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悔しい!許さない!を前面に押し出すエロパロ (472レス)
悔しい!許さない!を前面に押し出すエロパロ http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1401707403/
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411: 名無しさん@ピンキー [sage] 2021/12/14(火) 23:26:01.38 ID:plm03EWs (クラウンは…ヤバイ!もうトドメを刺す寸前じゃない!?) 戦いながらクラウンの様子を見ると、例によって強化フォームを発動しており 既にトドメを刺す体勢に入っている。 今回の中級淫魔は3体…このペースだと自分が1体倒す頃には2体目にもドドメを刺され3体中2体をクラウンの単独スコアとされてしまう。 またこのパターンだ。 よくある中級淫魔が3体のパターンだと、どうしても3体目を持って行かれてしまう。 以前はパワーのクラウンに対して手数のドミナントという感じの二大アタッカーという イメージだったのにアクセラレイションを発動したクラウンにはもう手数だけでは 追いつけなくなりつつあるのだ。 (私だって…パワーアップさえ出来てれば…!) もう一つの忌々しい事件を思い出してしまい、ギリ…と歯噛みするドミナント。 あれ以来、例の強化フォーム発動実験には臨んでいない。 あの魔力が抜ける感覚に耐えられるビジョンが全く浮かばないからだ。 チームメイトや百地司令達の見守る中、 わざわざ吸淫攻撃を受けに行く様な真似をして再び醜態を晒すのは御免だ。 そんな事を考えている間にクラウンは1体目の中級淫魔にトドメを刺して ハーモニーが足止めしているもう1体の方へ向かっている。 (私も早く倒さないと…!) 焦るドミナント。 畳み掛けようと雑にハイキックを連発する。 しかしそれが災いして淫魔に反撃のチャンスを与えてしまう。 「ギイィッ!」 防戦一方だったカニ人間型の中級淫魔がハイキックに合わせてカウンター気味に ハサミを突き出してきた。 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1401707403/411
412: 名無しさん@ピンキー [sage] 2021/12/14(火) 23:28:01.91 ID:plm03EWs 「きゃあっ!?」 ハサミが運悪く翻ったスカートに引っ掛かってしまいバランスを崩すドミナント。 「ギギィ!」 スカートを引っ掛けたまま突き出したハサミをそのまま振り回す中級淫魔。 「いやあぁっ!放してよぉっ!」 戦闘時に翻る程度なら兎も角、敵の攻撃で捲し上げられるのは悔しさが全然違う。 反射的にスカートを抑えようとするがそのまま振り回され、 放り投げられてしまった。 「いったあぁ!」 うつ伏せで地面に倒れ込むドミナント。 勢い良く放り投げられた為、スカートの後部が背中まで捲れ上がってしまう。 更にスカートを直して起き上がる間もなく 中級淫魔がハサミで後ろから首を挟み込んできた。 「くうぅ…こんな奴に…」 咄嗟に両手でハサミを掴み首が絞まるのを防ぐ。 首根っこを押さえられた姿勢で何度も足の力で淫魔の体重を 跳ね除けようとするが、格下相手とは言えこの体勢では流石に力が入りにくい。 うつ伏せでお尻を突き上げた自身のポーズの無様さと 露出を否応なく実感させるお尻を包むヒンヤリとした外気の感触に頬が熱くなる。 (ヤダ…こんな姿…他の二人に見られたくない…!) 焦って両脚をジタバタさせるドミナントだが、 雑な抵抗では力が入らず虚しく空回りするのみだった。 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1401707403/412
