[過去ログ] 悔しい!許さない!を前面に押し出すエロパロ (472レス)
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348: 2020/01/31(金)19:34 ID:fZg1atpt(3/11) AAS
その時だった。

「ま…負けるもんかあぁぁぁ!!!」

追い詰められても尚闘志を失わないクラウンの叫びに応えるかの様に
彼女のコスチュームの胸元に付いているエンブレムが強く輝き出した。

「これは…一体!?」

ショートパンツに手を掛けようとしていたルナリスが異変を察して飛び退く。
省16
349: 2020/01/31(金)19:36 ID:fZg1atpt(4/11) AAS
「…驚いた、まさかそんな力を隠していたなんてね。
事前に貰ったデータには無かったのに…」

ルナリスにとっても計算外だったらしく目を丸くして驚いている。

(他の二人の反応を見る限り、向こう側にすら計算外の出来事みたい。
用心した方が良さそうね。)

警戒しながらも冷静さを保ったままのルナリスが先に動く。
両手を頭上に掲げ先程クラウンに決定打を与えた光熱弾サーミック・ナパームの
発射態勢に入った。

「本当にパワーアップしたのかどうか、コレで確かめてあげる!」
省12
350: 2020/01/31(金)19:38 ID:fZg1atpt(5/11) AAS
「きゃあああっ!?(アソコが)熱いぃ!」

言われなくてもハーモニーの背後に隠れたドミナントだったが
爆風でまたしてもスカートが捲れ上がり、敏感な秘部が熱波に晒され悲鳴を上げる。

「ふぅ…まさか私のサーミック・ナパームを片手で跳ね返すなんて…」

身体を包んでいた翼を背中に戻しながら呟くルナリス。
前を見るとクラウンが既に彼女の目の前に居た。

「くっ…!」
省16
351: 2020/01/31(金)19:40 ID:fZg1atpt(6/11) AAS
クラウンの言葉に自身が吸淫されてしまった事を再び実感させられ
ドミナントが唇を噛み締める。

「な、なるほどね…その怒りが貴方に新たな力をもたらしたって所かしら?」

吹き飛ばされ今度は自分が片膝を突く事になったルナリスが
尚も冷静にクラウンの身に起こった現象を分析している。
彼女も伊達に上級淫魔ではないらしい。
立ち上がると翼を広げ低空をホバリングし始めた。

「少し本気を出そうかな…」

両手を広げ、サーミック・ネイルをフルパワーで発動させたルナリス。
光熱の爪を50センチ程も伸ばし、高速で滑空しクラウンに襲い掛かる。
省13
352: 2020/01/31(金)19:42 ID:fZg1atpt(7/11) AAS
「クラウン…頑張って!」

クラウンに希望を託し祈る様に激闘を見守るハーモニー。
その横で対照的に悔しそうな表情を浮かべながら観戦するドミナント。
先程まで思い描いていたこれからの展開が崩れて行く。

(私だってあの子以上に悔しくて恥ずかしい思いしているのに…
何であの子だけパワーアップしてるのよ!)

パワーアップ出来なかったばかりか、まるで先程の自分に対する吸淫攻撃が
クラウン強化イベントの出汁にされた気にさえなってしまい釈然としない状況だ。

(ルナリスもルナリスよ…私の時はあんなに強かったのに!
技の見た目だけ派手にして実は手加減してるんじゃないでしょうね!?)
省13
353: 2020/01/31(金)19:44 ID:fZg1atpt(8/11) AAS
「ふう、今の私の力ではここまでみたい…そろそろ潮時かしらね。」

ルナリスがサーミック・ネイルを解除し戦闘態勢を解く。
それでも尚、油断なく構えたままのクラウンにルナリスが続ける。

「まあ、マジカ・エンジェルの内一人は吸淫するという当初の目的は達成してるし
今回はそれで満足としましょう。
また改めて遊びに来るわ…それまで他の上級淫魔にやられたりしないでね、クラウン。」

