【今こそ】ロシア語入門・初級スレッド【ロシア語】 (549レス)
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333: ロシア語で勉強しますか? (ワッチョイ ff0d-8fQv) 06/14(金)03:45 ID:tnCAqLHN0(1/2) AAS
今日は移動の動詞の時制についてやった。
まず、идтиの過去形は、<<男性:шёл、女性:шла、中性:шло、複数:шли>>となる。語尾が<<ти>>で終わる動詞は全て過去形が特殊になるので注意。
定動詞の過去は「あのとき向かっていた」というような過去の移動中、つまり過去進行を、現在は「今向かっている」というような現在の移動中、つまり現在進行を、未来は「その頃には向かっているだろう」というような未来の移動中、つまり未来進行を表す。このように、定動詞の過去と未来はその時点での移動中を表すため、後ろに文が続く事が多い。英語の過去進行形や未来進行形でも、後ろに文が続くことがほどんどじゃん。あれと同じ。
日常生活で一番よく使うであろう移動の動詞の表現である、「行ってきた」、つまり目的地へ行って、その後そこから戻ってきたという過去の往復を表したい時は不定動詞の過去を用いる。なお、不定動詞の過去は普通に「過去通っていた」という意味も表すことができる。不定動詞の現在は現在の複数回の移動を表す。だが、不定動詞の未来は「これから往復する(通う)であろう」という未来の複数回の移動を表す。
では、「これから行くだろう」という意味を示したいときはどうすればいいのかというと、定動詞の現在で表すことができる。しかし、先の未来の移動や、現在と未来の違いを明確に表したい時は完了体動詞であるпойтиを用いる。пойтиは完了体動詞なので、前にбытьをつけなくても単体で「これから向かう」という未来の形を表すことができる。また、пойтиの過去形を用いることで「出発した(まだ戻ってきていない)」という意味を表せる。まあつまり、英語で言うhave beenが不定動詞の過去にあたり、have goneがпойтиの過去にあたるって感じかな。ちなみに、пойтиの現在の変化は<<пойду-пойдёшь-пойдёт-пойдём-пойдёте- пойдут>>となり、過去の変化が<<男性:пошёл、女性:пошла、中性:пошло、複数:пошли>>となる。идтиにпоをつけただけ。なお、完了体についてはまたあとでやります。
Вчера мы ходили в библиотеку.:昨日、私達は図書館に行ってきた。
不定動詞の過去が使われているので、図書館に行って、そこから帰ってきたことを表している。
Когда я шёл на урок, она позвонила мне.:私が授業へ向かっていたときに、彼女は私に電話をかけてきた。
「授業へ向かって『いた移動中に』電話がかかってきた」という、過去進行の文なので、定動詞の過去を用いる。
なお、<<когда>>は接続詞としては「〜のときに」という意味があり、副詞としては「いつ」という意味がある。今回の例文では接続詞としての意味が用いられている。
<<позвонить [与格]>>で「〜に電話をかける」という意味になる。
Вчера шёл сильный дожть, поэтому я пошёл на работу.:昨日激しい雨が降ったので、私は仕事に行かなかった。
仕事に行くだけで、戻ってくるかはどうかはわからないのでпойтиの過去を用いている。
なお、<<Дождь идёт.>>で「雨が降る」という意味になる。この用法でのидтиは移動の動詞ではないので、移動中かどうかは関係ない。
また、<<сильный>>は形容詞であり「強い、激しい」という意味があり、<<поэтому>>は副詞であり「だから」という意味がある。
今回はこんな感じ。
次回は移動手段の表し方についてやる予定。
いやしかし移動の動詞とは本当に面倒だな。定動詞、不定動詞、完了体、この3つの過去・現在・未来が複雑に絡み合っていてこんがらがってくる。しかもネイティブはこれらを平気な顔して、さも当たり前かのように使い分けるからなおおそロシアである。
Завтра я пойду в школу!≒Завтра я иду в школу!
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