[過去ログ] 【とある魔術の禁書目録】鎌地和馬総合39フラグ目 (508レス)
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79: ◆BAKEWEHPok 2014/07/17(木)02:19 ID:xTvGR9lL(6/16) AAS
「はぁ……なによ……調子戻ってきたじゃない……」

挑発的な、それでいてぽぉっとした表情の美琴が名残惜しげに離れる。
上条のほうは少女らとキスし、息をろくにしてなくて呼吸が荒い。
息を整える間も、抱いた二人の身体に触れるのは止めれなかった。

「……ふー……はぁはぁ……お前らがエロすぎるんだよ……」
「とうまに言われたくないんだよ」
「そーそー、アンタに仕込まれちゃったんだから」

めらりとした黒い感情が炙り出る。
よく知っている身近な少女達をそうさせた自分ではない自分に嫉妬する。
同時にその少女らを懐へと抱き入れている状況に、背徳的な興奮を煽られる。
こんなにも自分は欲深な人間だったろうかと、不思議になるぐらい燃え盛っている。

世界の危機とかオティヌスの企みだとかが一瞬脳裏に過ぎるがすぐに消えた。
消してしまいたくなるほどにインデックスと美琴が魅力的なのか
無限の地獄を受けてた故の反動なのか、上条自身にもわかっていない。
或いはこの世界に在っただろう上条当麻の意思がまだ残っているのかもしれない。

「のぼせるからちょっとあがろうぜ」

火照る身体を湯船から引き上げて座る。
浴槽の縁は人が寝れるベンチくらいの面積があり、上条が腰を下ろせば二人も寄り添った。
湯から上がったのは二人をよく見たいから。
改めて傍の少女らへ視線を移した。

インデックスは幼い容姿はそのままなのに、表情のほうはいつもより女の子らしい。
どことなく大人っぽくも見えて、瞳は何かを待ち望んでいるように輝いている。

美琴はキスを終えたばかりのためか、とろめいた艶が残っていて欲のようなものが垣間見えている。
続きをしないの? とでも言うように見つめ返してきて、なんだかいやらしい。

気恥ずかしさのため、よく見ていなかった身体のほうも見直す。

何度か見覚えのあるインデックスの裸体は透き通るほど白く、湯や行為の残滓によってかうっすらと朱に色づいている。
子供っぽく思っていたが腰は細くくびれていて、お尻は少し大きく丸みがあった。
胸は小さめなのだが小粒の乳首が尖っているのがわかり、身体のどこもかしこもふにふにと柔らかそうだ。

美琴のほうは中学生にしては上背があるためかスラリと手足が長い。
モデルぐらいこなせそうなスタイルの身体は若干日に焼けていて、健康的な色気がある。
抱いた腕から伝わる引き締った身体は躍動感に満ち溢れて、弾けそうな感触があった。

「そんなにじろじろ見るんじゃないわよ」
「すっごくえっちな目してるんだよ」
「そりゃあ見ちゃうよ。上条さん男の子だもん」
「……もう、焦らしちゃって。見られるだけじゃ嫌って言ってるのよ」
「ぅっ……!」

美琴が手を伸ばした。
してくれないなら自分がやると、股間のモノへと触れたのだ。
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