ルナリスはそう言うと背中の翼を広げ、猛スピードで飛び去っていった。
同時に彼女が張っていた結界も解除され、
紫のベールが掛かっていた様な周囲の空間が元の夜空に戻って行く。

「か…勝った?」
省12
354: 2020/01/31(金)19:46 ID:fZg1atpt(9/11) AAS
(あの子はパワーアップして…負けてなくて…私だけが負けて…
吸淫攻撃を受けて…パンツも脱がされて…今もノーパンで…)

脳内で整理していると現実感が少し遅れてやって来る。
少しの間忘れていたスカートの中の素肌に外気が触れる感覚も蘇ってきた。
唇がワナワナと震え始め、顔面が羞恥と屈辱に熱くなる。
今すぐにでもこの場から全力で走り去りたい衝動に駆られてしまう。

「ドミナント!大丈夫ですか!?」

すぐ傍でハーモニーの声が聞こえビクリと身体を震える。
気が付くと一仕切りはしゃいで落ち着いたハーモニーがクラウンと共に
自分の方へ戻って来ていた。
省12
355: 2020/01/31(金)19:48 ID:fZg1atpt(10/11) AAS
「百地司令!?」

クラウンが通信機を取り出し応答する。

「ああ、良かった!やっと繋がった!
上級淫魔の反応が消えたみたいだけど勝ったんだね?
それと結界が消えて少しの間、そちらで凄まじい魔力反応があったんだけど…」

「あ…それあたしだと思います。
一度負けそうになったんですけど、その直後に何か凄い強くなって…
マテリアル・スーツも少しデザイン変わってた感じで…」

「何だって!?それは多分アクセラレイションだ!」
省14
356
(1): 2020/01/31(金)19:50 ID:fZg1atpt(11/11) AAS
「魔力反応によると魔力量がほぼ空になっているみたいなんだけど、
大丈夫だったかい!?」

いきなり痛いところを突かれてしまう。

「す、すみません…実は上級淫魔との戦闘中にき、吸淫攻撃を受けてしまって…
それで魔力の大半を吸収されて苦戦してしまって…
その際、マテリアル・スーツの一部に損傷も受けてしまって…」

年下のチームメイトの前で屈辱的な報告をするハメになってしまうドミナント。
屈辱を少しでも軽減する為に慎重に言葉を選ぶが恥ずかしさに顔が真っ赤になって行く。

「と、とにかく詳しい報告は帰還した後にしますので…」
省15
357: 2020/03/02(月)04:05 ID:YHPel5fb(1) AAS
ドミナント……
クラウンともどもえっちぃシチュをもっと見たい
358: 2020/03/04(水)20:27 ID:cRCJsz+V(1) AAS
1人で意識しすぎだよドミナント
周りはそこまで気にしてないだろうに
359: 2020/03/05(木)07:24 ID:xLO0skWC(1) AAS
その一人相撲がいいよね
360: 2020/03/29(日)20:40 ID:OdyuDvYZ(1/9) AAS
遅くなってしまいましたが>>356の続きをこれより投下します

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「申し訳ありません!」

帰還後に呼ばれたスーツ等のメンテナンスルーム。
開口一番、頭を下げるドミナント。

「上級淫魔の出現で町の人々にこれまでに無い被害が及ぶと感じ
冷静さを欠いた行動を取ってしまいました。」
省19
361: 2020/03/29(日)20:42 ID:OdyuDvYZ(2/9) AAS
「そう言えばスーツの一部にダメージを受けたって言いかけてたね。
ざっと見た所、マテリアルスーツには特に大きな損傷は無いみたいだけど?」

「う…それは、その…」

ドミナントも花も恥じらう乙女とまでは行かずとも17歳の女子高生。
正体が妖精とは言え、人間形態の百地は映画俳優の様なイケメンである。
そんな百地の真剣な表情を前に言葉を詰まらせたまま顔を赤らめるドミナント。

