[過去ログ] 【とある魔術の禁書目録】鎌地和馬総合39フラグ目 (508レス)
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120: 2014/11/27(木)11:30 ID:0DIw74OR(3/7) AAS
「むふふ〜ベタベタってこういうのかなとうま」
「うひっ! お、おいどこ触ってんだ、わははっ」
背後を取っているインデックスが上条の脇とか脇腹とかお腹とかをくすぐり始める。
耐え切れないのか身をよじったり揺らしている上条だが、慣れているようでインデックスはうまくバランスを取って逃がさない。
「ま、負けるかぁ、上条さんだっていつもいつもやられっぱなしじゃないんですよ!」
「きゃぅっ」
座った姿勢のまま、脚の力だけで乗っかっているインデックスごと立ち上がると一緒にベッドへ倒れこむ。
狭いベッドをゴロゴロと転げまわった後、上になったのは上条。
「くっくっく……覚悟はできてるなインデックスちゃんよぉ……」
「む。シスターさんには人道的扱いをしないと主に……」
「問答無用!」
「あは、ひっく、うぅふふふっ、とう、まぁくすぐったいんだよっあはぁはぁっあはっ!」
馬乗りになったままやっぱり色々な所をくすぐる上条の攻撃。
インデックスはくすぐりに弱いのか、抵抗もできずされるがままの笑いっぱなしだ。
「…………」
その間オティヌスさん置いてけぼりである。
これが家族愛かー楽しそうだなーとか思いつつどんよりと見ているだけだった。
たまに上条のくすぐりが胸元や、腰とお尻付近に触れているのもまあ家族的なもので
変な意味はないし、暴れて太股が見えるくらい修道服がめくれているのも問題ではないのだろう。
「うぅ……まいったんだよ……」
「インデックスは案外責められるのには弱いんだよな」
涙が出るほどくすぐられて、少し顔が赤いインデックスは泣き笑いのまま荒く息をついていた。
上条はわきわきとした手を止めると身をどかし、ごく自然に横へ寝ころんだ。
オティヌスがあれー? 昨日は一緒に寝たりはしなかったのでは? と小さな首を傾げていると
「っふふ……とうま暖かいね」
「インデックスこそ湯たんぽみたいだ」
上条の胸板へとインデックスが抱きついた。
今度は猫が飼い主にじゃれついて上へ乗っている感じである。
身長や体つきがさほど大きくない上条であったが、小さなインデックスを抱きとめるぐらい
造作もないようで、やっぱり当たり前のように抱きしめ返している。
「お、おい、ちょっと待てお前ら。いつまで続くんだこれ」
「最近寒くなってきたから、歩く教会だけじゃ寒いのかも」
「そーだな雪ん子インデックスさんにならないとな。……っていうかさ、服の生地が薄くなってるんじゃないか?」
「ふぇ? そうなのかな?」
なんだかお互いしか見えないらしく、オティヌスのツッコミを天然スルーしたまま会話を続ける二人。
今度はインデックスが上条の上で身体を起こし、自身の修道服を見下ろした。
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