413: 名無しさん@ピンキー [sage] 2021/12/14(火) 23:30:01.06 ID:plm03EWs 「…どっせ〜い!!!」 そうこうしている内に遠くから接近してくる掛け声と共に淫魔のハサミから解放された。 「グギェッ!?」 淫魔が奇声を上げながら吹き飛んだ気配がする。 2体目の中級淫魔をも倒したクラウンが救援に来たのだ。 「はあ…はあ…」 「ドミナント!大丈夫ですか!?」 「ええ…問題無いわ…」 結局間に合わず獲物を取られた。 相変わらずスカートも捲れっ放しなのが下半身を外気が撫でる感触で分かる。 息を切らし、スカートを直す余裕も気力も無い。 こんな屈辱的な状況でまともな表情を作れる筈も無い。 背後から聞こえる声に四つん這いのまま顔も向けずに答えるドミナント。 「後は任せて下さい!スグに終わらせちゃいますから!」 焦って油断したとは言え、自分が思わぬ苦戦を強いられた相手を スグに終わらせる… その言葉にまたしてもギリギリと歯噛みしてしまうドミナント。 「これで…終わりだぁ〜!!!」 「グギャギャアァァァ!」 歯噛みするドミナントの背後で必殺技を繰り出すクラウンの叫び声と 淫魔の断末魔が響き渡った。 爆発音と共にドミナントの剥き出しのお尻に余波の熱風が叩き付けられる。 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1401707403/413
414: 名無しさん@ピンキー [sage] 2021/12/14(火) 23:32:01.16 ID:plm03EWs 「んはぁ…!」 肛門や秘所に不意に叩き付けられる熱風に思わず声が漏れる。 スカートを整え、熱風の吹き付けて来る方向へ向き直ると予想通り 淫魔が爆発炎上した痕跡とそれをバックに仁王立ちするクラウンの姿があった。 コスチュームの所々に輝く強化フォーム特有のラインが夜の闇に映える。 まさに主役ヒロインの姿だ。 (それに比べて…私はさっきまでずっとスカート捲れてお尻丸出し…) 自慢のミニスカートが原因で醜態を晒してしまった悔しさと恥ずかしさに スカートの裾をギュッと握り締める。 「クラウン!ドミナント!こっちは終わりましたよ!大丈夫ですか〜!?」 背後からハーモニーの声が近付いてくる。 ハーモニーに醜態を見られなかったのはせめてもの救いである。 「大丈夫だよ!もう終わったから!」 クラウンが振り向き、笑顔で答える。 「終わったみたいだね。3人ともご苦労様! 後処理はこちらに任せて帰還して休んで良いよ。」 淫魔の反応が消滅したのを確認した百地からも帰還しても良いと連絡が来る。 「了解!コレより帰還します!」 クラウンが応答し、ハーモニーと並んで談笑しながら歩き出す。 その後ろをドミナントがトボトボと歩きながら付いて行く。 (あぁ…もう!…結局今回は3体ともクラウンに取られちゃった…) 並んで歩く二人の背中を見ながら痛恨の展開に密かに唇を噛み締めるドミナントだった。 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1401707403/414
415: 名無しさん@ピンキー [sage] 2021/12/14(火) 23:34:00.94 ID:plm03EWs 帰還後、ミーティングルームでくつろぐ二人を尻目に開発室に向かうドミナント。 実はあの強化実験失敗の翌日、事前の策として密かに新たな技(呪文)の開発を 九十九に打診していたのである。 「そろそろ出来ている頃だと思うんだけど…」 ノックして室内に入る。 「こんばんは…例の『アレ』出来ました!?」 開発室の室長である若い男性の姿をした九十九(正体は百地同様妖精のツクモン)に尋ねる。 「ふぅ〜、何とか完成しましたよ…コレです。」 九十九が小型のUSBメモリの様なアイテムをドミナントに手渡す。 「コレが新しい呪文(スペル)…なんですか?」 「はい、新しい固有呪文(パーソナル・スペル)はこの装置で習得するんです。」 「ふぅ〜ん、そうなんだ…」 手渡された装置を不思議そうに見るドミナント。 追加での呪文開発は初で有り司令である百地にも秘密である。 …と言うのも百地の注目はアレ以来、パワーアップを果たしたクラウン一色なので それが気に入らないドミナントとしてはサプライズの新技で活躍し、 百地からの注目を取り戻そうという魂胆なのだった。 「性能は私の設計通りに?」 「それに関しては問題ありません、一応模擬戦等で試して何かあったら微調整しますので。」 「分かったわ!フフ…クラウン、ここからはアナタばっかり活躍なんてさせないわよ。」 手首の腕時計状の端末に装置を挿し、 ダウンロードしながら不敵な笑みを浮かべるドミナントなのであった。 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1401707403/415
416: 名無しさん@ピンキー [sage] 2021/12/14(火) 23:36:00.96 ID:plm03EWs 数日後… 「この辺りに反応があった筈だが…気を付けてくれ!」 「了解!…と言っても、ここ何にも無いね?」 クラウンが首を傾げる。 淫魔の反応があるというので出撃したものの、 今回は普段と違い良くある夜の街中や廃ビルや廃工場でも無い山中であった。 周囲を見渡しても何も無い。 「わ…罠とかじゃ無いですよね?」 ハーモニーが不安気な表情を浮かべる。 「取り敢えず、手分けして周囲を調査して…て、アレ!?」 数歩踏み出し、異変に気付くドミナント。 足元に空間の揺らぎの様な物が発生しており、歩く度にズブズブと沈んでいるのだ。 「な、何これ!?」 「ドミナント!?…うわっ!」 「二人とも大丈夫!?…きゃあっ!?」 ドミナントに駆け寄ろうとしたクラウンとハーモニーも同様に ズブズブと空間の揺らぎに沈んで行く。 「こ…これは亜空間転送!?まずい…別空間へ引きずり込まれる!」 3人の通信システムから珍しく百地の焦る声が響く。 「亜空間転送!?やっぱり罠…」 分かったところでもう逃げる術も無く亜空間に引きずり込まれる3人。 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1401707403/416
417: 名無しさん@ピンキー [sage] 2021/12/14(火) 23:38:00.87 ID:plm03EWs 「…う、ここは!?」 空間の揺らぎを通り抜けて着地した場所を見渡すドミナント。 明るいピンク色をしたコンクリートの通路の様な場所に飛ばされた様だ。 前方と左に数メートル幅の通路が広がっている、まるで迷路だ。 (クラウンとハーモニーは…居ない…どうやら完全に分断されたみたいね。) 「もしもし!3人とも、聞こえるかい!?」 通信機から百地の声が響く。 「はい、聞こえます!」 「良かった!まだ転送用の空間が閉じきってないみたいだ… でもスグに通信不能になるから手短に用件を伝えるよ! 君たちが今居る場所は亜空間という魔力で作られた空間で 君達を分断して消耗させる為に迷路の様になっている。 今、空間内の魔力を解析したマッピングした情報を渡すから…ザザ…ザー…」 「百地司令!?もしもし!?」 通信が途中で切れてしまう。 どうやら転送用の空間が閉じてしまった様である。 しかし通信端末に情報が届いているので確認するとこの空間のモノであろう マップが表示された。 「マッピングはギリギリで間に合ったみたいね…」 空間内は百地司令の言う通り、広大な迷路になっている。 自分やチームメイトの現在位置を示すマーカーと詳細は解析出来ていないものの 術の使用者と思われる中級淫魔が潜伏していると思われる魔力反応が表示されている。 マジカ・エンジェルのメンバーは彼女も含めほぼ迷路の四隅に飛ばされた様である。 ドミナントは南東、クラウンは南西、ハーモニーは北西… メンバーの居ない北東のやや大きい部屋に淫魔の魔力反応が有る。 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1401707403/417
