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悔しい!許さない!を前面に押し出すエロパロ (472レス)
悔しい!許さない!を前面に押し出すエロパロ http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1401707403/
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324: 名無しさん@ピンキー [sage] 2019/11/22(金) 20:40:08.64 ID:QLPzsWIG 「いやあぁぁぁぁあ!」 剥き身の下半身が容赦無く外気に晒される屈辱的な感触にドミナントが絶叫する。 またしても目に涙が浮かび視界が歪む。 (ダメ!ここで泣いたら泣き顔が撮影されちゃう…泣くもんか! 絶対に…泣くもんか!) 恥ずかしさと悔しさに再び涙が溢れそうになるが、 チーム年長者としての意地で必死に堪えるドミナント。 しかし最大の屈辱はこれからである。 「さ〜て、いよいよいただいちゃおうかしら?」 ルナリスが肩幅ほどに開いたドミナントの脚の間から蛇の様な尾を伸ばし 剥き出しの秘裂に押し当てた。 その先端は怒張した陰茎そっくりの形をしている。 「ひいっ!?いや!それだけは…!」 絶望の瞬間が目の前に迫り、ドミナントが引き攣った声を上げる。 「最初から匂いで分かってはいたけど、やっぱり初めてなのね? ウフフ、どう?初めての経験が倒すべき淫魔相手っていうのは。」 「い…言わないで!」 ルナリスに認識したくない事実を突き付けられ唇を噛み締めるドミナント。 (ヤダ…このままじゃ私、淫魔相手に初めてを奪われちゃうの? しかも自分より幼い容姿の淫魔に…チームの最年長のこの私が…!) 「実はこの間初めて観た時から最初の標的は貴方にしようと目を付けてたのよ。 だって、貴方一人だけこんなミニスカート穿いてヒラヒラ中身を見せ付けてくれちゃって、 誘ってるとしか思えなかったんだもの…」 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1401707403/324
325: 名無しさん@ピンキー [sage] 2019/11/22(金) 20:42:10.41 ID:QLPzsWIG 「ち、違うもん!アンタなんか誘って無いわよ! このミニスカートは小さい頃からの憧れのアニメヒロインみたいにどんな時だって 可愛くカッコ良く有りたいって思ったから…」 お気に入りのミニスカートを貶されて涙声で抗議する。 そんなミニスカートが原因で目を付けられ、パンツを剥ぎ取られ、 また捲し上げられ現在下半身を晒されているという事実がたまらなく悔しかった。 「ふぅん、そうなんだ…憧れかぁ、カワイイ事考えてるのね。 でも私達淫魔から見ればヒラヒラのミニスカート穿いたヒロインなんて エサにしか見えないのよね…と、いうわけでそろそろいただくわね。 貴方の事はあくまでクラウンの前の前菜って認識だったけど、 思っていたよりは美味しく食べられそうで嬉しいわ。」 ルナリスの尾の先端が少しずつドミナントの秘裂に押し入り始める。 「いや…んう…くひぃ!」 秘所に力を入れ必死に抵抗するが尾はズブズブと膣内を突き進み、 彼女の処女はあっけなく散らされてしまった。 「はぁ…はぁ…やだぁ…やだよ、こんなの…」 秘所に異物を初めて挿入される痛みに肩で息をする。 内股からは操を散らされた証である破爪の血が流れ出し、 彼女に無情な現実を突き付けていた。 (私…バージン散らされちゃったんだ…犯されちゃったんだ… 倒すべき対象の淫魔に…自分よりも幼い容姿の淫魔に… マジカ・エンジェルの最年長メンバーであるこの私が… しかも年下メンバーの前菜扱いで…!) 余りにも惨めで屈辱的な現状を否応なく直視させられ、 これまで懸命に泣くのを堪えていたドミナントの目から遂に大粒の涙が零れる。 一度零れ落ちた涙はもう止まらず止めどなく溢れ頬を濡らして行く。 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1401707403/325
