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『 Singles Collection 』 @ 聖子を語ろう 342 ♪ (1002レス)
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: 2019/11/10(日)22:15
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545: [sage] 2019/11/10(日) 22:15:32.13 ● 本日祝賀御列が行われた11月10日は、アルバム『Candy』の発売記念日でした。 ● こころはバロックカラー、いま あなたとティータイム…聖子。 松田聖子 『Candy』(1982/11/10発売) 収録曲: 01. 星空のドライブ 02. 四月のラブレター 03. 未来の花嫁 04. モッキンバード 05. ブルージュの鐘 06. Rock'n'roll Good-bye 07. 電話でデート 08. 野ばらのエチュード 09. 黄色いカーディガン 10. 真冬の恋人たち 松本隆が作詞を担当するようになって三作目、 通算では六作目にあたるオリジナルアルバム。 フィル・スペクターを再現したアルバム『風立ちぬ』が古典主義なら、 本作は多分にモダン主義的傾向を持った作品と言えるだろう。 B面一曲目における大滝詠一作品のテープの逆回転や、 童謡「むすんでひらいて」の部分的挿入といった音楽的遊びにそれはよく顕れている。 かつて、さだまさしは「アルバムの最後の曲で次回の予告をする」と言っていたが、 この作品の主題はすでに前作のアルバム『Pineapple』の、 末尾に置かれたバラード「SUNSET BEACH」で語られている。 黄昏の渚で恋人が言った「死のうか」という台詞(実は愛の重さを試した冗談)に、 一瞬緊張してしまうヒロインの深層心理を描いたその曲は、 フランスの心理小説を連想させる作品であり、 本作『Candy』で描かれるのは、まさにそんなフランスの心理主義文学が得意とした、 恋愛における男女の距離感なのだ。 それは現実的な距離感が失われた後・・すなわち失恋後を描いた作品が、 このアルバムには一曲もないのがそれを証明している。 アルバム末尾を飾る「真冬の恋人たち」などは、 ジャン・コクトーやレイモン・ラディゲのコントを音楽化したような捻りが効いており、 表情豊かな松田聖子の声で歌われると、芳醇なワインのように酔わされてしまう。 また、ジャン・コクトーと言えば松本隆にとっての理想の女性像が、 その傑作「恐るべき子供たち」の女主人公・エリザベートだと言う事実は、 我々に聖子ポップスの魅力の謎を解く重要な「鍵」を与えてくれている。 感情の起伏が激しく少年と淑女が心の中で同居しているような… と言う点で、エリザベートと松田聖子は明らかに同系列に属している。 つまり、松本隆は松田聖子を理想の恋人に見たて、 それゆえに言葉の錬金術の全てを尽くして彼女飾り立てた。 一方の松田聖子もその愛を十分に意識しながら、 ヒロインを美しく演じようとしたと言うことなのだろう。 この二人の天才の濃密な心理的交流が、 松田聖子のラブソングを「優れた芸術」の域にまで押し上げたのである。 https://i.imgur.com/gSPH0KA.jpg . http://medaka.5ch.net/test/read.cgi/gaysaloon/1568215015/545
本日祝賀御列が行われた月日はアルバムの発売記念日でした こころはバロックカラーいま あなたとティータイム聖子 松田聖子 発売 収録曲 星空のドライブ 四月のラブレター 未来の花嫁 モッキンバード ブルージュの鐘 電話でデート 野ばらのエチュード 黄色いカーディガン 真冬の恋人たち 松本隆が作詞を担当するようになって三作目 通算では六作目にあたるオリジナルアルバム フィルスペクターを再現したアルバム風立ちぬが古典主義なら 本作は多分にモダン主義的傾向を持った作品と言えるだろう 面一曲目における大滝詠一作品のテープの逆回転や 童謡むすんでひらいての部分的挿入といった音楽的遊びにそれはよく顕れている かつてさだまさしはアルバムの最後の曲で次回の予告をすると言っていたが この作品の主題はすでに前作のアルバムの 末尾に置かれたバラード で語られている 黄昏の渚で恋人が言った死のうかという台詞実は愛の重さを試した冗談に 一瞬緊張してしまうヒロインの深層心理を描いたその曲は フランスの心理小説を連想させる作品であり 本作で描かれるのはまさにそんなフランスの心理主義文学が得意とした 恋愛における男女の距離感なのだ それは現実的な距離感が失われた後すなわち失恋後を描いた作品が このアルバムには一曲もないのがそれを証明している アルバム末尾を飾る真冬の恋人たちなどは ジャンコクトーやレイモンラディゲのコントを音楽化したような捻りが効いており 表情豊かな松田聖子の声で歌われると芳醇なワインのように酔わされてしまう またジャンコクトーと言えば松本隆にとっての理想の女性像が その傑作恐るべき子供たちの女主人公エリザベートだと言う事実は 我に聖子ポップスの魅力の謎を解く重要な鍵を与えてくれている 感情の起伏が激しく少年と淑女が心の中で同居しているような と言う点でエリザベートと松田聖子は明らかに同系列に属している つまり松本隆は松田聖子を理想の恋人に見たて それゆえに言葉の錬金術の全てを尽くして彼女飾り立てた 一方の松田聖子もその愛を十分に意識しながら ヒロインを美しく演じようとしたと言うことなのだろう この二人の天才の濃密な心理的交流が 松田聖子のラブソングを優れた芸術の域にまで押し上げたのである
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