418: 名無しさん@ピンキー [sage] 2021/12/14(火) 23:40:01.45 ID:plm03EWs 迷路内に居るメンバー同士の通信も遮断されているらしく連絡は取れない。 「でも、コレって私にとってはチャンスよね…」 状況を概ね把握したドミナントがニヤリと笑う。 この状況ならば目指すのは術者の反応のある北東の部屋だろう。 そして彼女が先日習得した新呪文は今回の状況には打って付けなのだ。 「要するに競争って訳ね!ウフフ、この状況にピッタリの新呪文があるのよね〜!」 早速新呪文の発動体勢に入るドミナント。 「おっと、コレも忘れずに飛ばしとかないと…」 ポケットから撮影記録用のマイクロドローンを幾つか取り出し起動させる。 「ちゃんと私の活躍を撮影しといてね!じゃあ、行くわよ…シルフィード・レガース発動!」 気取ったモデル立ちのポーズで新たな能力を発動させる。 足元から濃い緑色の旋風が吹き上がり、膝付近までを渦巻く風が包み込む。 ついでに足元から吹き上がる風がスカートを派手に翻す。 「はぁん…」 スカートの中に風が吹き込む感触に昨日同様に声を上げてしまうが あの時みたいな羞恥と屈辱は無く、どちらかというと恍惚と快感の声である。 「さあ…初めての実戦投入、行くわよ!」 ドミナントが勢い良く駆け出し…いや、滑り出した。 これこそシルフィード・レガースの効果であった。 足元に旋風のクッションが発生している為、数?程浮いており 脚を前に出す度にグングンと加速して行く。 言わば風のスケート靴なのだ。 彼女が以前から使用していたシルフィード・グリーブの上位版と言える存在だ。 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1401707403/418
419: 名無しさん@ピンキー [sage] 2021/12/14(火) 23:42:01.55 ID:plm03EWs 「このスピードなら北東の部屋への一番乗りは私に決まりね!」 風を切りながらマップに従い北東の部屋を目指して進むドミナント。 角を曲がると通路に数体の下級淫魔が待ち受けていた。 「ギギィ!?」 「そんな攻撃当たらないわよ!」 ドミナントがヒラリと身を躱す。 角を曲がってくるドミナントを狙った淫魔の攻撃が虚しく空を切る。 「ウォーミングアップに丁度良いわね…さあ、舞うわよ!」 さながらフィギュアスケートの演技の様に下級淫魔達の間を滑り翻弄する。 その内の一体に狙いを定め、すれ違いざまに足技を繰り出すと一撃で吹き飛んだ。 (よしっ!攻撃力もバッチリ上がってる!) 以前のシルフィード・グリーブだと下級淫魔でも2〜3発攻撃しなければ倒せないのだが シルフィード・レガースを発動し足技の攻撃力が格段に向上した状態なら一撃だ。 機動力と攻撃力、両方の底上げ… 長所を伸ばし短所をも補えてるのを改めて確認し勝ち気な笑みを浮かべるドミナント。 しかしそれ以上に気に入っているのは自分のイメージに合った華麗さである。 「さあ、次はコレよ!」 2体目の淫魔に狙いを付ける。 今度は攻撃を躱し、スレ違いざまにヒラリと横に回転する。 ミニスカートが花の様に翻り、スカートの裾付近から魔力を帯びた気流の刃が発生し 淫魔を真っ二つに切り裂いた。 「どうかしら?強化されたエアロ・ペタルの味は!」 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1401707403/419
420: 名無しさん@ピンキー [sage] 2021/12/14(火) 23:44:01.02 ID:plm03EWs シルフィード・レガースから吹き上がる余剰エネルギーをスカートで受け止め 蓄積させた魔力を利用して放つサイクロン・ブルームの変形技である。 逆立ちになって足技と共に放つサイクロン・ブルームと比べ威力こそ落ちるが 移動しながらの連続使用が出来る為、格段に小回りが利くのだ。 「コレが私の新スタイル!百花繚乱と言ったトコロかしら!」 新呪文を使った戦法に確かな手応えを感じるドミナント。 