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【轟速】彼方観察スレ 11投目 【ブーメラン】 (1002レス)
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875
:
MONCHI.YEo
(ワッチョイ 23b1-pGRY)
2021/05/10(月)10:48
ID:uCneWH4b0(7/25)
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875: MONCHI.YEo (ワッチョイ 23b1-pGRY) [] 2021/05/10(月) 10:48:22 ID:uCneWH4b0 【1】昔の人々は、明るい星を結んで星座を思い描きました。星座を作ったのは、シュメール人という説もありますが、一般的には、約五千年前、バビロニアの羊飼いたちによって、作られたのが最初と言われています。【2】初めのころは、十二星座でしたが、その後、四十八星座に増えました。 十七世紀に、オランダで望遠鏡が発明され、暗い星も観測できるようになると、四十八星座のすきまにも新しい星座が作られるようになりました。【3】そのころ、星を見つけるたびに、こんな会話が交わされたかもしれません。「新しい星を見つけたぞ。」「だめ。それは、おらンダ。」 それまでは、星座というと、北半球のものに限られていました。【4】しかし、今まで知られていなかった南半球の星座が紹介されるようになると、新星座作りのブームが起こりました。なぜ星座がたくさん作られたのかというと、二十世紀の初めまでは、星座を作ることに決まりがなく、誰でも簡単に作ることができたからです。【5】一時は百二十もの星座が作られたことがあり、あまりの多さに混乱が起きるようになってしまいました。そこで、二十世紀になってから、国際天文学連合によって、八十八の星座に統一され、星座の境界も定められることになりました。【6】現在、私たちが親しんでいる星座は、このときに定められたものです。 星座は、神話とともに紹介されることが多いため、西洋のものと思われがちですが、古代のインドや中国にも独自のものがあります。【7】中国の星座は、七、八世紀ごろ、日本にも伝えられたようで、日本では、明治時代に西洋の天文学が導入されるまで、ずっと中国の星座が使われてきました。∵ 【8】また、昔から星座は、時刻をはかり、季節の移り変わりを知り、農耕の時期を伝える役割を果たしてきました。海に囲まれた土地に住む人々は、広い海を航海するときに、星を観測して位置や方角を確かめるのにも使っていました。【9】ですから、星座の名前も、その土地独自の呼び名が数多くありました。 四季を通じて明るく見えるオリオン座は、世界各地でさまざまな名前がつけられています。日本では、その形から鼓星と呼ばれていました。【0】また、オリオン座の左上にある赤い星は平家星、右下にある白い星は源氏星とも呼ばれていました。これは平家の旗の色が赤、源氏の旗の色が白だったからです。 さまざまな想像をふくらませてくれる星座を、たまには正座してしみじみ眺めてみるのもいいかもしれません。 あれは大きいからお父さん星。あっちはきれいだからお母さん星。これはしょっぱいから梅干し。ここにある長いのは物干し。頭にかぶっているのはただの帽子。 言葉の森長文作成委員会(π) http://egg.5ch.net/test/read.cgi/ffo/1619995563/875
1昔の人は明るい星を結んで星座を思い描きました星座を作ったのはシュメール人という説もありますが一般的には約五千年前バビロニアの羊飼いたちによって作られたのが最初と言われています2初めのころは十二星座でしたがその後四十八星座に増えました 十七世紀にオランダで望遠鏡が発明され暗い星も観測できるようになると四十八星座のすきまにも新しい星座が作られるようになりました3そのころ星を見つけるたびにこんな会話が交わされたかもしれません新しい星を見つけたぞだめそれはおらンダ それまでは星座というと北半球のものに限られていました4しかし今まで知られていなかった南半球の星座が紹介されるようになると新星座作りのブームが起こりましたなぜ星座がたくさん作られたのかというと二十世紀の初めまでは星座を作ることに決まりがなく誰でも簡単に作ることができたからです5一時は百二十もの星座が作られたことがありあまりの多さに混乱が起きるようになってしまいましたそこで二十世紀になってから国際天文学連合によって八十八の星座に統一され星座の境界も定められることになりました6現在私たちが親しんでいる星座はこのときに定められたものです 星座は神話とともに紹介されることが多いため西洋のものと思われがちですが古代のインドや中国にも独自のものがあります7中国の星座は七八世紀ごろ日本にも伝えられたようで日本では明治時代に西洋の天文学が導入されるまでずっと中国の星座が使われてきました 8また昔から星座は時刻をはかり季節の移り変わりを知り農耕の時期を伝える役割を果たしてきました海に囲まれた土地に住む人は広い海を航海するときに星を観測して位置や方角を確かめるのにも使っていました9ですから星座の名前もその土地独自の呼び名が数多くありました 四季を通じて明るく見えるオリオン座は世界各地でさまざまな名前がつけられています日本ではその形から鼓星と呼ばれていました0またオリオン座の左上にある赤い星は平家星右下にある白い星は源氏星とも呼ばれていましたこれは平家の旗の色が赤源氏の旗の色が白だったからです さまざまな想像をふくらませてくれる星座をたまには正座してしみじみ眺めてみるのもいいかもしれません あれは大きいからお父さん星あっちはきれいだからお母さん星これはしょっぱいから梅干しここにある長いのは物干し頭にかぶっているのはただの帽子 言葉の森長文作成委員会
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