口を欲望のままに汚す。 その背徳的な光景にシンジの興奮はさらに高まっていく。 若干の罪悪感はそれに吹き飛ばされていく。 (いいんだ、全部、僕が自由にして良いんだから) そう思うと、かつて無いほどの開放感と、快感が全身を包む。 迫りくる絶頂の予感に、少女の頭を両手で掴み、より多くの快感を得ようと、腰を突き上げ始める。 「……んんっ!?」 喉を突かれたか、アスカがくぐもった声を上げ、苦しげな表情を浮かべる。 だが、すぐに口をすぼめ、シンジのピストン運動にあわせて顔を上下させ始める。 アスカの口でペニスを激しくしごかれ、シンジはとうとう絶頂に達する。 「くっ……、出るよ!」 アスカの頭を掴んだまま、腰を彼女の口に押し付けて、思い切り射精する。 「んっ!!」 「アスカ、全部飲んで……」 ドクンドクンとザーメンを彼女の喉元に放出する。 「ふ……んんっ!」 息苦しそうな声を上げるアスカの口にザーメンを噴出させながら何度も腰を打ち付ける。 ようやく放出しきると、シンジは動きを止める。 快感の名残にうっとりしていると、アスカがコクン、コクンと喉を鳴らしてザーメンを飲み込んでいく。 最後にチュッと、アスカがザーメンをこぼさぬというように亀頭を吸い、チュパッと口を離す。 「ふうっ……」 快楽の終わりにシンジはため息をつく。 「……満足したでしょ?」 感情のこもらない声でアスカが俯いたまま問うてくる。 綺麗な前髪に隠れてその瞳は見えない。 だが、返事は決まっている。 「何言ってるのさ、アスカ。これからが本番じゃないか」 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1382234175/550
551: 【安らぎの契約(第21回)(7)】LASキッチー ◆8U.wBEFm.PLF [sage] 2016/03/26(土) 08:02:34.05 ID:OLI4aoTI キッチーです。 今回、長いので規制にかかりそうで、とりあえず前半まで投下しました。 後半は明日投下予定です。 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1382234175/551
552: 【安らぎの契約(第21回)(8)】LASキッチー ◆8U.wBEFm.PLF [sage] 2016/03/26(土) 08:04:58.89 ID:OLI4aoTI タイトルは「崩壊」でした。 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1382234175/552
553: 名無しさん@ピンキー [sage] 2016/03/26(土) 09:08:59.05 ID:EwtELWNk >>552 キッチーさん投下乙です。 シンジもアスカも精神が病んでますね。 早くお互いの本当の気持ちが分かればと思います。 続きの投下を待ってます。 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1382234175/553
554: 名無しさん@ピンキー [sage] 2016/03/27(日) 02:13:44.49 ID:tzLaFlOD この後、何回一人で同じようなレスを繰り返すのかな もはや能や狂言みたく、古典芸能の域に達してきた感があるなw http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1382234175/554
555: 【安らぎの契約(第21回)(9)】LASキッチー ◆8U.wBEFm.PLF [sage] 2016/03/27(日) 07:59:00.43 ID:7fioB4K7 シンジが口での奉仕を要求してきたのはこんな場所での行いに対する彼なりの最低限の配慮か、というアスカの僅かばかりの希望は打ち砕かれる。 シンジの手が両脇を掴み、体の向きを変えられる。 シートに腰掛けたシンジの上に抱えられて座らせられる。 シンジが耳元で囁く。 「いつかと一緒だねアスカ」 エントリープラグに座った姿勢で、耳元に響く少年の声と微かに感じるその体温。 それらが、アスカに半年以上も前の出来事を思い起こさせる。 空母オーバー・ザ・レインボウでの戦い。 初めて目にした使徒。 一人乗りのエヴァに尻込みするシンジをわざわざ乗せての初出撃。 