[過去ログ] 【Y-DNA】ハプロタイプで語るスレ6【mtDNA】 (1001レス)
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(3): 2014/04/27(日)22:58 ID:D4Ri9ioq(1) AAS
>>725
EDAR遺伝子分布図
画像リンク[png]:www.unz.com

外部リンク[html]:www.u-ryukyu.ac.jp
東アジア人において自然選択が働いた遺伝子を探索すると、耳垢の乾湿(ABCC11)や
アルコール代謝(ADH1B)に関連する遺伝子などに強い痕跡が観察されました。
私たちの研究グループは、自然選択の痕跡がみられたEDARという遺伝子に着目し、
この遺伝子の多型がアジア人特有の太い毛髪や歯の形態と関連していることを突き止めました(図2)。
依然として謎なのは、これらの遺伝子に、いかなる選択圧が働いていたのかという問題です。

画像リンク[jpg]:www.u-ryukyu.ac.jp
図2.シャベル型切歯.
(A)上顎中切歯の裏の側縁が隆起.
(B)シャベル型切歯の分布.東アジア人とネイティブアメリカンに顕著に多い(Scott and Turner 1997より改編).
(C)シャベル型のグレードとEDAR遺伝子多型.Cタイプをもっている人ほどグレードが高い

外部リンク[pdf]:kaken.nii.ac.jp
既報の研究成果に関して特筆すべきものは、アジア人特有の毛髪の太さに関連すると報告されているEDAR遺伝子の非同義多型が、
シャベル型・ダブルシャベル型切歯や歯の大きさと強く関連していることを見出したことである。
シャベル型切歯は、古人骨形態研究において、北東アジア人およびアメリカ先住民のマーカーとして用いられてきた形質であった。
これまで、アジア人の太い毛髪やシャベル型切歯は、それぞれ独立に東アジアにおいて何らかの自然選択を受けて広まったと考えられることもあったが、
これらの遺伝要因が同一であったことから、少なくとも一方の形質は副産物であった可能性が考えられる。
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