326: 名無しさん@ピンキー [sage] 2019/11/22(金) 20:44:08.49 ID:QLPzsWIG 「はぁ…やっぱり初物は良いわね〜。」 一方、ルナリスは初物に有り付けてご満悦の様だ。 「初めてだと痛いでしょ?でも大丈夫、スグに気持ち良くなれるから。」 ルナリスの言葉通り、程なくしてドミナントの身体に変化が現れる。 (な…何コレ?気持ち良い!?…やだ、私無理矢理挿入されたのに!) 何時の間にか顔が火照り、股間からは破爪の血を洗い流す勢いで 愛液が溢れ内股にまで流れ始めていた。 「どうかしら、私の尻尾から分泌する媚薬の効き目は? 淫魔はこうやって快楽を与えて無防備になった所で精神エネルギーを吸い取るのよ。 だから『吸淫』行為って呼ばれるの。 フフ…貴方から少しずつ精神エネルギーが流れ込んで来るのを感じるわよ。 既に大分気持ち良くなって来ちゃったみたいね。」 (力が…入らない…これが、吸引…) ルナリスの言う通り力が少しずつ抜けて行くのを実感する。 マジカ・エンジェルのあらゆる力の源は全て精神エネルギー=魔力な為、 この状態では技を出すどころか身体能力の強化さえもおぼつかない。 最早自力でこの状況から抜け出すのは不可能に近かった。 「特にイッちゃった時には凄い量のエネルギーが搾り取れるの。 だから早く貴方も早くイッてね。」 ルナリスがドミナントに挿入した尾を膣内でうねる様に動かし始める。 「くうぅ…誰が…イカされるもんか…んはぁ!」 悩ましい吐息を吐きながら懸命に抗うドミナント。 淫魔を狩るマジカ・エンジェルの一員としての矜持と意地で必死に快楽に耐える。 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1401707403/326
327: 名無しさん@ピンキー [sage] 2019/11/22(金) 20:46:08.14 ID:QLPzsWIG 「ふぅん…結構粘るのね。だったら、これでどう?」 挿入された尾が今度は電動バイブの様な高速振動を始める。 「はひぃ!?あっ…んぁ…ひあぁ!」 ビクンと反応するドミナント。 目を白黒させ歯を食い縛りながら耐えようとするものの、 未経験の快感には耐え切れず身体をガクガクさせ始めた。 「はぅ…ぐひぃ…も、もうダメ…イク…イッちゃう! いぐううぅぅぅぅぅぅぅう!」 遂に全身をビクンビクンと痙攣させ絶頂に達してしまうドミナント。 「はあぁぁ〜…流石マジカ・エンジェルの一員だけはあるわね。 とっても濃厚で美味な精神エネルギー…」 悶えているドミナントとは対照的に絶頂と同時に大量の魔力を吸収し始めたルナリスは 蕩けた表情を浮かべている。 「はぁ…はぁ…はぁ…」 肩で息をするドミナント。 (私、イカされちゃったんだ…獲物に過ぎないと思っていた淫魔なんかに…!) 絶頂の快楽がピークを過ぎ、自身の状況を自覚してしまうと再び涙が溢れ出す。 「ふ〜…美味しかった。」 涙をドミナントとは対象的にご満悦な表情を浮かべるルナリス。 両者共に暫くそれぞれの余韻に浸っていたがやがてルナリスが口を開いた。 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1401707403/327
328: 名無しさん@ピンキー [sage] 2019/11/22(金) 20:48:07.72 ID:QLPzsWIG 「あら?まだ随分潜在魔力が残っているみたいね… 普通の人間なら一回イカせてしまえば全部搾り取れちゃうんだけど。 流石にマジカ・エンジェルに選ばれるだけの事はあるわ。 貴方の場合、あと数回はイカさないと全部搾り取れないかも…」 「え!?」 不穏な言葉に心身共に力尽き脱力していたドミナントがビクリと反応する。 「…と、いう訳で貴方にはもう何回かイッてもらう事になるから。」 「い…嫌…これ以上イカされるのは…いやあぁぁぁぁ!」 一度だけでも耐え難い屈辱だったのに更に追加で何度もイカされる宣言を聞かされ 涙声で絶叫するドミナント。 逃げだそうと必死に藻掻こうとするが身体に力が入らず身を捩らせるので精一杯だ。 「ホラ、動かないの!あんまりおイタすると…こうよ!」 ルナリスがドミナントを小さい子供を叱る様に諫めると再び尾の先端を高速振動させる。 「ひぐぅ!?」 同時にドミナントが身体を再び震わせ始めた。 「はひぃ…ぐひぃ…んはぁ…」 今度は強弱の緩急を付けた刺激を与えられ、 それに併せてリズムカルに身体を弾ませるドミナント。 「まるで楽器みたいね…このまま演奏するのも楽しそうだけど、 流石に時間が無さそうだから一気にイカせてあげるわね。」 そろそろ他の二人に見付かり結界を突破される事を危惧し始めたルナリスが 一気に振動のパワーを上げる。 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1401707403/328
