[過去ログ] アイドル官能小説 (983レス)
上下前次1-新
抽出解除 必死チェッカー(本家) (べ) レス栞 あぼーん
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
次スレ検索 歴削→次スレ 栞削→次スレ 過去ログメニュー
648: 自慰的小説(無視希望) 03/03/02 04:55 ID:gCrQhqmS(1/12) AAS
「はーい、どうぞ。」
玄関の方から母の声がする。
「あらあ!ハーちゃん、めずらしいねえ。」
「こんばんは。」
…綾瀬だ!!
「おばちゃん、圭ちゃんいる?」
「うん、今部屋にいるよ。圭、ハーちゃん来たよ!
ハーちゃん上がって、今ジュース持ってくるから。」
「あ、今日はいい。ちょっと圭ちゃんに出て来て欲しいんだ。
渡したいものがあるから…。」
省5
649: 自慰的小説(無視希望) 03/03/02 04:57 ID:gCrQhqmS(2/12) AAS
とりあえず、俺は素直に出て行く事にした。
寝巻き用のジャージのまま玄関へ向かうと、
同じくジャージ姿の綾瀬が立っていた。いつもは縛っている髪がおろされていた。
「圭ちゃん渡したいものがあるから、ウチまで来てくれる?」
俺は黙ったまま軽くうなずいた。顔は無表情だったと思う。
「じゃあおばちゃん、またね。」
綾瀬の家までは1分とかからない。
しかし、ジャージではさすがに寒いのか、綾瀬は少し早めに歩いた。
俺は後ろからついて歩き、その間お互いに言葉は交わさなかった。
綾瀬から、ほんのりといい匂いがした。少し湿った感じもある。
省1
650: 自慰的小説(無視希望) 03/03/02 04:58 ID:gCrQhqmS(3/12) AAS
「こっち入って。」
綾瀬の家に着くと、居間に通された。
フローリングの床にレースの掛けてあるテレビ、
コの字型に置いてあるクリーム色のソファー。
2年ぶりに訪れた茶の間の形は、全く変わっていなかった。
それにしても、さっきから妙に静かだ。
家の中は明るいが、人の気配がない。だが、テレビは付けっ放しだ。
「お、おじさんとおばさんは?」
キッチンに向かう綾瀬に、俺は緊張を伴った声でたずねた。
「今、旅行に行ってていないんだ。圭ちゃんさあ、もうご飯食べた?」
省3
651: 自慰的小説(無視希望) 03/03/02 04:59 ID:gCrQhqmS(4/12) AAS
綾瀬の親は、今日の朝から1泊2日の旅行に出かけていた。
それで今夜はひとりだという。綾瀬もひとりっこだった。
「なんか一人だと恐いから、テレビとか付けっぱなしにしてるんだあ。
さっきもお風呂入るのちょっと恐くて、すぐ出ちゃった。」
綾瀬は、親が用意しておいた夕食を食べながら、普通にしゃべっている。
それが俺には、かえって不自然に感じた。
確かに、幼なじみだからこんな光景は別にたいした事じゃない。
昔はよく昼飯を二人で食べたし、居間で食べる時はソファーを使わずに、
直接床にあぐらをかいて座る姿は見慣れている。
しかし、水曜の事や今日の駅前での事があったうえに、
省3
652: 自慰的小説(無視希望) 03/03/02 05:02 ID:gCrQhqmS(5/12) AAS
「圭ちゃんも何か軽く食べる?それだけで足りる?」」
「うん。」
俺は出されたジュースを見ながら答えた。
「ねえ、なんでさっきから“うん”しか言わないの?なんか暗いよ?」
そりゃそうだろう。
あんな事があって、急に呼び出されて、飯を食うのに付き合っている。
わけのわからない状況だ。
653: 自慰的小説(無視希望) 03/03/02 05:02 ID:gCrQhqmS(6/12) AAS
綾瀬はキッチンに皿を片付けた後、リボンのついた箱を持ってきた。
「はい。これバレンタインのチョコ。遅れたけどね。」
やっぱりくれるのか。なんとなくホッとした。
「うちの部活ここんところ毎日練習でさあ、
疲れて渡すのがめんどくさくなっちゃって、それで今日になっちゃったんだ。」
バレンタインをめんどくさいとは綾瀬らしい。
とりあえずもらったし、用はすんだので俺は帰ることにした。
「ありがとう。…じゃあ俺これで。」
「え!?ちょっと待って。中見てよ。」
綾瀬は向かい合って座っていた場所から、俺の右隣へ座りなおした。
654: 自慰的小説(無視希望) 03/03/02 05:04 ID:gCrQhqmS(7/12) AAS
俺は言われるまま、リボンをとき箱を開けた。
チョコは少しいびつなハート型で、どうやら手作りらしかった。
その上に二つ折りにした紙が置いてある。俺はその紙を開いて中を読んだ。
(圭ちゃん大好き。圭ちゃんはわたしのコト好き?)
