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【Wizardry】ウィザードリィのエロパロ16【総合】 [無断転載禁止]©bbspink.com (320レス)
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319 ◆aWUmNkLeiA
2019/01/03(木)21:16
ID:jydp9sHu(9/12)
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18: 319 ◆aWUmNkLeiA [sage] 2019/01/03(木) 21:16:37 ID:jydp9sHu 「そのデシは弟の子と書いて、弟子と読ませる。何かと聡いそなたならばもう解るな? 我等ヒノモト人では、この私すら騙された 優れた言い回しだ」 「弟の、子……? まさか?! ――実の、それも同腹の姉と弟の間の忌み子、ですか!? 」 王族の醜聞にもよくある話だった。ルキフェの場合は同腹ではないがそれでも父を同じくする『兄と妹』だった。それが『ルキフェ』の 名の由来だった。忌み子がどういう扱いを受けるかは、自分の例を考えればよく解ると言う物だ。存在してはならない子供、親の手で闇に 葬られても仕方の無い、不義の子。しかし母はそれを承知で自分をこの世に産み落としたのだ。ニルダ神の神官としての意地だったのか? それとも、兄たる王への愛ゆえか? 『兄』に聞いても、『――解らん。余は父上では無い。だが、人には獣になる時があるのだろうよ』 としか答えが返って来なかった。己の存在している理由、生きている意味を探す。ルキフェが僧侶、司祭を目指した理由の一つでもあった。 「そうだ。わざわざ北条家に出向いて、弟を欺き御歳14で作った長男、忘れられずに一年後、また喜んで抱かれて余禄で授かりし 次男の事よ。その事実を綾姫様御本人より聞き出すまで、大変偉く難渋したわ! たった一人で二人も見事に産み落とすとは流石、 天晴れ、我が主君! 毘沙門堂に堂篭(どうごも)る日課を続けていたのはそれを隠すためでもあったとは、何たる深慮遠謀ぞ」 アヤメによると毘沙門、と言うのはどうやら戦神のことで、綾姫はそこで数刻、一人で篭ることを日課にしていたと言う。差し詰め、 戦の神に仕える巫女、神官と言うべき存在でもあったのか、と、見たこともない母を思うルキフェは『女の強さ』や『女の想いの凄さ』 を改めて恐ろしく感じた。それならば、先に感じたこと、『ジョウを探すことは、体のいい、アヤメに対する名誉ある処刑である』と 言う認識を改める必要がある。ルキフェは乾く唇を舌で湿しながら、アヤメに聞くことにした。そのルキフェの舌遣いを見たアヤメが 顔を真っ赤にする。――その舌遣いや舌捌きで、何度あられの無い声を上げさせられたことか! いかんっ! ――濡れて来た―― 「アヤメは主君、公女・綾に、ジョウを探せ、と直々、かつ内々に命じられたのですか? 」 「ヒノモトが虎千代君の策を用いて平定されてから、綾姫様は卯松と与六に父親の顔を見せたいと願い続けて居ったのだ。そのために 私に罰がてら『御虎を探し出せるれば必ず妾(わらわ)が直々に柏木家の再興を差し許す』と条件を附けたのだ。大陸を流れに流れ、 ここトレボー城塞都市で幸い、私はそなたに出会い『婿』を見出した。あとは虎千代君の事を奏上(そうじょう)奉(たてまつ)れば、 柏木家は上杉家の家臣として再び見事に面目成って返り咲けると言うもの。――勿論、私がそなたの嫁になっても良いが、柏木家の 再興は、一族の出世頭の私の責務なのだ。それを成せばあとは綾姫様の意向を除けば、ほぼ私の思念存念のままとなろう。――勿論、 そなたを私の傍から排除しようとする者は誰であろうと私が許さぬ! たとえ綾姫さまの直々の御命であろうとも、一切聞かぬわっ! 」 アヤメは早口にまくしたて、耳まで真っ赤にしていた。好きだ愛してるなど、普段からあまり言わないように心掛けていたアヤメだが、 この言葉はアヤメにとってそれを千回以上繰り返したに等しい、恥ずべき言葉だった。サムライにとって『我執』を露にする行為は恥ず べき行為であり、東方人、特にヒノモト人の女はそれを厳しく戒められていた。それもこれもみんなルキフェが悪いのだ、とアヤメは思う。 顔を逢わせるたびに、愛しているだの好きだ手放したくないだのずっとこうしていたいだのと、よく飽きぬな、と思うほど繰り返すのだ。 ルキフェだけが特別なのか判別の仕様がない。何せ東方人、西方人を問わず――アヤメは『男』をこのルキフェ以外、他に識らぬのだから。 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1546503304/18
