[過去ログ] ファイアーエムブレム&ティアサガ第51章 [転載禁止]©bbspink.com (153レス)
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123: 2015/02/27(金)04:59 ID:aaFJJKSC(2/7) AAS
後世の吟遊詩人たちが叙事詩で語り継いでいる聖戦、英雄戦争――。
アカネイア大陸全土を巻き込んだ英雄同士の戦いは、アリティア王子マルスの勝利に終わった。
前アカネイア王妃のニーナからアカネイアの統治を
任されたマルス王は、戦乱で荒廃した国土の復興に尽力した。
新王とその補佐に当たった臣下の才腕により
アカネイア大陸は奇跡的な復興を遂げていく。
「もう少しですね、マルス様」
アカネイア王妃のシーダは閨で髪をときながら夫のマルスに言った。
彼は机が埋まるほどの政務を日々こなしていた。
酷く骨の折れる仕事だが、それでもひたむきに取り組んでいられるのは
安心して暮らせる人々の笑顔が見たいからである。
そんな彼に与えられた細やかな癒しは、シーダ姫と眠るまでに過ごす
この短くも楽しい二人きりの時だった。

「シーダには苦労をかけるね」
「いいえ……私はマルス様と一緒にいられれば、それだけで……」
マルスは敗戦国との国交を改善し、友好国との親善を深めるために
日々国を跨いで飛び続けている妻を労った。
辺境の姫にはいささか荷の重い仕事ではあるが、彼女の人柄は
相手の警戒心を解きほぐして上手く交渉が進む事もまた事実である。
シーダはマルスが日々政務に追われている事を知っている。
だから彼女なりに力になりたいと思い、慣れない仕事に励んでいるのだ。

「シーダ……」
マルスは健気な新妻が愛しくてならない。
シーダの細肩を抱いて彼は見つめ合う。
シーダもまた、夫が何を求めているのか以心伝心ですぐに分かった。

「マルス様……私は『もっとオチンチン欲しいのぉぉぉ――っ!』」

静寂な夜を牝獣の叫びが破った。二人は天井を見上げた。
「ああっマリクぅ! そ、そこ♪
 そこをもっと突いてぇ♪ 一番感じるのぉ……っ♪」
「エリス様っ……声を抑えて、抑えて下さい……っ」
声の主はマルス王の姉エリスとその夫マリクだった。
マルスとシーダはただ頭を垂れて顔を真っ赤にし
姉夫婦の情事を意識しないように努めた。

「シ、シーダ……その今日は……『オチンチンずっと欲しかったのぉ!』」
「えっと、マルス様……『お願いっ! 私のナカ、メチャクチャに掻き回してぇ!』」
「あっ……『ああんっ! いいっ! アクメくるぅ……種付けアクメきちゃうのぉ……!』」
「……。マ、『マリクっ! お願いっ……ぎゅって抱き締めながら射精してぇ!
 種付けミルクでオマンコ真っ白にしてぇ……!』」

会話を妨害しまくる高い嬌声の嵐は一向に収まる様子はなかった。
二人は頭を垂れて脱ぎかけた服を残念そうに正した。

「……ごめん、シーダ。今夜はどうも……」
「ええ……私も、ちょっと……」
マルスたちは高ぶっていた気持ちが急速に萎縮して、布団を被って寝てしまった。

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