俺は義理チョコだと思い込んでいた。
今日呼ばれたのは義理チョコを渡す事で、
この前の件をなかった事にするという意味だと思っていた。
それがまさか本命だとは…。
俺はしばらく紙を見つめていた。すると、テレビの音が止んだ。
655: 自慰的小説(無視希望) 03/03/02 05:06 ID:gCrQhqmS(8/12) AAS
隣を見ると、綾瀬は伏し目がちにしたまま黙っていた。
好きだ。俺は綾瀬の事が好きだ。
でも、クラスのキモイ存在が素直な気持ちをかえしてよいのだろうか。
あんな恥ずかしいオナニーシーンまで見られて、
俺は正直自分に自信がなかった。
気持ちが入り混じって、言葉が出ない。沈黙が続く。
「ごめんね。いきなり言われても気まずいよね。
それに…あんな事しといてズウズウしいよね…。」
綾瀬の声が弱くなった。
「圭ちゃん、やっぱ怒ってる?」
省3
656: 自慰的小説(無視希望) 03/03/02 05:09 ID:gCrQhqmS(9/12) AAS
綾瀬は泣きそうだった。
「圭ちゃんが学校休んだのわたしのせいだよね。
今日駅で会った時にはっきりわかった。本当にごめんね。わたし…。」
大きな瞳から涙が溢れていた。俺も泣きそうになった。
彼女の気持ちが伝わって、胸の奥が熱くなった。
「ハーちゃん、違うんだよ。俺、怒ってないよ。
俺、あんなとこ見せちゃったから嫌われたと思って。
俺もハーちゃんの事大好きだよ。ずっと前から大好きだよ。
でも、俺クラスの中じゃキモイ奴だし、だから…。」
「圭ちゃんキモくないよ!圭ちゃん全然キモくないよ!」
省3
657: 自慰的小説(無視希望) 03/03/02 05:11 ID:gCrQhqmS(10/12) AAS
「圭ちゃんキモくないよ。圭ちゃんカッコいいよ。
みんなは本当の圭ちゃん知らないんだよ。
圭ちゃんやさしいから、
みんなに強く言えなくて暗いとか思われてるけど本当は違うもん。
夏休みから毎日走って体鍛えたし、服だってカッコいいの着てるし、
頭もいいじゃん。圭ちゃんもっと自信持たなきゃダメだよ。」
俺の頬を熱い涙が流れた。俺はハーちゃんを強く抱きしめた。
ずっと見ていてくれたのだ。遠くなったと思っていたけれど、
やっぱりハーちゃんはハーちゃんだった。俺の大好きなハーちゃんだった。
俺とハーちゃんはしばらくの間、そのままじっとしていた。
省2
658: 自慰的小説(無視希望) 03/03/02 05:13 ID:gCrQhqmS(11/12) AAS
随分経ったと思ったが、時計はまだ10時を少し過ぎた位だった。
「ねえ、2階行こ。」
ハーちゃんはそう言うと、俺の手を握って階段を上がった。
久しぶりに入るハーちゃんの部屋は、小学校の頃より少し大人びた感じがした。
ベッドの上に腰を掛ける時、俺は急にドキドキし始めた。
ハーちゃんもドキドキしているようだった。
「圭ちゃん、わたしもするんだ。」
「何を?」
「…オナニー。」
「え!」
省2
659: 自慰的小説(無視希望) 03/03/02 05:14 ID:gCrQhqmS(12/12) AAS
「変かなあ?わたし。」
「そんなことないよ。」
「部活で疲れた時とか、お風呂であそこにシャワーあてたり、
寝る前にエッチな事想像してあそこ触ったりするの。
うちの部活に何人かオナニーする子がいて、
その子達の話を聞いてからするようになったんだ。」
俺は体が反応し始めていた。
「ビデオも見たことあるんだ。
友達の家でその子のお兄ちゃんが持ってるのを隠れて見たんだけど、
すごくエッチだった。あと本とかも見た。そういうの思い出してするんだ。」
省2
上下前次1-新書関写板覧索設栞歴
スレ情報 赤レス抽出 画像レス抽出 歴の未読スレ AAサムネイル
ぬこの手 ぬこTOP 0.019s