329: 名無しさん@ピンキー [sage] 2019/11/22(金) 20:50:41.41 ID:QLPzsWIG 「んひいぃぃぃぃぃぃい!?」 またしてもガクガク身体を震わせながらイッてしまうドミナント。 「はぁ…はぁ…」 「まだ取り切れて無いみたい…はい、もう一回。」 「はひぃぃぃぃ!?」 ルナリスの吸淫はドミナントの魔力がほぼ尽きるまで繰り返された… 「ハァ…ハァ…ハァ…も…もう…ダメ…ハァ…ハァ…」 結局、合計6回もイカされてしまったドミナント。 流れる涙を拭う力もなくグッタリしている。 魔力だけでなく体力も使い果たしてしまい、 ルナリスにもたれ掛かっていなければ倒れてしまいそうだった。 「ふ〜、やっと搾り切れた…と、来たみたいね。」 ルナリスが後ろを振り返って呟く。 「良かったわね、お仲間が助けに来たみたいよ。」 「え?…ひゃっ!?」 ルナリスがドミナントから手を放し、ドミナントは力無くうつ伏せに倒れ込んだ。 「遅かったわね…こっちは丁度用が済んだ所よ。」 倒れ込んだまま顔だけを持ち上げ、ルナリスの影から様子を伺う。 そこにはマジカ・クラウンとハーモニー、二人の勇姿があった。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 今回の投下はこれで終了します http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1401707403/329
330: 名無しさん@ピンキー [sage] 2019/11/22(金) 20:56:09.39 ID:QLPzsWIG >>318 今回のシチュエーションだと出来ないですけどモブ達の居る場所で晒し者にされるのは興奮しますね スマホで撮影されて醜態がネットに出回ってしまうとか後のエピソードでやってみたいです http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1401707403/330
331: 名無しさん@ピンキー [] 2019/12/03(火) 22:45:21.02 ID:AZqZvJ24 おお続きが マジカ・クラウンとハーモニーも存分に赤面させてからいたぶって欲しい http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1401707403/331
332: 名無しさん@ピンキー [sage] 2020/01/04(土) 02:10:19.09 ID:f/Lkkd9u まだかなwktk http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1401707403/332
333: 名無しさん@ピンキー [sage] 2020/01/07(火) 19:08:19.48 ID:tpau5umw 今更だが乙 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1401707403/333
334: 名無しさん@ピンキー [sage] 2020/01/11(土) 21:22:15.37 ID:wLqr3H4/ すいません遅くなりました >>329の続きが書けましたので投下します ------------------------------------------------------------- 「あ…あなた、誰!?何者なの?」 結界を破り駆け付けたクラウンが相手の意表を突く容姿に戸惑う様子を見せる。 「貴方達がマジカ・クラウンとマジカ・ハーモニーね。 はじめまして…私はルナリス、上級淫魔よ。」 そんなクラウンとハーモニーにルナリスが自己紹介をする。 一方、その足元に無造作に転がるドミナントはうつ伏せに顔を伏せたまま 両者の会話を聞いていた。 本当は顔を上げて目で見たいのだが 年下のチームメイト達の前で涙に濡れた顔は見せられない。 (幸い倒れた時にスカートは捲れずに元に戻ったみたいね… 何とかこのままノーパンにされたのを気付かれずやり過ごせれば良いのだけど。) 力尽き失神したフリをして引き続き会話から様子を伺う。 「ルナリス…」 「クラウン、見て!あの子の後ろに…!」 「あっ!ドミナント!?」 ハーモニーがルナリスの後ろで倒れているドミナントを発見し、 クラウンもようやくその存在に気付いた様だ。 「ド…ドミナント!大丈夫!?」 クラウンからの呼び掛けにもこのまま失神したフリを続行して やり過ごす方が得策と判断したドミナントは倒れたまま反応しない。 「くっ!ルナリス!ドミナントに何をしたの!?」 ドミナントの様子にクラウンがルナリスに怒気を強めた口調で詰め寄る。 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1401707403/334