何もかもが初めてで高揚と不安とがぐちゃぐちゃになっていた。 狭いエントリープラグの中でお互いもみくちゃになってエヴァを操った。 ミサトの的確だが無茶な指揮、頼りなさそうでいて意外に肝の据わっているシンジ。 それから彼らと共に何度も経験した命がけの戦いの輝かしい第一戦。 初めて会った二人がその日、力を合わせて勝ち取った勝利。 この場所で互いの吐息すら感じるほどに身を寄せ合い、手を重ねていた。 (でも違う、あの時は……) アスカは首を振る。 (こんなイヤラシイことしなかったじゃない!) シンジの右手がプラグスーツの上から胸をまさぐっている。 「あの頃はちょっとでも体が触れたらアスカがカンカンになってさ」 左手はわき腹をなぞり、股間へと伸びてくる。 「あっ……」 「船の中だって、別にわざと着替えを覗いたわけじゃないのに」 シンジがアスカのプラグスーツの手首のスイッチを操作し、装着モードを解除する。 「バカでエッチだって……」 アスカの襟元を開き、テンションを失ってたるんだスーツを肩口までさげてしまう。 「あの時はこれくらいしか見えてなかったのに」 胸元は露になったが、かろうじてスーツがひっかかり乳首までは見えていない。 「もしかして、アスカはエッチなこと考えてたの?」 シンジの手がスーツに潜り込み、直に乳房を握る。 「あん……違う」 アスカは身を捩じらせて呟く。 その間にもアスカの両手がスーツから引き抜かれ、支えをなくしたスーツがだらりと垂れ、乳房があらわにされる。 親指と人差し指が敏感に成りかけている乳首を摘む。 「こんなことされるかもって?」 「やあっ!」 スーツが腰まで引き下ろされ、下腹部の茂みにシンジの手が触れてくる。 「アスカは初めて逢った時からそんなこと考えてたんだ……」 シンジの中指がワレメを探り当て、陰唇を割り開き、中に侵入してくる。 「やっ……」 アスカの意に反してそこはすでに緩み始めている。 ピチャクチャとイヤらしい水音を立てて、シンジの指がアスカの胎内をかき混ぜる。 「あ、あん……」 (違うっ……) あの日、初めて逢った自分と同じチルドレンの少年。 加持リョウジ以外の男で初めて、不快さを感じずに接することのできた少年。 自分がきっと、本来の年相応の少女として、振舞えることが出来た初めての日。 シンジも多分、同じように大切な日なのだと思っていてくれているだろうと、信じていた。 「二人で乗っている時もこんな風になってたの?」 シンジがことさらからかう様に問いかけてくる。 その柔らかな声がその澄んでいた記憶を濁らせていく。 (……やめて、二人の思い出を汚さないで!) 「アスカは初めて会った時からエッチだったんだ。知らなかったよ……」 (どうしてそんなことを言うの?……) 肌さえ触れ合わせている少年との絶望的な距離。 そして少年の言うとおりに淫らに緩み始めている自分の身体。 アスカはフルフルと首を振ることしか出来ない。 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1382234175/555
556: 【安らぎの契約(第21回)(10)】LASキッチー ◆8U.wBEFm.PLF [sage] 2016/03/27(日) 08:00:16.10 ID:7fioB4K7 シンジはアスカを前に倒し、四つんばいにさせる。 目の前の白い尻肉を左右に広げると、ピンク色の襞が現われる。 顔を寄せ、内部の粘膜に舌を這わせる。 「あっ!……」 いやいやと揺れる尻を押さえ込んで、シンジはアスカの花弁を舌で掻き分け舐め続ける。 「あっ!あん!!」 やがて、舌が疲れてくると、アスカの尻を解放し、プラグスーツから足を抜いて完全に脱がせてしまう。 アスカは顔を伏せたまま、白い背中をゆっくり波打たせている。 シンジも学生服を脱ぎ、裸になる。 ふと、思いついて、モニターの電源を入れる。 砂嵐のような画像が一瞬表示され、すぐに薄暗い格納庫の様子に切り替わる。 さすがにこれからの行為は人に見られたら拙い。 格納庫内に人気が無いのを確認してから、アスカの尻を抱えて手元に引き寄せる。 先ほどと変わらないくらい勃起したペニスに手を沿え、割り広げたアスカのワレメに押し当てる。 ペニスの先端がアスカの愛液に触れ、つるりと滑りながら中心へと導かれる。 さらにアスカの腰を引き寄せ、ペニスを飲みこませていく。 