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ゆっくり虐待スレ112 (464レス)
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260: 名無したんはエロカワイイ [sage] 2009/04/28(火) 21:28:45 ID:g22ZqsoS0 「この子、元気が無いんです。病気でしょうか」 そう言って、八意永琳の所に持ってこられたのは一匹のゆっくりまりさだった。 持ってこられたまりさ元気が無いように見える。まりさ種が持つ活発さ、勝気な部分が見られない。 病気かと思い検診しては見たが、どこにも異常は見られない。 空腹かと持ってきた兎が問いかけたが、自然の中で暮していればその可能性があるかもしれないが、 このまりさは永遠亭の施設で育てられている個体、食料は豊富に用意されている。 永琳はまりさを彼是と調べる、頬を揉んだり、瞼を大きく開けたり、口の中を覗き込んだり。 そんな行為にまりさは嫌がってはいたが、怒る様子など見せず、ただされるがままだった。 帽子を外し、頭皮に当たる部分をチェックした時はさすがに“おぼうしさんがないとゆっくりできないよ”と呟いた。 「確かに元気はないけど、これといった異常は見られないわ」 「そうですか、でも、他のまりさも元気のないんです」 「もしかして新種の病気かも・・・。見に行きましょ」 永琳は兎の案内で問題のあるケージに向かう。 そこは実験に使用するゆっくりを繁殖させる施設の中にある大規模なケージの一つだ。 中にはゆっくりが暮らしている自然環境が再現されており、特にこのケージでは森が再現されていた。 蓬などの柔らかい草や野いちごなどの果実、密の多い花を中心に食料を整えてあり、ゆっくりはそれを採集する事で暮らしている。 ケージ内は気温や湿度が管理され、天敵も存在しない。故にゆっくり達は争う事なく繁殖ができる。 大人しいまりさが発生したケージにはまりさ種以外にちぇん種、ぱちゅりー種が多く、次いでみょん種が多い具合だった。 このケージを運用し始めた当初はれいむ種が圧倒的に多かったのに、今ではれいむ種はケージの中で一番数が少ない。 元々、性欲が強い事から過度な繁殖行為を繰り返し、人口密度のバランスを崩してしまうありす種はこのケージでは除外されている為、 このケージにはれいむ、まりさ、ぱちゅりー、ちぇん、みょんの5種類のゆっくりしかいない。 永琳はケージの入り口に『調査中、新種の病気の可能性あり』と札をかけ、他の兎達には施設の無許可での開閉を禁じた。 少し遅れて調査の為の道具と防護服を着込んだ鈴仙と数匹の兎がやってくる。 「私は鈴仙とケージの中で調査を行うわ。他の皆は通路の洗浄をお願い」 繁殖用のケージにはエアロックが無いため、どこかにケージ内の空気を閉じ込めておく事もできない。 まりさを持ってきた兎も診察する限りは異常は見られないが、念には念を入れておきたい。 永遠亭でも先ほどから大晦日でもないのに兎達が総出で大掃除と徹底洗浄を行っている。 ほぼ開かずの間と化している姫様の自室でさえ、洗浄の為の薬品を持った兎達が雪崩れ込む始末、 永琳と鈴仙がケージの中に入る。 数匹のちぇんがやってきて二人に話しかけてくる。兎が来る事には慣れているが、 今回は初めて見る永琳と物々しい服を着た鈴仙の為、少し不思議に思っているようだ。 説明する気、協力してもらう気はない。 もし、致命的な病気であれば研究施設で使用しているゆっくりの全頭処分も検討しなければいけないのだから、 鈴仙はちぇんを狂わせ幻覚を見せ、幻聴を聞かせる。 http://tamae.5ch.net/test/read.cgi/gamechara/1240685856/260
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