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【三国志12】三國志12 Part55©2ch.net (1002レス)
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380
: 2019/10/03(木)19:05
ID:75yl8Q5l(1)
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380: [] 2019/10/03(木) 19:05:21.29 ID:75yl8Q5l 顔を上げたその時、対面のカウンターの後ろの席になんだか陰気な女がいた。 女は牛丼を食べているわけではなく、うつむいてテーブルの一点だけを見ていた。 「気持ち悪い女だなぁ。いつの間に店に入ったんだ?」 残りの牛丼を平らげ、お茶を注いでいると、また視界に女が入ってきた。 店員はその女を気に掛ける事なく、丼茶碗を洗っていた。 しばらく俺はお茶をすすりながら、女を観察していた。 女は黒髪を腰ぐらいまで伸ばし手入れしていないのかボサボサで、服は薄い水色のワンピースだった。 その時、というか、俺と全く同じタイミングで女が立ち上がった。 コンビニの中では気付かなかったが、なんと本棚の前にさっきの薄気味悪い女がいた。 本棚に体が隠れていて服装は確認出来なかったが、髪型といい、雰囲気といい確かにあの女だった。 そして何より気持ち悪かったのは、女は本棚の前に直立不動で立ってはいるが、本棚の方に向いているのではなく、トイレの方に向いている事だった。 「あの女、絶対頭おかしい奴だな」 部屋の鍵を開けながら、さっきの女が付いて来ていたらと一瞬よぎり、駐車場の方を見下ろしたが、女はいなかった。 やはり、さっきの女はいなかった。 コンビニに入ると、あの女がいた。 その時、はじめて俺は女が人間じゃないと理解した。 今まで何回か幽霊を見た事があった俺だが、この女は違っていた。 店内には若い女や工事現場のおじさんがいたが誰もこの女には気付いていないみたいだった。 俺は女を避ける様に、レジの前を通り、おにぎり2つとお茶を買った。 もう見ないでおこうと思ってたけど、なんか気になって車の中から女を見てしまった。 女は後ろ歩きで、入口の方に進んで来た。 会社に着くまでの道中、女が付いて来ていないか何度もバックミラーで確認した。 嬉しい事に女は付いて来ていない様だった。 昼休みにその同僚に女の話をしてやった。 多分、一人だったら女が来たらどうしようとか考えてしまって、仕事にならなかったと思う。 居酒屋でメシを食いながら、後輩にあの女の話をした。 「先輩の言ってる女ってこの店に入る時に入口にいましたよね?」 俺も店の前で女を見ていなかったが、A君は普段から真面目で冗談なんか殆ど言わない子だったから嘘をついている様には思えなかった。 女は…いなかった。 あの女がコインパーキングの精算所の所に立っていたんだ。 恐怖の絶頂だったが、女から目を離したら間合いを詰めて来そうで、視線を外せなかった。 と、おじさんに謝り、女が立っていた方を見たらすでに女は消えていた。 女がいなくなってからも俺は恐怖の真っ只中にいた。 震えながらあの女の事を考えていたが、腑に落ちない事が2つあった。 1つ目は、何故あの女が俺の前に現れたか。 2つ目は、俺の行く先々にあの女が先回りしているのは何故か。 俺は出来るだけ、女に会わない様に、いつもは使わないルートで会社に向かった。 1番奥の個室の扉の前に あの女が…いた。 女が頭で扉を打つ、 女は俺の存在に気付いていたかは、わからないがずっと扉に頭を打ち付けていた。 どう考えてもあの女しかいなかった。 この場所からじゃ姿こそ見えないが、あの女が部屋の壁に頭を打ち付けている姿が脳裏に浮かんだ。 次の瞬間、女は風呂場の磨りガラスの前に立っていた。 数十cm先に女がいる。 それでも女は磨りガラスに頭を打ちつけてくる。 うまく説明出来ないが、その声は女にしては低く、喉だけで出している様な声だった。 女は明らかに苦しそうだった。 今までで1番激しく女が頭を打ちつけてきた。 磨りガラス越しだから、よく見えなかったが、女の顔は傷だらけで、白目がない様に思えた。というか黒目が異常に大きかった。 と叫び声を上げたかと思うと、女は消えた。 脱衣所の足元には、あの女の着ていた薄い水色のワンピースが落ちていた。 なので今でも、何故あの気味の悪い女に付き纏われたかわからない。 でも皆は俺があの女に何故、付き纏われたと思う? http://medaka.5ch.net/test/read.cgi/gamehis/1471709150/380
