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魔法・超能力などの非現実的能力でエロ妄想その10 [無断転載禁止]©bbspink.com (384レス)
魔法・超能力などの非現実的能力でエロ妄想その10 [無断転載禁止]©bbspink.com http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1557313455/
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352: 名無しさん@ピンキー [sage] 2020/06/06(土) 01:07:57.48 ID:Lz5zh5rg >>14-21 の続きならちゃんとあるよ 「あ、天音。どうすればいいのかな」 「どうすればって、なんで私に聞くの。入れる方法は分かってるんでしょ?」 「いや、だって、こういうのする前って、やる準備とかあるんじゃないの? ……ネットで調べられない?」 「何、『離れた場所からエッチする方法』とでも検索しろって?」 僕らは本番を前にして、酷くもたもたとしていた。 なにしろ、僕も天音も、どちらもセックスなんてやったことがない。 しかも、こんなおかしな形のHなんてお手本もないし、なにをどうしたらいいのかさっぱりだ。 それでも、天音の好意に甘んじて、僕は覚悟を決めた。 「本当にいいの? 天音」 「くどい」 「あぁ、そう。じゃぁ、頼みがあるんだけど……」 「ん?」 「……ちょっと、ティッシュ……」 「なに、また鼻血? 興奮しすぎでしょアンタ」 「いや、そうじゃなくて……このままじゃ入院着の中に出しちゃうし」 「あぁ、そっか」 相手を遠くから犯すことが出来るこの能力、これを使ってエッチするとなると、射精は普通にペニスから放たれる。このままはじめては、僕の入院着が大変なことになってしまう。 「別に、ぶちまければいいじゃない。アンタの性処理介護にきたわけじゃないんだけど私」 「そんな、看護師さんになんて言うのさ。こんなタイミングで出したりしたのが見つかったら、天音だって誤解されるよ?」 「あぁ、それは嫌だ……」 「まぁこの場合は誤解とも言わないけど」 「黙れ、窒息するまで口にティッシュ詰めるぞ」 天音は悪態をつきながらも、部屋に備え付けのティッシュを数枚抜いて 「これ当てれば大丈夫? それじゃ、悪いけど服の中に手、入れるよ。……ちょっと汚れるかも」 「別に天音の手、汚くないでしょ」 「私の手のほうが汚れるって話なんだけど」 僕の入院着の中に手を入れ、重ねたティッシュを僕のものにしっかり宛がってくれた。 さすが天音、器用にも、僕のもの自体には全く触れないように入院着の中をまさぐってくる。 ティッシュごしだけど、天音の手が僕のものに触れる……ちょっと申し訳ないな。 「なに硬くしてんの、この変態が!」 「ご、ごめん、天音」 相も変わらず悪態をついてくるけど、天音はあんまり嫌がってるって感じもしない。いや、それは僕の勝手な想像かもしれないけれど。 天音はけっきょく、僕のものには直に触れることなく、僕のペニスにうまくティッシュを宛がって、入院着から手を抜いた。 天音は見るからに嫌そうに手を振るって、部屋に備え付けてあるアルコール消毒に手を伸ばした。 「うえぇ、全く、病院にまで来てこんな世界一汚いものに触れるとは思わなかった。消毒たくさんしとかなきゃ」 「そ、そんな不潔がることないじゃないか……大丈夫なの? 遠隔とはいえ、今からこれ入れるんだけど」 「気持ち悪い言い方するな! 折るぞ!」 「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいぃっ!」 天音が僕の股間めがけて拳を振り上げたのをどうにか制止する。冗談でも殴られたら悶死する! アルコール消毒を入念にしつつ、天音は不思議そうに僕の方を見て 「……ってか、なんかサイズおかしくなかった?」 それからちらっと、入院着の上から僕のそれを目にする。 僕のものは、もうすっかり膨らんでしまって、こうして腰掛けていても入院着ごしに存在がはっきりとわかってしまう。 