335: 名無しさん@ピンキー [sage] 2020/01/11(土) 21:24:14.61 ID:wLqr3H4/ (あぁ…もう、嫌な質問しないでよ!) その質問に内心毒吐くドミナント。 出来ればして欲しくなかった質問である。 「彼女に何をしたかですって? 私は淫魔よ、吸淫したに決まってるじゃない。」 ルナリスが無情にも年下のチームメイトには知られたくなかった事実を口にする。 ドミナント自身まだ受け入れ切れない屈辱的な現実であり、 他人の言葉でそれを突き付けられた事により再び目に涙が浮かんで来た。 (顔を伏せていて良かった…伏せて無かったら絶対泣き顔晒すハメになってたわ。) 「き、吸淫!?」 「うそ…そんな!」 二人が息を呑んで倒れているドミナントを見る。 クラウンは怒りで、ハーモニーは羞恥で頬を紅潮させた。 「吸淫って…!?」 震える声で尋ねるクラウンにルナリスが妖艶な笑みで答える。 「ウフフ、どうやったかって?ヒントをあげるわ、ほら。」 そう言うとルナリスが倒れているドミナントに歩み寄り、 爪先でスカートを少し乱暴に捲し上げた。 「きゃあっ!?」 ハーモニーが小さな悲鳴を上げ、両手で顔を覆う。 そこにはある筈の下着が無く、 程良い肉付きの生尻が剥き出しの下半身があったからである。 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1401707403/335
336: 名無しさん@ピンキー [sage] 2020/01/11(土) 21:26:13.52 ID:wLqr3H4/ 堪らないのはドミナントである。 出来れば隠しておきたかった秘密がまた一つ、アッサリと露呈してしまったのだ。 (やだぁっ!?何してくれるのよ!早くスカート戻してよ、バカ!) 失神している手前、自分でスカートを戻す訳にも行かず 下半身が外気に晒される感覚に苛まれながら心の中で悪態を吐く。 「…ドミナントに何したのよ!?」 (だからわざわざ改めてそんな分かり切った質問しないでよ!) まだ相手に余計な事を言わせようとするクラウンにまで苛立つドミナント。 「さあね?後でこのドミナントに聞いて見れば分かると思うけど?」 そう言いながらルナリスがドミナントの剥き出しの尻をグリグリと踏み付ける。 生尻を硬い靴底で蹂躙される感覚に唇を噛み締めながら耐える。 変身後は感覚が多かれ少なかれ強化される為、 二人の視線が踏み付けられる自分の尻に集中しているのがよく分かってしまう。 「…それとも、貴方達もこれから味わってみる?気持ち良いわよ。」 「な…!」 「い、いやっ!」 絶句するクラウンと思わず悲鳴を上げてしまうハーモニー。 当然の反応である。 本来は淫魔を一方的に掃討するのが当たり前のマジカ・エンジェルなのだ。 倒すべき相手から吸淫攻撃を受けるなど、考えたくも無いあってはならない展開だ。 しかし自分にはそんなあってはならない事が既に起こってしまったという事実を 改めて突き付けられ伏せたままの顔を屈辱に歪めるドミナント。 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1401707403/336
337: 名無しさん@ピンキー [sage] 2020/01/11(土) 21:28:11.57 ID:wLqr3H4/ 「フフ、特にクラウン…貴方は淫魔王様からも注目されているの。 貴方のエナジーを献上すればきっと喜んで下さるでしょうね。」 またしてもクラウンを特別視する発言が飛び出す。 先程前菜扱いされた事を思い出し、歯噛みするドミナント。 自分が味わった恥辱が敵からは本命扱いでも無い 『前菜』として雑に消費されてしまった事が悔しくて堪らない。 「くっ…あ、あたしはこうは行かないんだからね! 必ずこの戦いにも勝って、ドミナントを連れて帰るんだから!」 自分を助ける宣言以上に『こうは行かない』というセリフの方が 『こう』なってしまった今のドミナントには刺さってしまう。 (んもぅ…いちいち私をディスらないでよ! というか、何時までスカート捲ったまま放置する気なのよ? 早く戻してよ…) このやり取りの間も相変わらずスカートは捲られたままで戻される気配は無い。 シリアスなやり取りの傍ら、一人尻丸出しで倒れ込んでいる自分の姿を想像すると 我ながらシュール過ぎる光景だ。 (何でも良いから早く戦い始めてよ!) 迂闊に動けばルナリスに再び注目され、更なる攻撃対象にも成りかねない。 戦闘が始まりルナリスの注意が完全に自分から外れるまでは例え尻丸出しでも動けない。 これ以上恥を掻きたくない一心でスカートを直したいのを堪える。 「おしゃべりはそろそろお終いにして、そろそろ始めましょうか。」 「望む所よ!」 ようやく戦闘が始まる会話の流れになって来た事に傍らで密かにホッとするドミナント。 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1401707403/337