残りの淫魔達に一気呵成に攻撃を仕掛ける。 「ギエェッ!」 ドミナントが淫魔達の間を縫ってスカートを翻す度に淫魔の悲鳴が響き渡る。 「はぁん…気持ち良い!」 滑走しながら恍惚の表情を浮かべるドミナント。 スカートを翻しエアロ・ペタルを繰り出す度に下半身が外気に晒される。 それはパンツを失って以来、羞恥や屈辱と共に味わっていた感触だったが 今はこの感触を味わう度に敵が悲鳴を上げ倒れて行く。 即ち勝利に近付いて行く感触となっているのである。 敢えてスカートの中を晒す技を使いその感触を勝利と紐付けする事で パンツを穿いてないという劣等感を払拭するという荒療治が 彼女の負けず嫌いの性格と上手く嵌まった。 「パンツなんか穿いて無くたって…このステージの主役は私なんだから!!!」 最後の1体を倒す瞬間、感極まって思わず絶叫してしまう。 (ハァ…ハァ…ヤダ、ちょっと恥ずかしい…でも、情熱が溢れて止められないわ…) 誰が聞いている訳でも無いが秘めたる思いを大声で叫んでしまい赤面する。 「でも…快感だったわ…いずれはあの子の前で堂々と宣言してやろうかしら? その時の予行練習と考えれば…フフ!」 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1401707403/420
421: 名無しさん@ピンキー [sage] 2021/12/14(火) 23:46:02.56 ID:plm03EWs 「おっと、いつまでもこうしちゃ居られないわね!先を急がないと…」 暫くの間、勝利の余韻に浸っていたドミナントだったが まだ目的の部屋に辿り着いていない事を思い出し再び滑り出す。 その後は下級淫魔には遭遇せず迷路をスムーズに進んで行く。 「えっと…確かここを右に曲がれば…と。」 遂に目的地である北東の部屋に辿り着いた。 部屋の入り口で周囲を見渡すが先に誰かが到着した形跡は無い。 (よしっ、予想通りの一番乗り!シルフィード・レガース様々よね! 機動力が違うのよ、機動力が!) 他の二人が居ない事を確認し、いよいよ部屋に突入する。 (見た所、誰も居ないみたいだけど…) ゆっくりと慎重に部屋を進むドミナント。 数十メートル四方の部屋には淫魔も障害物の類いも存在しない。 しかし、これまでの戦闘の勘で敵意を持つ何者かが存在するのは分かる。 (さあ、どこからでも掛かってきなさい…!) 部屋のほぼ中心まで進んだ時だった。 「シャッ!」 「遅い!」 天井からの攻撃の気配を察知し急加速して逃れるドミナント。 「フン…奇襲攻撃のつもりみたいだったけどミエミエよ!」 滑走の勢いを緩め、距離を取って攻撃して来た淫魔と向き直る。 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1401707403/421
422: 名無しさん@ピンキー [sage] 2021/12/14(火) 23:48:06.00 ID:plm03EWs 「流石はマジカライザーの一人、この程度では仕留められねぇか…」 「ふぅん…話せるんだ、アンタ。」 相手からは言葉が返ってきた。 中級の中では比較的上位の淫魔に多い特徴だ。 「何だ、ドミナントかよぉ!お前、ルナリス様に負けて吸淫されたんだってなぁ!?」 「ぐ…!」 ドミナントが言葉に詰まり、バッと顔を赤くする。 どうやらこの間の上吸淫魔ルナリスとの戦いは淫魔達の間に知れ渡っているらしい。 「どうだった、淫魔の吸淫は!?一度喰らうとクセになっちまう奴も多いんだぜ!」 「だ…誰がクセになんか…」 言いかけて強化実験失敗の件を思い出しまたしても言葉に詰まってしまう。 「そろそろあの快感が恋しくなって来ただろぉ?今度は俺が与えてやるよ! 穿いて無ぇんだろ?そのヒラヒラしたスカートの中はよぉ?」 淫魔のイヤらしい視線に思わずスカートの前後を抑えてしまうドミナント。 だがここで気圧される訳には行かない。 「…フン!穿いてませんけど〜それが何!? アンタ如きで私を吸淫出来るかどうか試して見る?」 