[過去ログ] 【世界大戦】自由民主党の派閥22【河破朋充】 (609レス)
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449: (スッップ Sd9a-KhIs) 2023/03/15(水)10:50 ID:DQwBMl7jd(5/12) AAS
江田 各党いろいろな内部事情もありますし、合意することは難しいとは思います。しかし、それではいけない。
日本が国際社会に復帰した一九五一年のサンフランシスコ講和条約のとき、単独講和か全面講和かをめぐって国論が二つに割れました。西側とだけ講和を結んで国際社会に入るのはだめだ、東側陣営からも祝福されなければならない、と。それにたいして、現在の東西冷戦のなかでそれは現実的に無理だ、まずは国際社会に復帰することが先決なのだ、という意見です。その後、日米安保条約をめぐる議論もありましたし、日本がどういう外交方針をとるか、ということについて国論が二分した時代が続いてきた、いわば日本国内で東西冷戦が行なわれていたわけだ。
しかし冷戦が終わったいま、従来の国論の二分状況は必要ない時代なのですから、政治家として大切なのは、こうした議論はもうやめようじゃないか、国際社会で日本が役割を果たしていく方法について、大きな合意をつくろうじゃないか、そういう気持ちをもつことではないでしょうか。
そういう意味で自民党の皆さんも、従来の自分たちのスタンスに固執しないほううがいい、と思う。むろん野党のほうも同じで、新しい時代の生き方を考えるべきではないのか。私もかつては社会主義に胸を躍らせた時代がありました。意外とはやく冷めましたけれども(笑)。しかし、もう資本主義だ、社会主義だという時代ではない。冷戦時代の思考のコンセプトは捨てて、虚心の議論をするべきだと思いますね。
小沢 それは大賛成ですね。
日本の戦後の半世紀は、まさにお話のとおり、冷戦と米ソの両陣営の申し子でしかない。それがなくなったわけだから、与野党がいままでの思考の枠をとっぱらって議論し、合意を見つけること、それに尽きる。
江田 一昨年の三党合意のときも、じつは私はてっきり四党合意になると確信していたのです。それが一夜明けると社会党が抜けてしまって三党合意になってしまった。
小沢 そうでした。
江田 その後ずっと三党合意のまま、現在のPKO協力法案が継続審議されていますが、もし、あのときに四党合意ができていれば、PKO協力法案も別の形になって、おそらくは成立していたのではないですか。
小沢 たしかに、もう少し議論がわかりやすくなっただろうし、話が進んでいたでしょうね。
江田 大袈裟かもしれませんが、一人の政治家の一瞬の判断で歴史が変わるという格好の例とさえ言える。
憲法は大切な法規です。だからこそタブーにする必要はない。それに国連平和維持活動に日本が参加する方法をめぐり、憲法を前提にして議論すべきことはたくさんある。ですから、現在の政府の出している法案は前提にせず、もう一度二年前に遡って、三党ではなく四党合意の精神で、冷戦後における日本の新たなコンセンサスをつくってから、スタートしていく。そのための大和解をしていただきたい。
小沢 現実の国会における審議は別として、そういう議論を四党でも五党でも‥‥。
江田 もちろん、私たちも入れていただければ、いつでも喜んでテーブルにつきます。
小沢 そういう議論をする場を、江田さんあたりが提案してくれるといいんだけどね。マスコミもこういう問題を論じる場合、江田さんのお話のように「まとまらなければならない」「合意しなけれげならない」という点に焦点をあてなければならないと思いますよ。なぜ与野党そろって合意を得られないのか、とね。
江田 国際貢献だけではなくて、政治改革などもそう。大きな立揚に立って議論すれば、まとまるはずなのですよ。
小沢 与野党ともに既存の枠組みにとらわれすぎて、身動きできなくなってますからね。
江田 野党は全部解散して、新しい政党につくりなおしたほうがいいかもしれません。
小沢 自民党もそうかもしれないな。(笑)
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