[過去ログ] 第47回衆議院総選挙総合スレ 133 (1001レス)
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413: 2014/05/19(月)01:05 ID:kIQ8Ev67(1/7) AAS
危機を警戒する中国が日本から学ぶべき教訓
投資家や政策立案者は日本がやったことではなく、言うことに倣え By Gillian Tett
2014.05.19(月) Financial Times(2014年5月16日付 英フィナンシャル・タイムズ紙)
外部リンク:jbpress.ismedia.jp
官僚や銀行家、エコノミストが今、日本の失敗から学んだ方がいい国があると
すれば、それは中国だ。
今回が初めてではない。10年前、筆者は1990年代の日本の銀行危機に関
する本を書き、それが中国でベストセラーになった。当時は大いに驚いたものだ
(特に、筆者は中国本土で誰にも版権を売らなかったからだ)。だが、今にして
思えば、あの出来事は象徴的だった。
中国が今、バブル崩壊寸前の1980年代の日本とよく似た、信用供与と不動
産価格の爆発的な伸びを経験しているという事実はどうでもいい。1980年代の
日本のように、中国は今、銀行中心で国家統制下にある金融システムを自由
資本市場が主体の制度に変えようとしている。そして、経済が成熟するに従い、
この転換は必要になるが、巨大なリスクを生み出すことにもなる。
それゆえ、一部の中国政府高官が静かに日本の失敗から何を学べるか自問して
いることは当然だし、さらに、外交関係の冷え込みにもかかわらず、日中両国の中
央銀行が内々に規制緩和と不良債権について議論していることも理にかなっている。
中国の投資家と政策立案者が学ぶべき「6つのD」
では、中国の投資家と政策立案者はどんな教訓を学ぶべきなのか? 少なくと
も半ダースの教訓がある。何なら、これを「6つのD」と呼ぶといい。
まず、「減速(deceleration)」は害を及ぼし得る。日本経済が急成長していた
1980年代当時、銀行融資はうまくいっていた。だが、1990年代に経済が減速す
ると、不良債権が急増した。それは分かりきったことに思えるかもしれないが、日本
の銀行と官僚は不意を突かれた。中国の成長率が7%を割り込もうとしているこ
とを考えると、中国の当局者は注意した方がいい。
「デフレ(deflation)」は極めて有害で、特に銀行にとっては命取りだ。物価が
下落する時、債務負担が大きくなる。通常は不良債権も増加する。ここでも
問題は明白だが、日本の銀行はデフレに対しても準備ができていなかった。
もし中国がデフレに陥るようなことがあれば、警鐘が打ち鳴らされるはずだ。中国
の消費者物価は上昇しているが、生産者物価は26カ月連続で下落している。
「否認(denial)」は悪影響をもたらす。日本の銀行は不良債権を隠すことで
悪名高かった(邦銀は1992年に不良債権はたった8兆円だと述べていたが、
2000年になると、これを100兆円に修正した)。この事実の否認は危機を遅
らせたが、やがて訪れるショックをずっと大きいものにした。
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「ドミノ(domino)」 「預金保険(deposit insurance)」「意思決定(decision-making)」
「7つ目のD」もあるが・・・「dollar(ドル)」
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信用バブルが膨らむほど後始末が困難に
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