「どうしたの天音?」 「さっき入って来た感じの時はもっと……そんなに大きかったっけ? ……いや、ちっちゃい頃一緒にお風呂はいったじゃん。アンタ、アレもすんごい小さかった記憶あるんだけど」 「そんな昔の話を! 幼稚園の頃でしょう!?」 天音、やっぱりまともな男性器というモノを初めて見たり触れたりするみたいだ。 まぁ、当たり前か。天音のお父さんはいつも忙しくて夜もいないって聞いてたし。もちろん、男性との不純な交渉だってなかっただろうし。頑なった時の予想外の大きさで驚いているのかな。 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1557313455/352
353: 名無しさん@ピンキー [sage] 2020/06/06(土) 01:08:41.42 ID:Lz5zh5rg 天音は、僕のそれに興味を示している様子だった。天音も、あんな言い方をしながらも、幼馴染の僕とするっていうギャップにはまだ戸惑ってるのかもしれない。 「天音、無理だったら止めてもいいよ? なんならその……手でやってくれるだけでも十分だし」 「やだよ! あんなもの二度と触るか! それに……それで満足するわけ?」 「…………」 「だ、だいたい、直接触れられないだけ能力でやってもらったほうがまだマシだから! あんたの馬鹿がうつったらたまんない!」 天音が相変わらずの毒舌を吐くけど、僕には分かる。いつもより早口でお怒りの様子を見ると、恥ずかしがっている。 それに、口ではああ言ってるけど、どうも嫌がっている素振りを見せはしない。これも天音の配慮かな。彼女がどう思っているのか分からない。分からないけど……案外、僕と同じように考えている、気がする。 いよいよ準備ができた。心臓がうるさいくらいに鳴っている。天音だってそうだろう。 「で、私はどうしてればいいの?」 「えっ? うーん……別に、そこに座っててくれれば」 「アンタに見られながらやるの嫌なんだけど……」 「でも、それじゃぁどこでやるの。他の場所にいって、一人でアンアン喘いだりするのは天音も嫌でしょ? トイレにいったって、通りがかった人にトイレの中でオナニーしてると思われちゃうし」 「はぁ? アンタので感じるわけないでしょうが!」 と、強がるものの、やっぱり誰もいない場所でセックスの感覚を受けるのは嫌なようで、天音はしぶしぶ、この場ですることを承諾してくれた。 「それじゃ、いくよ? ほ、ほんとにいいんだよね?」 「さっさとやって」 天音がそっぽを向いた。心なしか、天音の頬が赤くなり、少し呼吸が早い。ほら、やっぱり緊張しているみたいだ。 ごめんね、天音。僕のために。……でも、そんな風にされたら、僕も自制はできない。 痛かったり、嫌な気持ちになるかもしれないけど、ちょっとだけ我慢してね。 「ん、っく……!」 天音が歯を食いしばって俯いた。 「あっ……!」 僕の方が、思わず切ない声をあげてしまった。きつくて柔らかい肉の壁が、僕のものを包み込んでいく。奥に奥に、閉じたところを割り開くように入り込んでいくのを感じた。 「天音、痛くない?」 「なんか変な感じ、あんまり痛くないけど。こ、こんな感じなんだ……」 天音は初めてのエッチの感覚に困惑しているようだった。内臓に棒をいれられるってどんな感じなんだろ。今度はゆっくり慎重に入れたからか、痛いとか、苦しいとかはないみたいだけど。 「で、アンタはどうなの」 「えっ?」 「え、って何よ。アンタいまこの世で一番幸せな瞬間に立ち会ってるっていうのに、感想のひとつもないわけ?」 「う、うん、なんか……すごくあったかい……」 酷く中身のない感想を言ってしまった。でも、実際その言葉しか浮かんでこなかったんだから、仕方がない。 もちろん、他に何も感じていないわけじゃなかった。中の柔らかい肉が、僕のペニスを圧迫してくる。でも、押し返そうとするような感覚や、絞まるような苦しさはない。むしろ、吸い付くというか、中に呑み込まれている感覚。ただ、何より感じたのが、彼女の体温だった。 こ、これが天音の中……天音の体温と脈をこんなに直で感じたのは初めてだ。目の前の天音は、少し口をとがらせているけど、あ、あの彼女の中に、僕のものが……? 