他地域の衰退を願う変な人たち 3 (228レス)
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214: 09/23(月)21:52 ID:6uOk/e5I(1/2) AAS
論文:レイチェル・カーソンの科学と文学 −『沈黙の春』を中心に− 1999年3月1日紀要『ばら』掲載
外部リンク[htm]:shonan-kk.net
はじめに
21世紀目前です。
20世紀末のこんにち、今世紀に起こった科学技術をめぐる科学と社会の大きなできごとをふりかってみますと、
科学技術の発展によって人々の生活と社会のあり様は、一時代前には想像もできないほど一変し、
物質的にはかぎりない豊かさをもたらしたといえるでしょう。
いいかたをかえると、その豊かな社会生活の礎となってきたのは、科学技術を基盤にする物質文明にあったといるでしょう。
が、その豊かな生活をつくり出してきた科学技術は、その善の部分をつくりだしてはきたのですが、その反面、
多くの悪の部分つまり、負の遺産をもつくりだしてきたことを、一瞬たりとも忘れてはなりません。
その負の遺産にはどんなものがあるかここで考えてみましょう。
わたしの非常に身近なところで考えますと、私の生まれ育った東北地方で
ひとが生きていくうえで、もっとも大切な米つくり農業で生計をたてている農家の人々が、
いぜんは貧しくとも農業だけで生計をたてることができたのですが、
いまは、そんなことができるのは、日本全国ひろしといえども、ほんの一部の農家にすぎません。
農家の人たちが、農業をすてて、地方に進出する自動車企業、電子部品産業に転職するなど、
日本の伝統的な農業から離れてゆく現象をなんども見てきました。
もうひとつの重要なことですが、日本人の主要な蛋白源を
提供してきた漁業を営む漁村にも、同じようなことが全国的に起こっています。
漁村には、20世紀という時代がいかに物質文明を選択する社会をつくりだしてきたかを象徴的にしめしていることがあります。
それは、いかに現代の科学技術を駆使しても、自然と共存することが
できない原子力発電所が、今世紀半ばから多数つくられたということです。
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