[過去ログ] 乙女ゲームのハメるフラグしかない悪役令嬢 [無断転載禁止]©bbspink.com (751レス)
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622: 2020/06/18(木)06:48 ID:Ugbe5oZS(2/2) AAS
あわてて詩織の右手を強引に引っぺがすと、今度は左手の指がアナルにねじ込まれた。
「うぉっ!!!」
思わず背中が硬直した隙をついて詩織が体をひねる。逃げられた!

練習後の特別講義の成果ってことかよ。カズヤは心の中で毒づいた。
今の攻撃のスムーズさ、ためらいのなさ。
いかに普段異性として見ていない相手とはいえ、追撃を受ければ本当に射精させられかねない。
実力差を考えれば焦る必要はないはずだが、今のカズヤに余裕などなかった。

隙をついてバックに回り、
(悪いけど絞め落とす!)強引に首に手を回す。次の瞬間…
「てめっ…!!」「イっちゃえぇっ!」
詩織がズボンに手を突っ込み、息子を直接鷲掴みにした。間髪入れず上下に扱き上げる。
普通なら首を守ろうとするところ、この行動はクレイジーだ。
(なんでだよ…射精させても「有効」どまりなんだろ?失神したら一本負けだぞ!)

詩織は興奮した頭で、しかし冷静にこれまでの経験をはじき出す。
この絞め技は入ってる。落ちるまで10秒もかからないだろう。だが講習を思い出せ。
思春期の少年が、完全に勃起した肉棒を女子に扱かれて10秒ももつはずがないのだ。
男が射精しないと子供はできない。そういうふうにできている。絶対に射精させる!

カズヤの方もいっぱいいっぱいだった。
この手の感触はやはりゴツゴツした自分の手とは違う、異性のものだ。
認めざるをえない。もう詩織のことを完全にオンナだと認識してしまっている。
「ん…あンンッ」断続的に漏れるうめき声や、鼻腔をくすぐるシャンプーの香り。
普段は気に留めたこともないような要素にいちいち色気を感じてしまっている。
その「女の子」に股間を直接握られ、扱かれている現状、
少し前からすればどれだけ異常なことか。

まさにギリギリのところ…その右手から力が抜けた。体越しに詩織の痙攣が伝わってくる。
(よし、落ちた!)
その時。頭に浮かんだのは同じように絞め技で落とされた先程の遥のイキ顔だった。
あの、口のまわりを唾液でベトベトにしてブッ飛んだ視線を泳がせる、同級生の強烈なアクメ顔…
ほんの一瞬、襲ってきた快感に景色が遠くなる。

ピュッ…、ピュピュッ…

「漏れてしまった」としか言いようがなかった。
しかし男の悲しい性。一度睾丸から放出された精子を止めることはできず…
「あッ、ァ、〜〜!!!」
もどかしげな快感とともに放たれた液体が10代の張りのある肌を汚してゆく。
その右手にもう意思はない。見開いた目に何も見えていないのは明らかだった。

(落ちてる…よな)
詩織の体を解放して畳に横たえ、しばし濡れた股間を見つめて呆然とする。
「あ〜あ、二宮君、イカされちゃったんだ?」不意に後ろから楽しげな声。
いつの間にか奈緒がこちらをニヤニヤと見下ろしていた。

(イカされた…こいつに?なんだよこの敗北感…)
今まで毎日体をくっつけて練習していても、オカズにしようと考えたこともない。
その頃のカズヤに今の状況を問えば、勃起すらするはずがないと答えるだろう。
それがまさか…
失神して畳に這いつくばる詩織の口元には満足げな笑みが浮かんでいた。
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