[過去ログ] 【Y-DNA】新日本古代氏族とハプログループPart28 (1002レス)
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(1): 2024/09/29(日)20:04 AAS
歯は、人体の中でも特に硬い組織であり、考古学的な発掘調査においても、ほぼ完全な形で出土することが多いです。そのため、歯の研究は考古学の中でも進んだ分野となっています。

興味深いことに、縄文人と弥生人の顔の違いは、歯の形に顕著に表れていることがわかっています。1989年、クリスティー・ターナー教授は、アジア人の歯のタイプを大きく2つに分けると発表しました。一つは、日本人や中国人など北東アジア人に多く見られる「シノドント」と呼ばれるタイプで、上顎切歯にシャベル状のくぼみがあるのが特徴です。もう一つは、東南アジアの人々に多く見られる「スンダドント」と呼ばれるタイプで、切歯のシャベル状のくぼみが浅いのが特徴です。

しかし、この単純な日本人二重構造説に対して、松村博文准教授は異なる見解を示しました。松村准教授は、縄文人は必ずしも東南アジアから来たのではなく、早い時期に北方からの影響を受けていた可能性があると主張しています。

実際に、シャベル状の歯の出現頻度を調べてみると、弥生以降の関東人は約90%、縄文人やアイヌは約70%、当時の東南アジア人は約40%という結果が出ています。このことから、従来、縄文人のルーツと考えられてきた島嶼部の現代東南アジア人の歯は、縄文人の歯とは特徴が異なることが指摘されました。

これらのことから、縄文時代においても、日本列島では北東アジア人との混血が進んでおり、すでに縄文人と呼ばれる人々は、現代の日本人と近い顔立ちをしていたと考えられます。
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