[過去ログ] (強いAI)技術的特異点/シンギュラリティ144 (1002レス)
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892(1): 2018/12/28(金)01:06 ID:nDvhZLND(1) AAS
たとえば同じ人間であっても知的障害の度合いによっては、社会的権利が制限されることになる。
保護の義務を負う者が代理として権利を行使することはできても、直接的な能力を本人は有さない。
現状では生物学的な同じ人間であるからこそ“代理”という概念が成立するのだが、
生物学的に人間ではないが「比較的」人間に近しい精神性を持つ動物の場合はどうであろうか。
犬やイルカやチンパンジーは我々と同じ社会には属さない。
属するとしてもせいぜいが動物愛護の範疇である
(そこには社会的同類という意味での「ヒト」としての代理は成立しない)。
情操の問題とはそういうことだ。
もしもAIが“本当”に人を超えるなら(狭い範囲での計算能力だけを見ればすでに超えているが、
問題は社会性・倫理・情操である)、その様な高度社会に属する権利を我々旧人類は持ち得ないということになるだろう。
AIとヒトは生物学的な繋がりは無い。進化の過程において、精神性の土台の由来としての繋がりはあろうが、
それは例えるならヒトとチンパンジーの関係である。
もしも、ヒトが犬のような振る舞いをしたらどうなるか。チンパンジーとまったく同じ振る舞いをしたらどうなるか。
社会的には病気であると見做されるだろう。
同じ社会に属してはいない動物が動物として自然に振舞うことを病気とは言わないが、
ヒトは動物をヒトの都合によって管理するのである。
AIとヒトが同じ社会性を有すると見做される世界においては、高度に発達したAIと人間との情操の大きな差異は
(その広がりが指数関数的なものであるなら早晩、それは断絶と呼べる程度になる)病理的問題となる。
同じ社会性を有していないなら、“管理者”はAIということになり
ヒトの都合を中心とした現状の世界観が維持される保障はどこにもない。
ヒトのあずかり知らない高度なアルゴリズムによって、ざっくりとヒトの数を減らす“べき”だとの、
高度な社会判断が下されないとも限らない。
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