自分を奮い立たせ、スカートの裾を摘まみ中身が見えない程度にフワリと広げ ニヒッと不敵な笑みを浮かべ挑発する。 (この戦いで精神的な庇護を払拭するのよ… パンツ穿いてない程度でマジカ・ドミナントは揺るがないって!) 中級淫魔との戦いが始まった。 ------------------------------------------------- 今回の投下はこれで終了です 後編は来月には出来ると思います http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1401707403/422
423: 名無しさん@ピンキー [sage] 2021/12/20(月) 10:08:26.71 ID:R5VSrgah ミニスカートの羞恥シーンが好き http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1401707403/423
424: 名無しさん@ピンキー [sage] 2021/12/26(日) 19:29:19.39 ID:kDIF3Ha1 お疲れ様です つづき楽しみにしております 良いお年を〜 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1401707403/424
425: 名無しさん@ピンキー [sage] 2022/01/24(月) 21:04:03.19 ID:7CbIXk0t 遅くなりましたがあけましておめでとうございます 後編というか中編が出来ましたのでこれより投下します -------------------------------------------------------- 中級淫魔との戦いが始まった。 (まずは落ち着いて相手の戦法や能力を確認しないと。 多分、虫系統だと思うんだけど…) この淫魔はほぼ人型で青黒い甲冑の様な表皮に覆われている以外に特徴が無い為、 外見からモチーフや能力が推測しにくい。 取り敢えずある程度の距離を保ちながら滑走し相手の出方を窺うドミナント。 「掛かってこねぇのか?ならばコッチからいくぜっ!シャアッ!」 誘いに乗った淫魔が右腕を繰り出す。 突き出された腕が一瞬で数メートルも伸張しドミナントの靡く髪を掠めた。 うねる腕の先端には二本の牙を思わせる爪が突き出しており、 側面には無数の短い脚が並んでいる。 (…モチーフはムカデみたいね。) 「チッ!外したか…だがまだまだ行くぜっ!」 続いて繰り出した左腕も同様に変形する。 (伸びる腕が武器の中距離戦闘型ってとこか…中距離同士の戦闘になりそうね。) 彼女のシルフィード・レガースを軸にした戦法も中距離メインと想定しているからだ。 大きく違うのは相手の淫魔はあまり動かずにリーチの長い攻撃を行うタイプで 自身は動き回って打撃や飛び道具を打ち込むタイプという部分だ。 「私の新戦法を試すのに丁度良い相手かもね… そろそろこちらも行かせて貰うわよ!」 一仕切り攻撃を捌いたドミナントが反撃に転じる。 淫魔本体に向けてエアロ・バレットを数発放った。 渦巻く拳大の空気弾が淫魔の頭部と腹部に吸い込まれる様にヒットする。 「フンッ!この程度の攻撃効かねえよ!」 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1401707403/425
426: 名無しさん@ピンキー [sage] 2022/01/24(月) 21:05:59.65 ID:7CbIXk0t 命中したものの甲冑の様な表皮に弾かれてしまう。 かなりの耐久力を誇っている様だ。 「流石にこの程度じゃ通用しないか…でも、これならどうかしら!?」 滑走しながら今度は更に強力なエアロ・ジャベリンを繰り出す。 「チッ!」 技の発動よりも前に慌てて伸ばしていた腕を戻しガードしたものの 腕の甲殻の一部が弾け飛ぶ。 (エアロ・ジャベリンなら効果有りみたいね!) 相手の耐久力を大体把握したドミナントが攻勢に出る。 「さあっ!ドンドン行くわよ!」 