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【とある魔術の禁書目録】鎌地和馬総合39フラグ目 (508レス)
【とある魔術の禁書目録】鎌地和馬総合39フラグ目 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1389942201/
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119: 名無しさん@ピンキー [sage] 2014/11/27(木) 11:29:52.06 ID:0DIw74OR 冬の寒い夜、暖房で乾燥気味の上条の部屋には浴室から湯の溜まる音が響いていて ゆったりとした時間が流れている。 ただし一人或いは一柱にとっては、あんまり穏やかとも言い切れない空間でもあった。 「今や神どころか猫に捕食されそうな私だから思い違いもあるのかもしれんが……」 「んー? なんだオティヌス」 「その、お前らっていつもそうなのか?」 「そうってなんのことだよ」 「だからぁ……いつもそんな風にベタベタしてるのかって聞いているんだ!」 テーブルにちょこんと言った感じで立っているお人形サイズのオティヌスが目の前の二人、上条とインデックスへ指を突きつける。 ちなみに上条はテーブルの前に座っており、その頭に修道服のインデックスが顎を乗せている状態。 はっきり言うと上条の背中にインデックスが抱きついていた。 「ベタベタ……? なんのことかな?」 「ベタベタって言われてもなぁ」 「じ、自覚がないのか……」 驚愕に片目を大きく開いてわなわなと戦慄くオティヌス。 二人はこれが定位置で当たり前といった感じであった。 昨日、上条が退院してようやく家へ帰ってきてから、オティヌスには想像もできない事態が待ち受けていた。 なんかもう不思議なくらい二人がイチャイチャしているのだ。 とはいえ最初から予感はあったかもしれない。 家に帰る最中は当たり前のように手を繋いでいたし、辿り着いた時は 「ただいま! やっと帰れたね。とうま!」 などとインデックスがそれはもう嬉しそうにぴょんと跳ねて上条へ飛びついたりもした。 病院でもちょこちょこ接触はあったが、自宅に帰ってからはフルアクセルもいいところ。 食事中はインデックスが調味料を探そうと視線を動かし始めた時にはもう上条が 手渡しているし、ほっぺについてるご飯粒もごく自然に取ってあげて口に運んだりしている。 インデックスがお風呂から上がった時も上条は当たり前のようにドライヤーとタオルで 髪を乾かすのを手伝っていて、気持ちよさそうなインデックスを見ている上条の瞳がまた優しいのだ。 お前は母親か! などとつっこみかけたのを、これは家族愛という奴なのだろうと納得してたつもりが 今日もイチャコライチャコラしてるのでついつい問いかけてしまった。 日常と離れていた反動なのかもしれないが、あぐらをかいた膝の上にインデックスを 乗せて一緒にテレビを見ながら、ごく自然に手を被せたり繋いでたりするのを数時間も 見せられたら口ぐらい挟んでしまうものだ。 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1389942201/119
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