338: 名無しさん@ピンキー [sage] 2020/01/11(土) 21:30:11.13 ID:wLqr3H4/ 「ハーモニー!ドミナントの事、お願い!」 「わ、分かったわ!クラウンも気を付けてね!」 クラウンとルナリスが示し合わせ少し離れた場所に移動した。 「ドミナント!」 倒れたまま取り残されたドミナントにハーモニーが駆け寄る。 (涙の跡は…拭えてるかしら?もう少しこのまま失神したフリしてた方が良いわね。) スグに起き上がる事も出来たのだが、 自然に見せかける為に敢えてまだ気絶したフリを装う。 「ドミナント!しっかりして、ドミナント!」 そんなドミナントの思惑など知る由も無く、必死に彼女の身体を揺するハーモニー。 (そろそろいいかしら…っていうか、まず最初にスカート直してよ! いつまでお尻丸出しのまま倒れてなきゃならないのよ!) 真っ先に捲れ上がったままのスカートを直して欲しかったのに 気が動転しているのか、ハーモニーは一向にスカートを直してくれる気配が無い。 「ん…うぅん…」 半ば痺れを切らす形で目を醒ましつつある演技に入る。 (我ながら白々しいわね…) 「ドミナント!?気が付きましたか?」 「う…んん…」 涙が拭えているのを確認しつつ、慎重に顔を上げて行く。 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1401707403/338
339: 名無しさん@ピンキー [sage] 2020/01/11(土) 21:32:11.51 ID:wLqr3H4/ 上半身を起こすと速攻で尚且つさりげなく捲れ上がったスカートを整え座り直し 出来る限り落ち着いた態度を装う。 「ドミナント…良かった!」 「ハーモニー…随分遅かったわね。」 開口一番、ついつい辛辣な言葉が口を突いて出てしまう。 実際には功を焦っての独断専行からこのていたらくだ。 そもそも偉そうな事を言えた立場では無いと内心自嘲する。 「すみません、この場所が結界でカモフラージュされていて 見付けるのに時間が掛かってしまったんです!」 「まあ、良いわ。それよりも…」 自身の敗北から目を逸らす様にクラウンが移動した方向に視線を移す。 視線の先には今まさに戦闘を開始しようとする二人の姿があった。 「あの上級淫魔は強敵よ、勝てるかどうか… 私もあの姿に騙されて油断があったとは言え、万全の状態でも勝てたかは怪しいわね。」 実際には真っ向からの勝負で完膚なきまでに負けているのだが、 少しでも話を盛っておきたいという魂胆である。 プライドを保つためには必要な事だっだ。 「そんなに強いんですか…クラウン、頑張って!」 ハーモニーが退治する二人を見て祈る様に呟く。 (そうよ、強いわ…勝てる訳無いのよ。例えあの子にだって…) 心配するハーモニーを尻目にドミナントは厳しい見立てをしている。 敗北した自分を慰める為にも…である。 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1401707403/339
340: 名無しさん@ピンキー [sage] 2020/01/11(土) 21:34:13.08 ID:wLqr3H4/ 「じゃあそろそろ始めましょうか?まずは小手調べ…とっ。」 まずルナリスが仕掛けた。 左手を翳し橙色の光熱弾サーミック・バルカンを連続で放つ。 先程のドミナントとの戦いでは手加減していたらしく、 その時よりも光弾が一回り大きく弾速も速い。 「イグナイト・ナックル!はっ!やぁっ!」 対するクラウンも負けてはおらず光弾の半分を回避し、 もう半分を炎の拳イグナイト・ナックルで叩き落とした。 「どうだ!こんなもの、全然効かないんだから!」 見事全弾捌き切り、ドヤ顔で右拳をルナリスに向かって突き出すクラウン。 「流石クラウン!」 安堵するハーモニー。 しかし傍らで座り込んで見ているドミナントの表情は硬いままだ。 (あの光弾、さっきよりも強くて速い…もし私だったら…) 自分なら被弾してダウンさせられていたかも知れない… そう考えると嫉妬心でクラウンの健闘を素直に喜べない。 自分に屈辱を与えたルナリスを倒して欲しいとは思うのだが 年下のチームメイトにそれをやられてしまうと自分が 年下のかませキャラという事になってしまう。 クラウンにもある程度は苦戦して貰わないと格好が付かない。 「まだよ…アイツの実力はこんなモノでは無いわよ。」 立ち上がり、ハーモニーの隣で腕を組み物知り顔で密かな願望を呟く。 その言葉に再び不安気な表情を浮かべるハーモニー。 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1401707403/340
341: 名無しさん@ピンキー [sage] 2020/01/11(土) 21:36:10.99 ID:wLqr3H4/ 「ふぅん…少しはやるみたいね。 予想通り、さっきのドミナントよりは楽しまそうね。」 幼いながらも淫魔らしい妖艶な笑みを浮かべるルナリス。 一方、さりげなく自分を格下扱いするセリフを聞いたドミナントは密かに唇を噛み締める。 (ああん!もう…余計な事言わないでよぉ… 私が弱いってイメージが強くなっちゃうじゃない!) 自分のイメージが失墜しかねないセリフに対してつい敏感に反応してしまう。 …とは言え、ドミナントの願望通りルナリスにもまだ余裕はある様子だ。 「これならどうかしら?」 今度は一気に距離を詰め接近戦に移行しようとするルナリス。 「望む所よ!接近戦ならあたしだって得意なんだから!」 接近戦が得意なクラウンも受けて立ち、熾烈な戦いが始まった。 「はっ!せやぁっ!くぅ!?」 気合いの入った掛け声と共に炎の拳を振り回すクラウンだが思う様に攻撃が当たらない。 ルナリスが巧みに攻撃を捌いているのだ。 「ふふっ、威力は高そうだけどそんな素直な攻撃当たらないわよ。 今度はこちらの番ね…はっ!」 「くうぅっ!?」 クラウンの拳の合間を縫ってルナリスがカウンター気味の打撃を入れ始める。 「このぉっ!きゃあっ!?えいっ!ぎっ!?」 拳を振るう程にダメージが蓄積する状況に陥るクラウン。 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1401707403/341
342: 名無しさん@ピンキー [sage] 2020/01/11(土) 21:38:31.87 ID:wLqr3H4/ 「ああぁ…クラウン、しっかり!」 ハラハラしながら見守るハーモニーとは対象的に 自分同様翻弄されるチームメイトの姿にホッとした表情のドミナント。 最低でも苦戦、このまま敗北も有り得そうな情勢だ。 (問題は敗北した後に速やかに脱出出来るかどうかね… 結界は内側から破れるかしら!?今の内にハーモニーに指示を出しておくべきかも…) 速くもクラウンが敗北した後の撤退を考え始めるドミナント。 自分の指示で速やかに撤退したという事に出来れば敗北したとは言え、 多少の面目は保てるだろうという狡い算段だ。 「うあぁっ!?」 ドミナントがそんな事を考えている最中、遂にクラウンが力尽き膝を突く。 「クラウン!」 「待ちなさいハーモニー!貴方の力は撤退の為に残して置いて!」 思わず援護しようとするハーモニーをドミナントが制する。 「貴方はこの結界を内側から破る準備をして。 シールドを干渉させれば結界を破れるかも知れない。」 「は…はい!」 ドミナントの指示に従いシールドを形成する為のエネルギーを 溜め始めるハーモニー。 「もうお終いなの?だったら吸淫させてもらおうかしら?」 立ち上がれないクラウンにルナリスが舌舐めずりをしながら近付いた… −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 今回の投下はこれで終了します 次で逆転劇を見せ付けられるシーンまでやれるかな http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1401707403/342
343: 名無しさん@ピンキー [sage] 2020/01/13(月) 14:37:02.43 ID:aW4gnTLH 乙! 味方の無自覚なドミナントいじめがひどいwww http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1401707403/343
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