息をのんでしまう。今まで天音を女性として意識していたことがあんまりなくって、今も実感がわかない。 「天音の方はどう? お腹の中の、どのへんまで届いてる?」 「……」 天音はつんとした顔で、自分のお腹の、おへその下あたりを軽くたたいて見せた。 口に出したくなかったんだろうけど、そんなジェスチャーをされると、かえって天音の中を意識してしまう。つい、天音のお腹辺りをまじまじと眺めてしまった。ある意味、普通のセックスでは絶対にできない経験だ。 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1557313455/353
354: 名無しさん@ピンキー [sage] 2020/06/06(土) 01:09:34.44 ID:Lz5zh5rg 「雪也。な、なんか、さっきよりしんどい……」 「えっ? 痛い?」 「痛くはないんだけど、どんどん大きくなってない?」 天音がもどかしそうな顔をする。膣が内側から押し広げられる感覚を、初めて味わうみたいだ。 実際、天音の言う通りだった。僕は天音のことを意識してはどんどん興奮してきて、勃起が強まっている。 「ぼ、僕も初めてだからよくわかんないんだけど、もう奥に当たってる……よね、これ?」 さっきから、さきっぽがちょっと硬い所にぶつかっている感じがする…… ぐいっと腰を押し上げると、もう行き止まりのような感触。底のようなところを押し上げてしまった。と同時に、天音が顔をしかめた。 「ちょ、ちょっときつい……もっとでかくなるの?」 「うーん、たぶん、もうちょっといけそうな気がする……」 腰を軽く揺すると、天音の膣内の様子が生々しくペニスに伝わってきた。温かくてきついだけじゃなくて、不思議な形をしている 「こ、こんななんだ。なんか、上のほうの壁が、ざらざらっていうか、ブツブツしてる感じ……」 「ばっ、それで擦るな! ってか、実況すんな気持ち悪い!」 「あ、天音がなんか言えって言ったんじゃないか」 天音が股を抑えて赤くなった。まぁ、自分のお腹の中を説明されたら恥ずかしくなるのは当然か。 でも、遠慮できない……僕は、もうちょっと腰を揺すって、奥の硬いところを突くようにこすってみる。 「雪也、そこばっか擦るのやめてくれない?」 「痛かった? っていうか、これってどの部分? なんか、保健の授業あんまり聞いてなくて」 女の子の身体の構造とか、恥ずかしくて授業を真面目に聞けなかった。だからといって天音に聞いてみれば、天音はごまかすように視線をそらしてくる。 まぁ、考えてみたら、天音の口から言わせるなんてなかなかに酷いことしちゃってるなぁ。 「んー、私もよくわかんないけど……じっ、自分で後で調べなよ」 「性器の奥でしょ? なんだっけ、赤ちゃん作るとこの入り口とかそういうのだっけ」 「おまえ口縫い合わせるぞ! も〜! やめろ、あんまゴリゴリすんな! ちょっと痛いだろ!」 「ご、ごめん」 いけない、ちょっと味わいすぎた。 でも、こ、この先に当たっているのが、天音の、赤ちゃんをつくる部屋……すごい、天音の一番大事なとこに触れてる……! 僕は、少し中の様子を探って、もう一度、強く腰を突き上げてみた。 「あっ!」 天音が声を上げる。顔を上げて、少し苦しそうな、切なそうな顔をしている。今のは狙ってやったことだ。天音の一番奥に狙いを定めて、思いっきり押し込むように突き上げた。 先っぽが、硬い所にみっちりと押しあたったのを感じる。 僕はベッドで、天音は椅子で、距離は離れているけれど、しっかりつながってしまった……そんな不思議な気持ちになる。 天音が僕のことを睨んでくるけど、彼女もなんとなく、余裕がなくなってきているみたいだった。 なんか、感じれば感じるほど神秘的だな…… 天音ってばいつも勝気っていうか、そういうイメージばっかりだったけど、やっぱりなんだかんだ言ってもやっぱり天音も女の子で、お腹の中も、心も、いろいろフクザツなんだな。 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1557313455/354
