【女体化】TS系小説総合ｽﾚ【男体化】9話目 [無断転載禁止]©bbspink.com

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85: 名無しさん＠ピンキー [sage] 2019/07/04(木) 02:26:45.61 ID:KI9GUWWh

__､ｰvﾍl｀Y´ﾚイ‐ｚ__
　　　　　　＞.｀,．-──‐-..、＜_　　　　　　　実を言うなら‥‥‥‥
　　　　　 ﾌﾞ／:::‐-:､;;;;;;;::-‐::::＼ヽ
　　　　　ｲﾞｌ:::::::‐-:､;;;;;;;;;;;::-‐:::::::l ｢　　　　　　予定通りに書くことも
.　　　　　{:|_‐＝=ﾐ､:::::::::;ａ=＝‐:｣:}　　　　　　　　できたっ‥‥‥！
.　 　 　 r'= 〉:;三≧ﾞ;:::::'≦三:_:〈.rﾒ、
　　　　 {に||:::＝=ﾟ〈:ａ:｡:〉ﾟ=＝ ::||う.}　　　　　わしの速記力を
　　　　人ﾋl| r9ﾆ´/:a;‘'ヽ｀ﾆヽ::lﾚ'人　　　　　もってすればなっ‥‥‥！
　　　_Z,.ノ＜二二ゞ;＿∠二二＞ﾞｰ:ゝ_
-‐''", i ｌii.li.{:iヾミヨヨヨヨヨヨヲﾉ:}li.ili.l i:.｀'''ｰ-
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ｼ´.:i| |　　 ,ｲ|_: : :/||lｉ|: 　 |: : : :_;|||ヽ.　　 ｢|＼
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88: 女男 [sage] 2020/11/08(日) 13:15:15.59 ID:Vcn+u5B4

俺は女男だ。
　狼男が満月を見ると狼に変身するように、俺は月を見ると女性に変身してしまう。
　そして狼男が朝になれば人間に戻るように、俺は日の光を浴びると男性に戻る。
　そういう、奇妙な体質だった。
　しかし狼男は満月で変身するが、俺の場合は満月でなくとも女性になってしまう。

例えば新月。
　月が地球の陰に隠れ、夜空にまぎれて見えない夜。
　目を凝らして月の輪郭を見つけると、変身の兆候を感じる。
　男性器が勃起する。
　性的な興奮を感じ、それは屋内に入って新月が見えないようにしても治まらない。
　興奮に促されるまま固くなった肉棒を握り、自らを慰めて射精すると普段よりも長く大量の精液があふれる。
　白い濁液がこぼれるたび、勃起したペニスが小さく縮んでいく。
　体の男性の部分が内側から溶けて、排泄されているのだ。
　そして五分もすればペニスはすっかり消えてなくなり、股間には女性器。
　射精している間に手足や胴体の体毛や髭がなくなり、喉仏が見立たなって声が高くなる。
　女性に変身したのだ。
　とは言え……俺の元々の身長は一六五センチ。
　対して、新月を見て女性になった俺の身長は一六四センチ。
　一センチしか変わっていない。
　ウエストも男性時が七〇センチ。女性になって六九センチ。
　こちらも同じく一センチしか変化していない。
　胸もまったく膨らんでおらず、筋肉量もほとんど変わっていない。
　知っている人間に会っても女性になったとはまず分からない。
　見知らぬ人なら、声で女性と思われるかもしれない程度だ。
　俺が女性化する度合いは、月齢に比例するのだ。

例えば三日月。
　新月から数えて三日目の夜。
　空に細い月を見つけると、興奮と性感を覚える。
　三日月から視線を外し、見えない場所に移っても興奮は治まらない。
　けれど誤魔化すことは出来る。
　酒を飲んで映画を見たり、ランニングしたり、あるいは疲れて横になって寝てしまえば、体が疼いても気がそれて勃起は鎮まる。
　我慢することは出来るのだ。
　しかし、欲求と快感に流されるまま勃起した男を擦り始めれば、普段するよりも早く絶頂へ到達する。
　十分近く続く大量の射精。
　自分の中の男が排泄されていく長い快感。
　そしてペニスが縮みきってなくなると、そこにあるのは女の体。
　身長は一六二センチまで縮み、ウエストは六七センチ。
　胸を触ってみればわずかに膨らみを感じる。
　まるで思春期に入ったばかりの小学生のような膨らみだが、確かに女性の乳房だった。
　手足の筋肉も細くなり、顔つきも含めて中性的な外見になる。
　男性時よりも明らかに身長が低く細身で、知り合いにあってもすぐに同一人物だとは思われないだろう。
　そう、月齢が進むと、男性である時よりも身長はより小さく、ウエストが細く、胸が大きくなっていくのだ。

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89: 女男 [sage] 2020/11/08(日) 13:16:16.18 ID:Vcn+u5B4

