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【クリアリ】クリフトとアリーナの想いは Part13【アリクリ】 (982レス)
【クリアリ】クリフトとアリーナの想いは Part13【アリクリ】 http://wktk.5ch.net/test/read.cgi/ff/1366979958/
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40: ヴァルプルギスの夜(前編)2/2 [sage] 2013/05/06(月) 23:17:34.70 ID:i+0dxrpL0 「クリフトが消え……た?」 「ええ、先程まで、私とヴァルプルギスの夜の話をそこでしていたのですが……、冷たい風と共に一瞬何か闇のようなモノが通り過ぎ たと思うと、姿がかき消されるように」 「何よ、それ……。クリフト! クリフト! いたら返事しなさい」 少し震えるようなアリーナの声が暗闇に響いた。アリーナは知っていた。あの真面目な神官はこのような冗談は決してしないという事 を、そして主である自分が呼べばすぐ来る事を、その事から、今の事態は猶予もない事態である事を。 「ブライ、どうしよう」 アリーナの顔に不安な表情が浮かんでいた。その表情は王女ではなく、一人の少女の顔だった。 「姫様、落ち着いて下され。クリフトは姫様に黙って何処かにいく人間じゃありません。それはこのブライが保証致します」 「アリーナさん、先程貴女が口走った事ですが、もしかして今起きている事と関わりがあるのではないでしょうか。そして私が見たビ ジョンが気になります」 「私が口走った事? 」 「ええ」 ミネアは先程、アリーナが口走った内容と自分が垣間見たビジョンを皆に説明した。 「もしや……」 「ブライ」 思案を巡らしているブライに、アリーナは落ちていたクリフトのサシャを見せた。 「引きずられてしまったのかの。クリフトは生と死の呪文を身につけ、ただえさえ境界が曖昧な場所にいる。そして血の繋がりの濃い 両親を早くに亡くしておるからの。もしクリフトの両親がこの機会に何かを成そうとしておったら……」 (あやつの親が、もし今のあやつの悩んでおる様子を見ておるならば、親心として何かを成そうとするかもしれん) 「嫌、クリフトの身に何かあったら嫌よ」 アリーナはそう言うやいなや、暗闇の中に感情のまま身を投じた。 続きは後日。 http://wktk.5ch.net/test/read.cgi/ff/1366979958/40
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