355: 名無しさん@ピンキー [sage] 2020/06/06(土) 01:10:11.23 ID:Lz5zh5rg 腰を少し強めに揺っていると、天音のお腹のあたりから水音が聞こえてくるようになった。最初はあまり水気のない音だったけれど、今はだいぶん滑りが良くなって、ペニスのほうも摩擦がほとんどなくなって気持ちよさが増してくる。 「ちょっと苦しいんだけど、なんか、さっきよりまた大きくなってない?」 確かに、最初に入れた時にはまだ勃起しかけだったから、大した大きさでもなかったけど、いまは完全に勃起しきっている。 「勃起しきっちゃうとこんな感じだよ」 「そうなんだ。気持ち悪い」 酷いなぁ。でも、そんな天音の悪態も、今は、聞き流せてしまう。 「こんなこと言って天音、怒るかもしれないけどさ」 「何」 「……こんな気持ちいいと思わなかった……ほんと、ずっと入れてたい」 これは本当だった。僕だってオナニーくらいするけど、それとは比べ物にならない気持ちよさだ。 しかも相手が天音だと思うと、余計に興奮してしまう。 セックスをすると誰が相手だろうと必ずこんな感じなのかな。 それにしても、初めての僕でも感じる。なにかこう、すごいいい具合にフィットしてるような感じというか、鍵と鍵穴がぴったりはまったような、そんな感じ。 「あぁ……天音、ごめん……ほんと最高……なんでこんな気持ちいいんだろ……」 「謝るのか褒めるのか、気持ち悪く駄弁るのか、どれかにしてくれない」 天音が引くのは分かるんだけど、童貞卒業したばかりの僕にこの感動は止められなかった。 尤も、天音のほうも、僕を貶すのをやめない一方で、もぞもぞと動いたり唇を噛んだり、落ち着いて等いられない様子だった。 きっと強がってるんだな。もうちょっと、激しくしても大丈夫かな……。 「あっ、あ、雪也、ちょっと、ストップ!」 「ん? どうしたの?」 僕がリズムよくペニスを動かして見せると、天音が辛そうな顔をしている。でも、痛がっているようには見えない。 童貞の僕でも自信を持って言える。彼女はセックスの未知の感覚に戸惑っているんだ。 僕はなんだか彼女に意地悪したくなって、腰を振るのをやめなかった。彼女に負担がかかっていないか、痛くないか、普段の僕なら絶対にそんなことを心配したはずなのに。 「雪也、まって、やめて!」 「痛くはないでしょう?」 「まって、なんか、変な感じ……一回止めてってば!」 「もう根をあげちゃう?」 「ぐ……こ、この、後で覚えてなさいよ……!」 どんどん腰振りを強くしていくと、天音はすっかり赤くなって、身をよじって、お腹を抱えてうずくまってしまった。そんなことをしても無駄だ。天音のお腹の奥から、ぬちゃぬちゃといやらしい音がここまで聞こえてくる。 天音を弄ぶなんて生まれて初めてだ。僕はつい調子に乗ってしまい、天音をもうちょっと強く責めたて始めた。 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1557313455/355
356: 名無しさん@ピンキー [sage] 2020/06/06(土) 01:10:47.68 ID:Lz5zh5rg 「失礼しまーす」 「!!!」 突然の第三者の声に、僕らはびっくりして飛び上がる。絶頂までもうすぐだという時に、よりによって看護師さんが入ってきてしまった! 僕はなすすべなくベッドに座ったままで硬直し、天音は慌てて椅子の上でぴっちり姿勢を正す。 まさか、僕らの騒ぎ声を注意しに来た? と心配になったけれど、どうやら看護師さんは、僕のお世話に来てくれたみたいだった 「雪也さん、シーツとか、おしっこのほうは大丈夫です?」 看護師さんの爽やかなサービススマイル。一方の僕は、状況が状況なせいですっかりたどたどしくなってしまう。 「えっ? あ、は、はい! 大丈夫です! あ、あんまり汗かいてないので……入院着とシーツとは後でも……」 こんなに激しく運動をしているのに、汗をかいてないなんてもちろん大嘘だ。今更だけど、こんな身体でセックスなんかして大丈夫なんだろうか。 看護師さんは、僕らをみて相変わらずにこにことしている。よかった、じっくり見られても違和感には気づかれていない。 「あら、そうですか。じゃぁ、またちょっとしたら来ますね。