「はうっ……」 奥までペニスを突きこむと、アスカが背中を仰け反らせて喘ぐ。 互いの腰の位置を調整するとシンジはピストン運動を開始する。 ヌルヌルと温かく濡れた膣内をペニスが前後する。 勢いを強めていくとピチャピチャと水音が漏れてくる。 「やっ、あん……」 アスカ顔を仰け反らせて喘ぐ。 まるで広い格納庫内でアスカと堂々とセックスしているかの様だ。 高揚感につつまれ、シンジは嬉々としてアスカを突き続ける。 手を突き、尻を男に向けた屈辱的な姿勢。 (いやっ……。嘘……。) プラグスーツを剥ぎ取られて、素っ裸にされている。 (こんなところで……) 幼いころから一心不乱に目指してきたエヴァのパイロットという夢。 それだけを求めて、生きてきた。 母と自分の夢。 それをかなえた筈の場所。 たった一つの自分が輝ける場所。 (世界で一番大切な場所で…、一番大事な人に…、どうしてアタシ…) 獣のように組み敷かれ、否応無く突かれ続ける。 「アスカは僕が守るから」 シンジが腰を叩きつけてきながら、勝手なことを言っている。 (アタシのことが見えていない。見てくれない……。) 自分はそんなことは望んでいない。 誰かの庇護に頼ることなど御免だった。 親子二代に寵愛された少女。 自分が嫌って、そう思い込んでいた彼女のような生き方は。 「だから、大人しく僕の言うことを聞いてよ」 (イヤ!アタシを、あの娘の代わりの人形にしないで!!) 「あう……」 腰の動きを緩めたシンジが乳房を掴んでくる。 「僕を慰めてよ……」 (体だけにしか興味がないの?) シンジが背中に覆いかぶさり、腰をゆっくりと押し付けながら耳元で呟く。 「答えてよ、アスカ」 (口に出した言葉だけしか分からないの?) 沈黙がエントリープラグを満たしている。 問答を諦めたのか、押し黙った少年は尻を抱えなおすと、リズミカルに腰を動かし始める。 「ああっ!!」 不意をつかれ、アスカは悲鳴を上げる。 自分の声に胎内のシンジのものが硬度を増し、膨張するのが分かる。 シンジの腰の勢いが自信ありげに強くなっていく。 女をこれで支配できるのだと、勘違いしている男達のように。 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1382234175/556
557: 【安らぎの契約(第21回)(11)】LASキッチー ◆8U.wBEFm.PLF [sage] 2016/03/27(日) 08:02:03.48 ID:7fioB4K7 (……ううん、悪いのはコイツじゃない、アタシだ) アスカはかぶりを振る。 (あの娘は、人形であることを止めて、自分の意思でシンジを守ったのに…) いや、綾波レイは最初から人形などではなかった。 自分の信念に従って生きていたのだ。 何も知らない自分など、歯牙にもかけずに。 誰にも頼らず、自分の命すら惜しまずに、生を全うした。 それに比べて。 (アタシは……。自分から進んでシンジの「お人形」になったのよ……) (……何も言わない人形に) (でも、アタシにはそれしかできなかった……) 想いを告げて、受け入れられず、捨てられる。 それがどうしようもなく、恐ろしかった。 何も言わなければ。 何も望まなければ。 彼の欲望を満たすだけの存在でありさえすれば。 捨てられることもない。 傷つくこともない。 だから自分は、「碇シンジの人形」になった。 彼に偽りの慰めをもたらす、心のない、空っぽな人形に。 (……なんて、惰弱な、哀れな娘) そう、惣流アスカ・ラングレーになれるものなど、所詮はそんなものだったのだ。 母親にすら愛されなかった小娘には。 自分にはこれがお似合いだ。 (……もう、いい。) そう思ってしまえば楽だった。 シンジのペニスが体の中心を突き抜く。 「はあっ、あああっ!」 快楽に逆らわずに自然に声が出てしまう。 シンジが調子に乗ったように腰を叩きつけてくる。 思い出も心もいらない。 (……勝手にすればいい) 膣奥で放たれたシンジのザーメンの熱さを感じ、シンジのそれを締め付けながらアスカは軽く絶頂に達する。 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1382234175/557
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