[過去ﾛｸﾞ] 原神総合スレ Part3874 (1002ﾚｽ)
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774(15): (茸) 2021/12/05(日)15:40 AAS
>>755
原神偏差値100の俺がストーリー見終わったから解説するわ
今回物語を語った雪山拠点にいたのが2号で最後モンドで話したのが1号だよ。
まず前提としてモンドアルベド(1号)は首の印をつけたり消したりする＝本物の証などではなく自由に付け替えできることを旅人に見せた。これは更には本物と偽物の区別することこそ意味がないということをも示唆している。
2号は偽物であるからこそ本物に成り代わることに固執している。これに対して、第二幕？のモノローグのあと1号は2号と対決し成り代わりは阻止したが、逆に自分の生活の一部(雪山拠点での活動)を2号に分け与えた(夕暮れの実(生活、幸福)を多く持っている話の比喩)。
その後2号は雪山拠点で1号視点かのように物語を話したが、その中で2号は「庭師」(旅人)を毒のある薔薇(偽物)を見分け剪定する存在(脅威)と依然捉えている。対してモンドで話した1号は「庭師」は雪山に埋めた果実を、種から木へと育てる者(2号と交流し生命として成長させて欲しい)として考えてる。
偽物だからこそ本物に成り代わりたいというアイデンティティに対する強烈な固執、ある種人間的な願望を持っているのが2号。それに対して「複数のアルベドが共存すればよくね？それで研究がより進むしみんな幸せじゃん。」っていう風により人間を超越、倫理的に狂ってる方(1号)が「アルベド」というアイデンティティを逆説的かつ完全に構成している。それが最後のアルベド(1号だが、1号2号という区別すら必要としていない)というアイロニックな物語。
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