雪也さん、具合は大丈夫ですか? なんだか、顔が赤いですけど?」 「だ、大丈夫です! そ、その……ちょっと、天音と話してただけで……」 あ、だめだ。やっぱり心配されてしまった。まぁ、当然だよね。ベッドに寝ているだけなのに息が上がっているなんて。 僕が戸惑っているところ、天音がとっさに話に割り込んできた。 「ごめんなさい、看護師さん。雪也、私の冗談で笑い疲れちゃったみたいで。うるさかったですか?」 「あら、そうだったんですね、いえいえ、大丈夫ですよ?」 僕が誤魔化し下手なのが分かっている天音、すかさずカバーし、上手い具合に言い訳をしてくれる。 天音、愛想良くにっこりとほほ笑んだり、いかにも女の子らしい仕草をしてみせたり、僕以外に誰かがいるときは大人しくてちゃんとした女の子を演じている。なんとなく腹が立つなぁ。 どうやら天音は、看護師さんとは既に顔見知りみたいだ。 「ふふ、雪也さん、お目覚めになってよかったですね。天音さん、毎日心配していらっしゃってましたもんね」 「え? そうなの?」 それは初耳だ。 「い、いえ!? い、いや、そういうのじゃなくて……」 天音が愛想笑いでごまかそうとする。 でも、聞いてしまった。 そうか、天音、僕が昏睡している間も、心配してきてくれてたんだ。そういえば、当たり前みたいな気がしてぜんぜん気にしてなかったけど、誰よりも早くお見舞いに来てくれたのも天音だ。 お父さんは単身赴任で海外にいるし、お母さんは仕事がうまくいっていなくって、心の調子が悪くて僕に関心を抱いてくれていない。 お見舞いだって、お母さん、僕が手術を終えた日以降は来てくれていないって言うし、今日だってこの場にはいない。 僕は目覚めた時、それを聞かされてもあまりショックを受けなかった。うちではいつものことだったから。でも、その後すぐに天音が来てくれて、知らず知らずのうちに、無意識な寂しさを紛らわせてくれたんだった。 僕はそんなシンプルなことにも気づかずに、呑気な気持ちで、天音の身体に酷いことしちゃったけど…… 天音、気づかなかったけど、やっぱり本当に僕のために…… http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1557313455/356
357: 名無しさん@ピンキー [sage] 2020/06/06(土) 01:11:14.29 ID:Lz5zh5rg なんて感傷に浸っていると、天音がお怒りの様子が目に入った。天音は、看護師さんに見えない角度で、表情とジェスチャーだけで訴えてくる。 (なに勃起してんだこの変態がッ! てか、1回引き抜けよ!) (む、無理だよ! いま抜いたら限界が来ちゃう!) そうだ、僕もぼんやりしている場合じゃなかった。 いま、僕と天音は看護師さんの目の前で、ぴったりとつながりあってしまっている状態。平静ではいられない、確かにこの状況なら抜くのが賢明だ。 でも、それがダメだった。実のところ、僕はもうはちきれそうな状態だった。 今の状態で1擦りしてしまうと、その場で発してしまいかねない。いま出してしまうと、入院着が大変なことになってしまうのは明白だった。そんなことになれば、天音にだって迷惑がかかる。 だめだ、ここは堪えないと。でも、いくら気持ちを反らそうとしても、僕は天音のことを意識してしまい、興奮を抑えることができなかった。 僕のペニスが天音の中で膨らむと、天音がたまらず、座りが悪そうに腰を動かす。 きつくて柔らかい膣肉がぐにぐにと僕のペニスを責める。まずい、気を抜いたら出る! 看護師さんが見てさえいなければ、すぐにでも快感に身を任せてしまいたい。天音の体温が伝わってくる。あつい、天音の膣内……。 「あ、あっ、天音、ちょっと、もう……」 「い、いまはまだダメ!」 思わず互いに声を掛け合ってしまう。 看護師さんが振り返って首をかしげた。肝を冷やしたけど、幸い異常には気づかれなかったようだ。 まさか看護師さんも、ベッドに眠る僕と椅子に腰かける天音がつながりあっているなんて夢にも思わないだろうけど。 看護師さんは呑気にも部屋の模様替えなんか気にしているようだ。 いや、もじもじしている僕らをからかっているのかもしれない。 できることなら看護師さんの誤解を解きたかった。 