ラテン語スレ [無断転載禁止]©2ch.net (719レス)
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418: (アウアウウー Sa9d-A2kq) [sag] 2019/11/25(月)15:43 ID:zA22k5y8a(1/2) AAS
valeとsalveって何が違うの
419(1): (ワッチョイ 899d-0DuE) 2019/11/25(月)21:41 ID:BFI0vWmF0(1) AAS
salveはこんにちは
valeはさようなら
420: (アウアウウー Sa9d-A2kq) [sag] 2019/11/25(月)22:40 ID:zA22k5y8a(2/2) AAS
>>419
vale
421: (ワッチョイ b172-/L9V) 2019/11/26(火)09:45 ID:BTVxgdvT0(1) AAS
そこはgratias agoだろw
422: (ブーイモ MM39-0MEK) 2019/12/05(木)18:44 ID:hmUOqh8OM(1) AAS
外部リンク[html]:2dat.net
tenseとaspectについてこういう表を作ったけど、この理解で合ってる?
423: (ワッチョイ 759d-Zff/) 2019/12/09(月)01:07 ID:ptkUjVKp0(1) AAS
bonus labor!
424: (ワッチョイ 0e69-zNNu) 2019/12/18(水)22:06 ID:rsZgS7H90(1) AAS
yleのラテン語放送は終わったのか?
425: (ワッチョイ 579d-FRUu) 2019/12/19(木)01:28 ID:ZbXjXbAh0(1/2) AAS
まだやってるみたいですが
426: (ワッチョイ 579d-FRUu) 2019/12/19(木)01:30 ID:ZbXjXbAh0(2/2) AAS
あ、確かに6月14日で終わってますね。
427: (ワッチョイ bf69-CPhL) 2019/12/22(日)08:10 ID:pN8CtFI60(1/2) AAS
ラテン語についてあれこれウンチクが書いてる本ありますか?
英語で書いてある論文は引っかかりますが、書籍ではないので中身が少なくて。
428: (ワッチョイ 9fa2-wuRE) 2019/12/22(日)18:18 ID:VZ+GloP00(1) AAS
ウンチクかどうかはわからんけど
風間喜代三『ラテン語とギリシア語』,三省堂,1998
429: (ワッチョイ 7772-prDO) 2019/12/22(日)20:59 ID:WzgShEYE0(1) AAS
学習者以外の人がラテン語のうんちく語っても冷めるぜ
430: (ワッチョイ bf69-FRUu) 2019/12/22(日)21:43 ID:pN8CtFI60(2/2) AAS
ウンチクという書き方が良くないですね。
英語だとマーク・ピーターセンとか。
431: ボケ老人 (中止 MM4f-f5qH) 2019/12/25(水)20:46 ID:shxaCp8MMXMAS(1/2) AAS
♪ア〜イム ドリ〜ミング オブ ア〜 ホワ〜イトクリスマ〜ス with every Xmas card I write♯
これは勿論、先の大戦中の1942年にビングクロスビーが発表した、有名なクリスマスソングの一節である。
毎年この時期になると、決まってラジオから流れてきて、恐らく世界で最も聞かれた楽曲ではないかと思う。
「毎年この時期になると」という枕言葉が当てはまるもので、あまり日本人は知らないかと思われるのが、1948年のウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)にVermont Roysterという人が書いた社説 'In Hoc Anno Domini' である。
これも又、それ以降毎年この時期のWSJに再録される、知る人は知るが知らない人は全く知らない、クリスマスの風物詩と言えるだろう。
勿論ここでその内容についてアレコレ講釈垂れるツモリは無い。
その社説のタイトルはラテン語であり、直訳すると「この主の年に」となるが、これでは平成生まれの現代っ子には、「オタク、日本語不自由な方ですか?」とでも言われてしまうに違いないw
Anno Domini は例えば2019 ADという時のADのことであり、Dominusはキリストのことなので、「キリストの年、キリスト生誕後〜年」という意味であることは言うまでもない。
hoc は「この」という指示代名詞なので、結局その社説タイトルは「今年は」という意味である。
anno は annus(アヌスと発音する勿れ)の奪格で、実際には位格的に使われて、物事が行われる時を表している。
省2
432(1): ボケ老人 (中止 MM4f-f5qH) 2019/12/25(水)20:48 ID:shxaCp8MMXMAS(2/2) AAS
ラテン語で副詞的に「今年は」という場合、hoc anno でも in hoc anno でもどちらでも良い。
強いて言えば、前者は古代ラテン語的、後者は後代ラテン語的である。
特に口語(俗語)においては、その明晰さ故に前置詞が頻用される傾向にあった。
とは言え、前者の方の言い回しは、中世に入っても口語的にもまだまだよく用いられていたと見え、現代スペイン語ですら普通 este año と言い、これを en este año とすることは慣用的でないと言える場合も少なくない。
例えば
Este año voy a pasar la Navidad con mi novia.