「じ、実は…吸淫攻撃を受けてしまう前にですね…パ、パンツを…
剥ぎ取られて…しまって…」

ドミナントが言いにくそうにしながらも遂にパンツを喪失した事を報告し始める。
省14
362: 2020/03/29(日)20:44 ID:OdyuDvYZ(3/9) AAS
しかし、百地の次の行動は予想外のものであった。

「早速見せてくれたまえ!」

「えっ!?きゃあぁっ!?」

何と百地は診察台に座ったドミナントの脚を掴むと
思いっきり左右に開きながら持ち上げてしまったのだ。
抵抗する間もなく俗に言う『M字開脚』の姿勢にされてしまうドミナント。

「ちょ…!?や!?…司令!?」
省16
363: 2020/03/29(日)20:46 ID:OdyuDvYZ(4/9) AAS
ドミナントとしては少しでも早く姿勢を戻したかったのだが、
百地に止められてしまう。

「この装置の前でそのまま…あまり動かないで。」

百地がM字開脚で待機するドミナントの前にカメラの様な別の機材を持ち出し、
彼女の下腹部に再びライトを当てる。

「よし、スキャン完了っと…もう動いても大丈夫だ。」

「は、はいっ!」
省15
364: 2020/03/29(日)20:48 ID:OdyuDvYZ(5/9) AAS
「ああ、そうだったね。
具体的に説明するとインナーパンツは消失してしまって修復は不可能だったよ。
ユニットを構成するナノマテリアルが完全に消滅してしまっているんだ。」

「は…!?」

予想外の言葉にまるでハンマーで頭を殴られた様な衝撃を受けるドミナント。
百地の直前の表情や言葉からは真逆の絶望的な宣告であった。

(修復不能って…
それってまさかこれからずっとノーパンで戦わなければならないって事!?
この、私が…ずっと…年下のチームメイトの前で…)

予想もしていなかった状況に思考が追い付かず、
省15
365: 2020/03/29(日)20:50 ID:OdyuDvYZ(6/9) AAS
「は…はい…」

「さ〜て!明日は忙しくなるぞ〜!
何と言ってもクラウンがアクセラレイションを発現させたからな〜!
あ〜、早く調べたい!データを取りたいなあ!」

こちらに背を向け機材を片付けながらウキウキの独り言を垂れ流す百地。

「了解しました…それでは、失礼します。」

そんな百地に挨拶して部屋を後にするドミナント。
ドアに背を向けトボトボと歩き出すが自分の現在、
そしてこれからの状況にまだ実感が湧かない。
省15
366: 2020/03/29(日)20:52 ID:OdyuDvYZ(7/9) AAS
そんな事を考えていると足取りも荒々しい速歩になり、
気が付けばあっと言う間に上階のミーティングルームの前に到着していた。

(ヤバ…イライラしながら歩いてる内にもう着いちゃった。
パンツの事、絶対に聞かれるだろうなあ…どうしよう?)

どう足掻いても穿いてない状態が続行する事に変わりは無く、
例え修復出来た今は穿いてると言い張っても誤魔化せるのはせいぜい次の戦闘まで。
足技が主武器な為、実戦では穿いてないのをとても隠し切れない。

(残る手はもう、これしか無いわね…行くわよ!)

腹を括ったドミナントが深呼吸の後、意を決してドアを開け入室した。
省13
367: 2020/03/29(日)20:54 ID:OdyuDvYZ(8/9) AAS
「え…!?そ、そんな…」

あっけに取られた表情を浮かべる二人。
完全に先程の自分自身と同じ反応だ。

「それじゃあ…これからどうすれば…」

「どうするって何が?
別にどうなる訳でも無くこれからも戦うだけなんですけど?」

平然とした表情を保ちながら応えるドミナント。
省15
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