僕らは恋愛感情の元でモヤモヤしているんじゃない! 爆発寸前の性的快感の元でモヤモヤしているんだ! (天音、お願いだから、あんまり腰動かさないで……あと締め付けないで! もうだめ!) (注文が多いっ! アンタこそもうちょっと縮めなさいよ! なにこのデカさ、ほんときついって!) 天音の括約筋を押し広げるペニス。負けじと締めてくる膣。互いに押し合い圧し合いしているうちに、射精感が高まってくる。 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1557313455/357
358: 名無しさん@ピンキー [sage] 2020/06/06(土) 01:13:15.99 ID:Lz5zh5rg 天音の中で、僕のほうがいよいよ限界を迎えて、脈を打ち始める。 (雪也待った! だめだめだめ! も、もうちょい耐えられないの!?) (こっ、堪えてるんだよっ、これでもっ!) 僕らが快感と懸命に格闘している最中も、看護師さんはわざととも思えるほどのんびりと部屋に滞在していたけれど、やがて 「ふふ、お邪魔してごめんなさいね。……大丈夫? 二人とも、お顔が真っ赤よ?」 意地悪っぽく笑いかけてきた。 思わず二人で顔を見合わせしまった。 天音の顔……いつもの強気そうな表情でありながら、頬が紅潮し、蕩けたようにぼんやりとして、せつなそうな顔をしていて……そんなエッチな顔をされたら…… 「うっ!」 「ちょ、ん、んーっ……」 天音が顔をしかめる。お腹の中に納まった僕のものが、激しく脈打ち始めてしまった。 僕はとうとう達してしまった。 幸い、看護師さんは最後の言葉のあとで戸を閉めて去っていったおかげで、僕らの痴態は目撃しなかったみたいだけど……。 出してしまった……天音のほうも、顔を赤くして股を抑えていた。天音の中では僕のペニスが射精する感覚が伝わっているはずだ。膣内の締まりがさっきより強い! 「ふーっ……」 思わず射精感に浸ってしまったけれど……まずい、入院着の中に生暖かいものが広がってしまった。 ほとんどは宛がったティッシュに包まれたみたいだけど、かなりの量が出てしまった……このままでは流れ出してしまう。 と、天音がむすっとした表情で、僕の入院着の下をずり下ろした。厚く重ねたティッシュの下はどろどろだ。 これからどうする気かと思ったけど、天音は精液を絡めとったティッシュで、僕の股間辺りを拭き取ってくれた。 「なにこの量」 「だ、だって、ずっと我慢させられて……あ、ありがと、天音……あいぃっ!」 僕が漏らしてしまった精液を拭き取った後、天音はティッシュごしに僕のペニスを掴んでぐいぃとひねり上げる。 「天音、ちょっと、そっちに曲がらない! お、折れるッ!」 「いっそ折れたほうが平和でしょうが!」 お返しとばかりに急所を痛めつけた後で、ようやく僕の入院着を上げてくれた。ティッシュを離すときには目をそらし、僕のものを見ないようにして。そして、手にはしっかり丸めたティッシュを取っており 「これは外のゴミ箱かどっかに捨てとくからね。変な誤解されたら嫌だし」 鞄の中から取り出したコンビニのビニール袋にティッシュを詰め、万一にも漏れ出さないようにしっかりと口を締めて……またビニール袋を取り出し、二重に袋に包んだ。 天音は僕のものを見も触りもしたくないといった様子だったけれど、さすがにティッシュだけでは防げなかったらしい、天音の手には精液がべったりとついてしまった。 天音は新しいティッシュを抜き取って、手を入念に拭き始める。ほ、本当に怒ってるのかな? 「あっち向いて」 「あ、はい……」 僕は背を向けさせられたけど、天音がもぞもぞやっているのを背中越しに感じ取った。どうやら多少なりとも濡れてしまった自分の性器を拭き取っている様子だった。 いや、それだけじゃない。膣内に本当に射精されていないか確かめているようだった。射精される生々しい感覚もあったらしい。 「ご、ごめん……なさい」 僕は思わず謝ってしまった。天音に向けて腰を突き上げていた時の気の強さなんかどっかにいってしまった。 天音は無表情で僕をじっと見つめた。ぷんすかしているよりもよっぽど怖い。 命の危機だ。きっと、死んだほうがマシとおもうほどの苦しみを味わうことになる。僕はもう、覚悟を決めて俯いた。 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1557313455/358
