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【妄想】ショタ小説を書こう!【創作】 (761レス)
【妄想】ショタ小説を書こう!【創作】 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/gaypink/1181824572/
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466: 今夜、君の立つキッチンで・60 [sage] 2008/12/31(水) 15:34:49 ID:0TU+lwdb0 【 13−4 】 「……まいったなぁ」 そして一言。 「そんな昔のこと……今さら言われたって」 「り、リッコ……」 「そ、そんなの、今言われたって困っちゃうよッ」 いつも通りの笑顔を作りながらキトラの返事をリッコは一笑に付す。しかしその声は――ひどく震えていた。 「子供のころの、話でしょ……」 語りがなら祖の小さな体が小刻みに震え出す。 「そういえば、そんなことあったかもしれないけど……」 「…………」 「でも、そんなのオイラ……」 「…………」 「オイラ……オイラは、そんな―――」 そして遂には震えが止まらなくなり、きつく閉じた瞳から涙が一滴溢れたその瞬間―― 「もう、いい――リッコ」 キトラはきつくリッコを抱きしめていた。 そうしてしばし抱きしめたまま――キトラはリッコの様子が落ち着くのを待つ。 やがて、 「――ゴメンね」 その震えが収まるのを見計らうと、キトラは呟くよう謝っていた。 「ずっと昔の約束、僕は忘れてたんだ」 「……オイラも半分忘れてた。でも昨日、キトラにキッチンで抱きしめてもらった時、全部思い出したんだ」 「その時、言ってくれれば良かったのに」 「…………」 見つめてくるキトラの腕の中、リッコは小さく頭(こうべ)を振った。 「そんなことを言ったら、キトラが困ると思った」 「どうして?」 「だってオイラ達は、身分が違うし――」 「そんなの、今の僕には関係ない。もしそれが邪魔をするっていうなら、僕は全てを捨てたっていいんだ」 「だ、だめだよ! それに、言い出せなかった理由はそれだけじゃないんだ」 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/gaypink/1181824572/466
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