[過去ログ] 【とある魔術の禁書目録】鎌地和馬総合39フラグ目 (508レス)
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88: ◆BAKEWEHPok 2014/07/17(木)03:06 ID:xTvGR9lL(15/16) AAS
場所は変わり、ただ黒だけが広がる空間にオティヌスは在った。
何故か置いてあるソファに座っていて、空間を切り取って浮いている枠を見ながら冷笑を浮かべている。
その枠はまるでテレビのように、上条と少女二人の痴態が映し出されていた。

「…………つまるところアメとムチだ。
 あの単細胞生物は幾ら痛めつけても効果が薄い。
 あれを調教するのなら、ゾウリムシに芸を覚えさせるほうがまだましというもの」

枠から視線を外し、誰かに説明するよう言葉を続ける。

「だが苦痛とは真逆の快楽を与えられて、そうそう対応できるものではあるまい。
 奴が快感の絶頂に達したとき。その万倍ものムチを与えてやろう。くっくっくっ……」

オティヌスはひとしきり笑った後、横目でちらっと映像を見た。

「にしても……あいつらは何時までやる気なのだ。位相を変えるタイミングが掴めんぞ。
 ぅっ……? あんな事までするのか……?

三人の新たな行為に驚きを表しつつ、横目の視線が少しずつ首ごと向き直っていく。

「禁書目録のほうは私より小さいのによくあんなものが……むぅ、アレが……私の手より長いぞ……」

広げた中指と親指で上条のを測りつつ、それでは少し足りないので両手を定規にした。

「いや、これは無理だろう……だがやっているからには大丈夫なのか……? …………いやいやいや無理に決まっている」

試しにお腹へと両指を当ててみて、ぷるぷると首を振る。
ほんのり頬が赤くなっており、段々と映像のほうへ意識が集中しているようだ。

「うわ、入れたばかりのを舐めてやがる。汚らしい猿共め……」

自分で設定した世界と三人を、罵倒しつつも視線は外さない。
睨みつけるようにしてる様子はどこかわざとらしく、自分に言い訳しているようにも見えた。
実際、独り言を呟いているのは盗撮や覗き見しているようで、落ち着かなく居た堪れなくなってきたせいだったりする。

「大体なんだあの人間の顔は。だらしない顔しやがって。私の地獄には耐えただろうが。快感ぐらいどうにかしてみせろよ」

理不尽な怒りを上条へとぶつけながらも、こくりと唾を飲み込んだ。
喘ぐ顔を見つめたまま、手持ち無沙汰の両手がそろそろと半裸の自身へと向かっていく。
繋がっている少女らの、いやらしくも幸せそうな表情から受けている快楽を想像する。
どうやら、上条の天国はまだまだ終わらないようだった。
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