359: 名無しさん@ピンキー [sage] 2020/06/06(土) 01:13:42.58 ID:Lz5zh5rg 「雪也、顔を上げて」 死刑執行を前に、恐る恐る顔を上げる。 天音は、いつも通り、僕を小馬鹿にしたような余裕のある顔をしていた。 「で、スッキリしたの?」 「え?」 「どうなの。スッキリしたかって聞いてんの」 「え、あ、うん……」 思わず適当に答えてしまったけれど、改めて思い返して、いままで流れるように感じていたいろいろな感情が、僕の中でぐちゃぐちゃに混ざりはじめる。 改めて天音に問われて、気が動転する。天音と、天音とセックスした……。 スッキリしたかと言われれば、その通りだ。あんなに気持ちよかったのは、生まれて初めてだった。 今の天音はいつもどおり飄々としているけれど、あの時の、天音の切なそうな顔……僕が彼女をそうしてしまった。一瞬でも、主導権を握って彼女を犯してしまった。 天音に対してマウントをとって満足できたなんていう意味では決してない。むしろ、その点は申し訳なさがある。でも、今は天音の好意にただ感謝したかった。 「天音、ありがとう。もう、大丈夫だよ」 「そ。よかった」 天音の言葉はそっけなかった。でも知っている、あんまり見慣れないけれど、天音の照れ隠しだ。 幼馴染でいつも尻に敷いていた僕にあんなことをされて、天音はいまどう思っているだろう。少なくとも、いまの素振りを見るに、心の中で怒っている様子はない。 天音も僕と同じように、僕のことをはじめて異性と実感して、心の整理はついていないんじゃないかな。 天音はふんっと鼻を鳴らして、バッグの中身を片付け始めてしまった。 「あ、あれ、天音、もう帰っちゃうの?」 「アンタは気づいてないと思うけど、本当は面会時間過ぎちゃってるから。それで看護師さん来たんだけど?」 あ、そうだったのか。もう夜更け、考えてみれば天音だってここに泊まるわけにもいかないし、帰らなきゃだ。 看護まで伸ばしてもらって、看護師さんにも悪いことしちゃったな。 「夜くらい一人で過ごしなさいよ。この甘えん坊」 「ごめん、天音。ありがとう。来てくれて嬉しかったよ」 「そりゃそうでしょう」 なんだか、上手に言葉がまとまらない。本当は、天音にもっといろいろ言いたいことや、言わなきゃいけないことがあるはずなのに。 まぁ、そういうのがこういう場面で上手に言えないってことも、もちろん天音にはお見通しなんだろうけど。 「アンタ、スマホは使えるの?」 「え? ……あれ、そういえばどこやったかな」 「アンタの荷物の中にあるはずだけど、ご両親にも連絡とかどうするの」 「あぁ、あ、えっと……」 「……手、まだ使えないんでしょ。私からしておく。あと、学校の授業については、ノートはとっておいてあげるから。来週末のテストは退院後に落ち着いたら補修だって」 「うん……えぇっ、入院中も勉強か、なんだか気が滅入るなぁ」 「入院中はヒマになるでしょ。見てなさい、私の授業ノートがありがたく思えるから。まぁ、指動くようになるまでは一週間かかるらしいし、ノートも満足にみられないだろうけど、まぁ、なんかしてなさい。 私もヒマがあってその気になったら、ちょいちょい会いに来てあげるから感謝しなさいよ」 天音がてきぱきと段取りをしてくれるお陰で、入院中の僕は難しいことを考えなくて済みそうだった。これもまた、申し訳ない話だけど。 それと同時に、天音がいつも通りの会話をしてくれることで、気の動転も収まって来た。 天音が話すべきことをぺらぺらと話してくれた間、僕は生返事気味に天音の言葉に頷いていた。まぁ、実際些細な話ではあったと思う。天音は話の最後に、僕にぐっと顔を近づけて 「いい、雪也。ボーっとするのは勝手だけど、ここからの話はちゃんと聞いてよね」 「あ、うん」 「……その能力のこと」 「え?」 さすが天音。僕なんかよりずっとしっかりしている。 性交の余韻で混乱したり、ぼけっとして満足ちゃってる僕とは違って、冷静になって後のことまできっちり考えてくれている。 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1557313455/359