のような文では、これを En este año 〜 とはあまりしない。
のみならずスペイン語には hogaño「今年」という副詞も有るが、これは正に先の hoc anno がスペイン語に引き継がれた形である。
(ラテン語の c[k] が母音に挟まれる位置で有声化してg になるのは、スペイン語における規則的な音韻変化)
ところで、これに関して吾人が思い出すのは、学校で英語の授業が始まったついでに、独学でスペイン語を学び始めた中学生の頃のことである。
省5
433: ボケ老人 (中止 MMdb-f5qH) 2019/12/25(水)21:17 ID:d/B1AzodMXMAS(1) AAS
だがその後、このことで再び戸惑うようになってしまった。
それはドイツ語を始めとするゲルマン諸語を、これ又独学でやるようになった時のことである。
ドイツ語では 'in diesem Jahr' のように、ほぼ例外なく前置詞 in を付ける。
だが、ドイツ語に近いオランダ語では
Een witte kerst zit er dit jaar helaas niet in.
「今年はホワイトクリスマスにはならなかった(今年のクリスマスに雪は降らなかった)」
のように、英語同様前置詞無しが普通。
ホント、マジでヨーロッパ全体でよ〜く話し合って、どつちかに統一しろよと思ったで!
だがよく考えると、ドイツ語はラテン語には及ばないにしても、これまで言及した現代諸語の中では最もよく格組織を保持している、守旧的な言語である。
確かに前置詞無しで 'dieses Jahr' とやられては、それこそガチガチの主格に見えてしまい、副詞的に用いるにはちと無理があると言えよう。
省1
434: (中止 bf69-FRUu) 2019/12/25(水)23:29 ID:/YLQ5vKt0XMAS(1) AAS
西洋近代語の成立に影響を与えているのって、前期が翻訳聖書・詩人で、後期が文法書・辞書・言語マニュアルみたいな気がしてる。
435: (ワッチョイ a69d-/WEI) 2019/12/26(木)21:16 ID:x17Igam+0(1) AAS
そこにはグーテンベルクによる出版業の発明という偉業が深く関係しているのです
436(1): (ワッチョイ c9f0-E95m) 2020/01/01(水)09:44 ID:ocS5e3ZG0(1) AAS
ドイツ語でも対格でdieses Jahrというだろ
437: ボケ老人 (HappyNewYear! MMd6-Q+5r) 2020/01/01(水)21:00 ID:xsfHBGRqMNEWYEAR(1) AAS
Dieses Jahr war so ein wunderschoenes Jahr.
So soll es immer bleiben, wie in diesem Jahr.
このスレでドイツ語の話題に深入りするのはいささか気が引けるが、ラテン語学習者はドイツ語くらいこなす方も少なくないと思われるので、レスが付いたついでにもう少し徒然なるまま、老人の戯言を書き連ねたく候
冒頭の独文はある歌の歌詞からの引用だが、
「今年は素晴らしい一年でした。いつも今年のように(素晴らしい年で)あって欲しいものです。」
のような意味である。
独語万年初級の吾人の作文だと、wie in diesem Jahr ではなく、wie dieses Jahr としたに違いない。
それでも誤文とは言えないと思ふ。
>>436でご指摘のように、時を表す対格としても dieses Jahr を使えないことはないし、
jedes Jahr「毎年」などは、副詞の場合も、ほぼ常に対格で(前置詞無しで)用いられる。
省1
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