そのデシは弟の子と書いて弟子と読ませる何かと聡いそなたならばもう解るな? 我等ヒノモト人ではこの私すらされた 優れた言い回しだ 弟の子? まさか 実のそれも同腹の姉と弟の間の忌み子ですか 王族の醜聞にもよくある話だったルキフェの場合は同腹ではないがそれでも父を同じくする兄と妹だったそれがルキフェの 名の由来だった忌み子がどういう扱いを受けるかは自分の例を考えればよく解ると言う物だ存在してはならない子供親の手で闇に 葬られても仕方の無い不義の子しかし母はそれを承知で自分をこの世に産み落としたのだニルダ神の神官としての意地だったのか? それとも兄たる王への愛ゆえか? 兄に聞いても解らん余は父上では無いだが人には獣になる時があるのだろうよ としか答えが返って来なかった己の存在している理由生きている意味を探すルキフェが僧侶司祭を目指した理由の一つでもあった そうだわざわざ北条家に出向いて弟を欺き御歳14で作った長男忘れられずに一年後また喜んで抱かれて余禄で授かりし 次男の事よその事実を綾姫様御本人より聞き出すまで大変偉く難渋したわ! たった一人で二人も見事に産み落とすとは流石 天晴れ我が主君! 毘沙門堂に堂篭どうごもる日課を続けていたのはそれを隠すためでもあったとは何たる深慮遠謀ぞ アヤメによると毘沙門と言うのはどうやら戦神のことで綾姫はそこで数刻一人で篭ることを日課にしていたと言う差し詰め 戦の神に仕える女神官と言うべき存在でもあったのかと見たこともない母を思うルキフェは女の強さや女の想いの凄さ を改めて恐ろしく感じたそれならば先に感じたことジョウを探すことは体のいいアヤメに対する名誉ある処刑であると 言う認識を改める必要があるルキフェは乾く唇を舌で湿しながらアヤメに聞くことにしたそのルキフェの舌遣いを見たアヤメが 顔を真っ赤にするその舌遣いや舌捌きで何度あられの無い声を上げさせられたことか! いかんっ! 濡れて来た アヤメは主君公女綾にジョウを探せと直かつ内に命じられたのですか? ヒノモトが虎千代君の策を用いて平定されてから綾姫様は卯松と与六に父親の顔を見せたいと願い続けて居ったのだそのために 私に罰がてら御虎を探し出せるれば必ず妾わらわが直に柏木家の再興を差し許すと条件を附けたのだ大陸を流れに流れ ここトレボー城塞都市で幸い私はそなたに出会い婿を見出したあとは虎千代君の事を奏上そうじょう奉たてまつれば 柏木家は上杉家の家臣として再び見事に面目成って返り咲けると言うもの勿論私がそなたの嫁になっても良いが柏木家の 再興は一族の出世頭の私の責務なのだそれを成せばあとは綾姫様の意向を除けばほぼ私の思念存念のままとなろう勿論 そなたを私の傍から排除しようとする者は誰であろうと私が許さぬ! たとえ綾姫さまの直の御命であろうとも一切聞かぬわっ! アヤメは早口にまくしたて耳まで真っ赤にしていた好きだ愛してるなど普段からあまり言わないように心掛けていたアヤメだが この言葉はアヤメにとってそれを千回以上繰り返したに等しい恥ずべき言葉だったサムライにとって我執を露にする行為は恥ず べき行為であり東方人特にヒノモト人の女はそれを厳しく戒められていたそれもこれもみんなルキフェが悪いのだとアヤメは思う 顔を逢わせるたびに愛しているだの好きだ手放したくないだのずっとこうしていたいだのとよく飽きぬなと思うほど繰り返すのだ ルキフェだけが特別なのか判別の仕様がない何せ東方人西方人を問わずアヤメは男をこのルキフェ以外他に識らぬのだから
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