ある程度の距離を保ちながらエアロ・ジャベリンを放つドミナント。 こうなると淫魔は片腕を防御に割くしかなくなり攻撃の手数は半減する。 完全にドミナントの優勢だ。 「おのれ…チョロマカと動き回りやがって!」 片腕をガードに割きつつももう片方の腕を伸ばし反撃する淫魔だが ドミナントは攻撃を受け流し回転する勢いを利用し蹴り飛ばす。 「残念〜!攻撃出来るのが片腕だけなら迎撃するのも簡単よ! 早くも勝負が見えたわね!」 「くっ!調子に乗りやがって…でもよぉ、お前ぇもそんなに動き回って良いのかよ!? スカートの中が丸見えだったぜ!ケツの穴までなぁ!」 (ちょっと!ケツの穴とか言うのやめてよ!) 淫魔の下品な挑発にドヤ顔だったドミナントの顔が赤くなる。 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1401707403/426
427: 名無しさん@ピンキー [sage] 2022/01/24(月) 21:08:01.59 ID:7CbIXk0t 「フ…フン!そんな負け惜しみ言ったトコロで私の優勢は変わりませんから! せいぜい指でも咥えながら私のサービスシーンを眺めていれば良いのよ!」 挑発による動揺を振り切り自分を奮い立たせる。 (そうよ…スカートを翻す度に私は勝利に近付いてるんだから! これから敗北するアイツには決して届かない高嶺の花だって事を教えてあげるわ!) 気を取り直し、改めて攻勢に出るドミナント。 腕の攻撃を受け流しながらエアロ・ジャベリンを連発する。 エアロ・ジャベリンが炸裂する度に腕の甲殻が弾け飛び、ひしゃげて行く。 (そろそろ頃合いね…) スカートに溜まってきている余剰魔力も充分だ。 淫魔が苦し紛れに右腕を伸ばしてきたのに合わせて技の発動体勢に入るドミナント。 腕の攻撃を紙一重で受け流し、 その勢いを利用してまるでフィギュアスケートの選手の様に横回転しながら跳躍する。 スカートが勢い良く翻り、まるで宙に咲く花の様に広がる。 「喰らえっ!アクセル・ブルーム!」 跳躍と同時に翻るスカートに溜めていた余剰魔力を一気に放出するドミナント。 スカートの裾から空気の刃が放射状に繰り出される。 連続で繰り出される刃は一回転毎に強力になり淫魔の傷付いた腕の甲殻を 旋風の大輪、アクセル・ブルームが容赦無く刈り取って行く。 「うがあああああっ!?」 切断された腕が宙を舞い、淫魔が悲鳴を上げる。 「はぁん、気持ち良い…!」 腕を切り落とされ苦悶の表情を浮かべる淫魔とは対照的に 決め技の余韻に浸り恍惚の表情を浮かべるドミナント。 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1401707403/427
428: 名無しさん@ピンキー [sage] 2022/01/24(月) 21:10:02.01 ID:7CbIXk0t 「ウフフ…よく言うでしょ?綺麗な花にはトゲが有るって!」 スラリとしたモデル立ちを決めながら勝ち誇るドミナント。 「グヌヌ、流石にこのままじゃ勝てねえか…仕方が無え、コレを使わして貰うぜ。」 片腕を切り落とされ追い詰められた淫魔が懐から小さめの小瓶か何かを取り出す。 「何よ、それ!?」 「ククク…コイツには時間制限があるし、出来ればマジカ・クラウン戦の為に 取っておきたかったんだが背に腹はかえられねえな!」 淫魔はドミナントの質問には答えず小瓶の栓を開けて一気に飲み干した。 セリフからするとどうやら一定時間パワーアップ出来る薬品の様だ。 「グッ…ガ…グオオオオオオ!?」 身体に負担が掛けるのか、苦しみ出す淫魔。 身体のアチコチが脈打ち、その度に各部の筋肉が肥大化して行く。 (それにしても『クラウン戦の為に』ってのが気に喰わないわね。 切り札を使わずに私に勝とうとしてたって訳…ムカつく!) ルナリスに続いてまたしてもクラウンよりも軽んじられていた事を知って 内心穏やかでは居られないドミナント。 「クックックッ…これならお前如きに遅れは取らないぜ!」 細身だった肉体を一回り厳つくした淫魔が不敵な笑みを浮かべる。 同時に失った片腕も再生されている。 「フ、フン!ちょっとマッチョになったくらいでいい気にならないでよね! その腕だって何度再生しても切り落としてやるんだから!」 動揺を隠しながら強がるドミナント。 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1401707403/428