360: 名無しさん@ピンキー [sage] 2020/06/06(土) 01:14:08.64 ID:Lz5zh5rg 天音は椅子に腰かけ、冷静に、息をついて、僕の能力の今後について提案してきた。 「……どうしても我慢できなくなったら……まぁ、スマホ使えないんだし、連絡しろっていうのも無理か。あ、あんまり急にはやめてよね。寝てる時間と授業中もダメ! それから、乱暴にしないで、そっとやって」 「え? な、なに言って……それって」 急にそんなことを言われて、最初は何を言っているのかわからなかった。 でも、すぐに理解した。 抑えられなくなったら、天音がカバーしてくれる、っていう提案だ。 「天音……」 「あと、出したモノの処理はさすがに面倒見切れないから、看護師さんに夢精しましたスミマセンとか適当に言ってよ」 「そんな、いくらなんでも……」 僕が困っているのを気にもせず、一方的にこれからの方針を取り決めてくる。 といっても、要約すると……つ、つまり? 我慢できなくなったら自由にやってもいいよ、って? 僕がぽかんとしていると、天音は僕を睨み 「万が一にも間違いを犯しそうになったら、って話してんの! やったら、あとで貸しは返してもらうからね」 一応ポーズとしてか、拳を握りしめて見せて、脅迫してきた。 けど……。 天音、それは違うよ。一回だけって言ったじゃないか。僕は意志が弱いし、天音のいうコトに逆らえない。でも、一番大事な約束を破るほど、ダメな人間じゃない。 「ありがと、天音。その気遣いだけで十分だよ。心配しないで、もう、やらないから」 自然と顔が綻んでしまった。今の僕、どんな顔をしてるだろう。間抜けな顔かな。 天音はやれやれといった様子で首を振った。 「信用できなさすぎる」 「天音、本当だよ。……分かるでしょう」 天音はいつもみたいに、僕のことを信用できず、僕をからかおうとしたみたいだ。 でも、僕が笑って見せれば、彼女は分かってくれた。 僕はもう、本当に、大丈夫だってこと。 「雪也」 天音がにやっと笑いかける。ちょっとは僕のこと、見直してくれたかな。 天音は鞄を肩にかけ、僕に背を向けて部屋を後にしていく。ただ、部屋の扉をくぐるときに、背を向けたままで手を振って 「早く良くなりなさいよ。二人分もノートとるの面倒なんだから」 いつも通りの毒舌を吐いて、それから、静かに扉を閉めていった。 病院は寝静まる時間。廊下の明かりも薄明かりになった。 看護師さんがあとで来てくれることになってるけど、もうみんな寝静まる時間だ。 僕は力なく、ベッドに仰向けになっていた。 不思議と、この恐ろしくも素晴らしい力を利用する気にならない。 そんなことは些細なことだ、それよりも、僕はさっきまでのことが忘れられなかった。 天音と、あの天音とセックスしてしまった。いつも一緒にいて、意地悪で、暴力的で、でも本当は優しい、僕のことを特別に思ってくれる天音と。もう、恥ずかしくて嬉しくて、自由に寝返りがうてたら悶えて転げまわりたいくらいだった。 こんな能力は僕の手には余る。天音が客観的かつ常識的な視点で僕を止めてくれたおかげで、もしかしたら僕は「能力者になってしまったが故の悲痛な未来」を回避できたのかもしれない。 「天音、ありがとう……」 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1557313455/360
361: 名無しさん@ピンキー [sage] 2020/06/06(土) 01:14:46.16 ID:Lz5zh5rg -------------------------------------- これにて〆となります。お粗末様でした http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1557313455/361
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