[過去ログ] 【萩尾望都】大泉スレPart35【竹宮惠子】 (1002レス)
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(2): 2021/08/20(金)21:53 ID:UhYk3RWn0(4/8) AAS
>>32
わたしの解釈はちょっと違うかな

▼母は「マンガ家に反対したことはない」と言ったのか

――以下引用
ところが去年。ある雑誌の取材があった。
雑誌記者は親にもインタビューしたいと言ってわざわざ大宰府にいる両親を訪問した。
「漫画に反対なさっていたのですか?」と記者が聞くと、両親は口を揃えて、「いいえ、反対したことはいっぺんもありません」と言った。
きっぱりと断言した。記事を読んで私は仰天した。ええ?無かった?この変転は何だろう。何があったんだ。
今年の2月に帰郷した時、「お母さん、この頃物忘れすると言っているけど、昔、私の漫画に反対したことももう忘れなさったのじゃない?」と聞くと、
「お母さんは覚えてるよ!童話作家がいいと思うたんだから!」とちゃんとそう答える。
「じゃ、去年きた雑誌記者の人に、『漫画を反対したことは無い』と、言いなさったのは、覚えとんなさる?」と聞こうと思ったが、母はせかせかと別の話を始め、聞きそびれた。
――以上『暮しの手帖』2011年11月25日発売55号p134より引用

「去年」つまり2010年の雑誌取材というのは婦人公論の取材であろう
このとき母は「マンガ家に反対し続けたことも否定し」た
また「アシスタントのギャラ支払い問題についてもあっさりと否定された」
母「ギャラを支払うのどうのと言ったことはないものね、お父ちゃま」、父「ないねぇ」

この婦人公論の記事を読んだ萩尾さんの中では、
おそらく母の「マンガ家に反対し続けたことはない」と両親の「ギャラをどうこう言ったことはない」とがごっちゃになったのだろう
そして「マンガ家に反対したことはない」と両親が言ったと雑誌に書かれたという記憶になった
そしてそれを『暮しの手帖』に書いた

その10年後の2021年大泉本では、
・両親ではなく母が単独で「マンガ家に反対したことはない」と言った
・萩尾さんが嘘を言ったかのようにF誌に書かれた
・萩尾さんは母を責め立てて録音云々を持ち出して母を追い詰めた
ということが書かれているが、そのような記述は10年前の『暮しの手帖』にはない
ここ10年間のうちに生まれた記憶だと考えられる(この量子脳の多世界解釈についてはまた別途)
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