429: 名無しさん@ピンキー [sage] 2022/01/24(月) 21:12:01.29 ID:7CbIXk0t 「グフフ、今度はそう上手く行くかな?シャアッ!」 再生したばかりの左腕を伸ばし再び攻撃を仕掛ける淫魔。 「そんな攻撃さっきから何度も…キャッ!?」 攻撃速度が先程とは段違いだ。 先程の調子で回避しようとしたドミナントが悲鳴を上げた。 ギリギリで躱したものの、バランスを崩して動きが止まってしまう。 「これだけじゃあ無いぜ!」 更に伸びきった腕が戻る際、手の先から霧状の何かを噴射する。 「うっ!?…何コレ?…ゲホッゲホッ!」 「ククク…吸い込んだな?俺の自慢の毒をよ!」 (毒!?まずい、これ以上吸い込まないようにしなくちゃ! それに咥えてあの攻撃スピード…もっと距離を置かないと…) 毒と攻撃スピードを警戒し、後退するドミナント。 しかし、途端に足元がおぼつかなくなり膝から崩れ落ちかける。 (う…ウソ!もう毒が効き始めたの!?) 「早速効いてきたか!流石ルナリスが作った強化薬だぜ! ガキのクセに偉そうで気に入らねえがやっぱり上級淫魔はモノが違うねえ!」 「ルナリス…あの子が作った薬なの!?」 忌々しい宿敵(少なくともドミナントはそう思っている)の名前が飛び出し 動揺するドミナント。 「そうさ、あの薬を作ったのはアイツでこの間吸い取った マジカ・エンジェルの魔力を参考にしたみたいだぜ!」 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1401707403/429
430: 名無しさん@ピンキー [sage] 2022/01/24(月) 21:14:00.47 ID:7CbIXk0t (それって、要するに私の…) 該当するのは自分しか居ない。 思い出したくもない醜態が形を変え、新たな脅威として再び自分に襲い掛かって 来ているという事実に唇を噛み締める。 「オラオラ!どうしたぁ!?動きが悪いぜっ!」 麻痺毒と動揺で動きが止まったドミナントに淫魔の腕が殺到する。 「キャアアアアァッ!?」 自慢の機動力を封じられ、為す術も無く攻撃を受けてしまい悲鳴を上げるドミナント。 シルフィード・レガースの効果で足元が僅かに浮遊している為、 踏ん張りが利かず前のめりに倒れ淫魔に背を向けた四つん這いの格好になってしまう。 更にシルフィード・レガースの余波が災いし、ミニスカートがあられもなく捲れ上がり 下着を着けていない下半身が丸出しになってしまった。 「ハッハァッ!良いポーズだねぇ!ま〜たケツの穴見えちまってるぜぇ?」 「いやあっ!?見ないでよぉっ!」 痴態を晒してしまい抗議するものの、 敗北感と屈辱感にどうしても声のトーンが弱々しくなってしまう。 (新しい戦闘スタイルとスカートが原因でまたしてもこんな目に遭うなんて…) 『主役』として絶対に外せない『新技お披露目』というイベントでこの有様… この間のクラウンとの落差に打ちのめされ、闘志が急激に萎えていくのを感じる。 それと同時に先程までは勝利に向かう感触の筈だった 下半身が外気に晒される感触も急激に頼りなく心細いものとなってしまう。 「ハハハッ!シバき甲斐のある良いケツだなぁ!シャァッ!」 剥き出しになったドミナントの尻を淫魔が容赦無く両腕で交互に打ち据える。 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1401707403/430
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