例えば上弦の半月。
　月の右半分が輝く七日目の夜。
　部屋の明かりを消して窓からの月明かりを感じると、瞬く間に勃起する。
　窓際へ吸い寄せられるように進み、半月を見上げれば体の疼きは耐えがたいほど。
　明かりをつけてカーテンを閉めても手遅れだ。
　男の部分はすでに先走りを垂れ流し、寸前の快感に震えている。
　手で触れて動かし、十秒としないうちに白濁を放つ。
　溶けた男が排出され、その分体が女になっていく。
　身長が縮み手足や肩が細くなり、腰骨は広く高く変形し、体全体に柔らかな肉が宿ってく。
　変身は十分以上の時間がかかり、その間、射精は止まらない。
　通常ではありえない絶頂の快感に翻弄され、息を乱してそれが過ぎ去るまで耐える。
　そして男性器が女性器に変わると、必然として射精は治まる。
　息を整え巻尺で体を計ってみれば。
　身長は一五八センチ。ウエストは六三センチ。バストは八五センチのＣカップ。
　平均的な成人女性のプロポーション。
　知り合いにあっても俺だと気づかれることはもうないし、誰が見ても女性にしか見えない。
　月齢が進めば進むほど、俺の体は女性らしくなっていく。

例えば十日月
　新月から数えて十日。満月へ近づき膨らんだ月。
　月の出の時刻になると、屋内にいて月が見えなくても体が疼き始める。
　気づけば自分が変身する女体のことを思い浮かべ、変身にともなう快楽を想像してしまう。
　それらが待ち遠しくてたまらず、月の出の時刻が近づくと窓辺で地平線を見つめている。
　しかしこの時注意しなければいけないのが、下半身の衣服を脱いでいなければならない。
　なぜなら、勃起したペニスが下着に圧迫され、擦れる、その程度の刺激で、射精が始まってしまうからだ。
　服や床を汚さないよう準備を整えて、顔を出した十日月を見た瞬間、失禁と見間違うほどの先走り汁がこぼれ出す。
　射精寸前の快感と欲求に促されて手を近付けるが、もう普段のように握ったり擦ったりする必要はない。
　指先でつつく、あるいは摘む、それだけの刺激で射精してしまう。
　大量の精液が放たれ、快感に全身が痙攣し立っていられない。
　両手両膝を床に着き、腰を震わせながら白濁液を垂れ流す。
　もしも近くに鏡があるなら、変化していく肉体を涙ににじんだ目で観察することが出来る。
　みるみるうちに全身が細く小さく縮み、特にウエストが細くくびれていく。
　頭や腋や股間を除いた体毛はすでに消え失せ、白くきめ細かい女の肌が快感に紅潮している。
　そして胸や尻や太ももに、柔らかな肉が実っていく。
　肉体の変化と射精と狂いそうなほどの快感は二十分ほど続き、息も絶え絶えで男の排出口がなくなった頃。
　そこにあるのは魅惑的な女の体。
　身長は男だった時より十センチも縮み、一五五センチ。
　同じくウエストは六〇センチとなり、グラビアアイドルのような曲線を描いている。
　胸は手の平からこぼれる、九〇センチのＦカップ。
　水着でプールサイドを歩けば男の視線を集めるグラマーボディ。
　月齢が進んで満月に近づくほど、俺の女体は魅力を増していく。

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90: 女男 [sage] 2020/11/08(日) 13:16:58.83 ID:Vcn+u5B4

例えば十三夜。
　新月から十三日目の夜。満月を二日後に控えた、丸い月。
　月の出の時刻になると、これ以上ないほど固く充血したペニスからとめどなく透明な粘液が漏れ出し始める。
　着衣のまま不用意に動けば下着が擦れて射精してしまうし、自分でするなら指先一つで欲求を満たすことは出来る。
　だがもし、満月に近い丸い月を直視したならば。
　男根に一切触れることなく、何の刺激もなしに月の光に絶頂へ導かれ、射精が始まる。
　我慢することなどできず、射精を止めることも不可能だ。
　意思に関わりなく絶頂の快感を強制され、体を女にされていく。
　射精が止まらなければ肉体の女性化も止まらない。
　たちまち女性の姿へ変わっていくが、まだまだ射精は終わらない。
　平均的な女性の体型になっても、射精と変身は止まらない。
　Ｆカップの豊満な曲線を得ても、快感と変化は止まらない。
　身長が十センチ以上縮み、鎖骨が浮き出て肩や手足に筋肉の気配がなくなるほど細く華奢に。
　腹部が絞られ、対照的に腰骨が左右に広く張り出してくびれがより顕著に。
　乳房の成長がＦカップを越えても止まらない。むくむくと手の平からこぼれ、腕で抱えなければならないほど。
　肉体の変化が続く間、絶頂は止まらず、まるで百メートルの全力疾走を繰り返しているようだった。
　暴力的な快楽にのたうつこと三〇分。
　荒い呼吸を繰り返しながら十数分間横たえていた体をもたげれば。
　華奢で小柄ながら豊満な美女の肉体。
　身長は一五二センチまで縮み、ウエストは五七センチに絞られている。
　乳房は一般に巨乳と呼ばれるラインを超え、九四センチのＩカップとなっていた。
　たとえアイドルやモデルでもこれほどのプロポーションは希少な存在である。
　それでも満月までまだ先があり、肉体の変化にはまだ先がある。