顔を上げたその時対面のカウンターの後ろの席になんだか陰気な女がいた 女は牛を食べているわけではなくうつむいてテーブルの一点だけを見ていた 気持ち悪い女だなぁいつの間に店に入ったんだ? 残りの牛を平らげお茶を注いでいるとまた視界に女が入ってきた 店員はその女を気に掛ける事なく茶碗を洗っていた しばらく俺はお茶をすすりながら女を観察していた 女は黒髪を腰ぐらいまで伸ばし手入れしていないのかボサボサで服は薄い水色のワンピースだった その時というか俺と全く同じタイミングで女が立ち上がった コンビニの中では気付かなかったがなんと本棚の前にさっきの薄気味悪い女がいた 本棚に体が隠れていて服装は確認出来なかったが髪型といい雰囲気といい確かにあの女だった そして何より気持ち悪かったのは女は本棚の前に直立不動で立ってはいるが本棚の方に向いているのではなくトイレの方に向いている事だった あの女絶対頭おかしい奴だな 部屋の鍵を開けながらさっきの女が付いて来ていたらと一瞬よぎり駐車場の方を見下ろしたが女はいなかった やはりさっきの女はいなかった コンビニに入るとあの女がいた その時はじめて俺は女が人間じゃないと理解した 今まで何回か幽霊を見た事があった俺だがこの女は違っていた 店内には若い女や工事現場のおじさんがいたが誰もこの女には気付いていないみたいだった 俺は女を避ける様にレジの前を通りおにぎり2つとお茶を買った もう見ないでおこうと思ってたけどなんか気になって車の中から女を見てしまった 女は後ろ歩きで入口の方に進んで来た 会社に着くまでの道中女が付いて来ていないか何度もバックミラーで確認した 嬉しい事に女は付いて来ていない様だった 昼休みにその同僚に女の話をしてやった 多分一人だったら女が来たらどうしようとか考えてしまって仕事にならなかったと思う 居酒屋でメシを食いながら後輩にあの女の話をした 先輩の言ってる女ってこの店に入る時に入口にいましたよね? 俺も店の前で女を見ていなかったが君は普段から真面目で冗談なんか殆ど言わない子だったから嘘をついている様には思えなかった 女はいなかった あの女がコインパーキングの精算所の所に立っていたんだ 恐怖の絶頂だったが女から目を離したら間合いを詰めて来そうで視線を外せなかった とおじさんに謝り女が立っていた方を見たらすでに女は消えていた 女がいなくなってからも俺は恐怖の真っ只中にいた 震えながらあの女の事を考えていたがに落ちない事が2つあった 1つ目は何故あの女が俺の前に現れたか 2つ目は俺の行く先にあの女が先回りしているのは何故か 俺は出来るだけ女に会わない様にいつもは使わないルートで会社に向かった 1番奥の個室の扉の前に あの女がいた 女が頭で扉を打つ 女は俺の存在に気付いていたかはわからないがずっと扉に頭を打ち付けていた どう考えてもあの女しかいなかった この場所からじゃ姿こそ見えないがあの女が部屋の壁に頭を打ち付けている姿が脳裏に浮かんだ 次の瞬間女は風呂場の磨りガラスの前に立っていた 数十先に女がいる それでも女は磨りガラスに頭を打ちつけてくる うまく説明出来ないがその声は女にしては低く喉だけで出している様な声だった 女は明らかに苦しそうだった 今までで1番激しく女が頭を打ちつけてきた 磨りガラス越しだからよく見えなかったが女の顔は傷だらけで白目がない様に思えたというか黒目が異常に大きかった と叫び声を上げたかと思うと女は消えた 脱衣所の足元にはあの女の着ていた薄い水色のワンピースが落ちていた なので今でも何故あの気味の悪い女に付き纏われたかわからない でも皆は俺があの女に何故付き纏われたと思う?
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