例えば小望月。
　満月を明日に控えた新月から十四日目の丸い大きな月。
　たとえ月の見えない地下室にいようとも、太陽が沈み始めると体が疼き始める。
　そして月の出の時刻になった瞬間、触れもせず、何の刺激もなく、男根から溶けた男があふれ出す。
　射精が始まると瞬く間にペニスが小さく縮み、指先程度の大きさになる。
　もはや勃起もできず、ぼたぼたと勢いなく失禁のように白濁を垂れ流す。
　異様な射精の快感の最中、肉体が男から女へと変わっていく。
　身長が縮み、体全体が小さく細くなっていく。
　それにともなって顔つきも変わり、髪が伸びて柔らかで滑りのよい髪質に変化する。
　骨盤が広く大きくなり始めると、全身に柔らかな肉が付いていき、小さくなった手の平から膨らんだ胸がこぼれだす。
　肉体の変化は四十分以上もの間続く。
　もちろんその間、漏らすような射精は止まらない。
　精を漏らす快感の中、下腹に力を入れると腰が震えて白濁液が勢い良く飛び出すが、射精をこらえることは出来ない。
　やがて膨らみ続ける両乳房は両腕でも抱えきれないほどのサイズになり、やっと精の失禁と変身が終わる。
　身長は一五一センチ、ウエストは五六センチ。
　バストは九六センチのＪカップ。
　グラビアアイドルやＡＶ女優でも希少なサイズのバストながら、細くくびれた瓢箪のような腰のライン。
　そんな高性能なグラマーボディを少女のような体躯に詰め込んだ、絵に描いたようなトランジスタグラマー。
　だがこれでもまだ月は満ちていない。

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91: 女男 [sage] 2020/11/08(日) 13:18:16.24 ID:Vcn+u5B4

そして十五夜、満月。
　最も大きく明るい丸い月。
　満月の日は昼間から落ち着かない。
　正午を過ぎて太陽が傾き始めると体の奥が疼き出す。
　些細なことで勃起し、わずかな刺激で射精してしまう。
　だがそれは極普通の肉体の反応であり、変身はしない。
　肉体が変化するのは、あくまで月が昇ってからだ。
　そして月の出の時刻となると、たとえ月の見えない場所にいても変身が始まる。
　性的快感が全身に走り、瞬く間に射精する。
　始めこそ勢い良く迸るがみるみるうちにペニスが縮んで固さを失い、すぐに垂れ流すような射精へ変わる。
　そして身長が縮む。筋肉が減る。骨格が変形する。皮下脂肪が増えて、内臓が変わっていく。
　髪も顔つきも肌も声も、男から女へ変化していく。
　絶え間なく続く絶頂の快感に息が苦しくなり、まるで延々と泳いでるようだ。
　いや、文字通り快楽に溺れている。
　真綿で首を絞めるような快楽にのたうちまわり、酸素を求めて喘ぎながら、肉体の変化が続く。
　身長は男だったときよりも一五センチも縮む。
　肩や背中から無駄な肉が消えて鎖骨が浮き、手足は筋肉の気配が消えて柔らかな脂が乗って女性らしい丸みを帯びている。
　ウエストも細くくびれ、すらりとした腹部でありながら皮下に薄く宿った柔肉が確かな女性らしさを感じさせる。
　広く大きくなった骨盤と良く実った女の肉が魅惑的な安産型のヒップを形作っている。
　精液を垂れ流しながら、胸がみるみる膨らんでいく。
　思春期のような膨らみからすぐに成人女性の乳房へ。
　小さくなった手の平からあふれてもまだまだ乳房の成長は止まらない。
　やがて両手を広げても片方の乳房でさえ包むことが出来なくなり、両腕で抱えてもすぐにこぼれだす。
　体のほかの部位が完全に女性化しても、胸の膨らみは止まらない。
　変身と垂れ流し続ける射精の快楽は一時間に及ぶ。
　そして最後は指先ほどの大きさになっていた男根が溶けてなくなり、満月の女性化が完了する。
　快楽に荒げた呼吸を整えること十数分。
　起き上がって自分の体を確かめれば、魅惑的な極上の女体。
　一五〇センチまで縮んだ身長に五五センチのくびれたウエスト。
　細く小さな体躯に、九七センチＫカップの規格外な乳房。
　肩までの黒髪に大人しそうな童顔。色白のきめ細かい肌。
　それが満月の私だった。

そして朝。
　月が沈み太陽が大地の稜線から顔を出す。
　日の光を浴びた瞬間、みるみるうちに背が伸び、胸がしぼみ、筋肉が元通り復活する。
　女になるのに一時間もかかったのに、男に戻るには五分とかからない。
　これが俺の日常。
　女男の生活サイクル。

そして今日は十六夜。
　日が沈んで月が出れば、また体が女になる。

おわり

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