琵琶を語りましょう2 (147レス)
上下前次1-新
39: 2021/11/24(水)18:50 ID:CJPV39Nn(1) AAS
nobunaga-2
白妙の
富士の高嶺を右手に見て
永禄三年 夏半ば
あやめ咲き添う 駿河道
二万五千の 今川勢
兵をこぞりて 進み行く
丸根・鷲津と攻め取りて
鳴海の城を 撃ち落とし
明日は清州と 義元公
省1
40: 2021/11/26(金)05:39 ID:eRnIzglr(1) AAS
nobunaga-3
人の世は
夢幻の五十年
死のうは人のさだめぞと
織田の三郎信長が
捨てて出で立つ舞扇
供の小勢を引き連れて(率き)
熱田の杜りへとひた走る
41: 2021/11/29(月)03:04 ID:x+aNHkDk(1) AAS
nobunaga-4
覚悟祈願の呪(ふみ)納め
裏なき銭や 舞う鷺に
勇みて宮を後にする
織田勢わずか二千余騎
篠突く雨に潜み往き
本陣目掛けて 襲いいる
42: 2021/12/05(日)01:57 ID:QXmTWvoH(1) AAS
nobunaga-5
熱田神宮戦神 遊ぶ戦の凄まじく
夜半に消えゆく はたた神
田楽窪に転げたる お歯黒首の哀れなる
義元公の末路かな
43: 2021/12/09(木)08:05 ID:GTV3xM1G(1) AAS
nobunaga-6
仏も元は人なりき
凡夫も悟れば仏なり
夢の間に
めぐる興廃存亡の 世の移ろいぞ無常なる
(風前の塵 沙羅の花)
もののふの末こそ 悲しけれ
44: 2021/12/27(月)08:06 ID:Nb5i/g0V(1/2) AAS
壇ノ浦
祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり
沙羅双樹の花の色 盛者必衰の理をあらはす
奢れる者久しからず ただ春の夜の夢のごとし
散り残りたる花もまた やがて散りゆく運命なり
屋島を捨てて志度の浦 平家の水軍千余艘
からくも逃れ さらに西 引き退きてその果ては
長門の國の「ひく島 」にやうやう辿り着きにけり
源氏の大将義経の率いる軍船三千艘
平家の勢に追い迫り「追い津」に至るも不思議なり
45: 2021/12/27(月)09:38 ID:Nb5i/g0V(2/2) AAS
せいじゃ と 読んじゃ だめよ
じょうしゃ と 読んでね
生者 なんてのも あるけど
せいじゃ ひつめつ
えしゃ じょうり
46: 2021/12/29(水)10:08 ID:9XYLafuF(1/3) AAS
時こそ来たれ 元暦二年 乙巳(きのとのみ)
弥生二十四日の卯の刻に 源平互いに船出して
門司・赤間に合い向かい 海の面三十余町を隔たりて
ここに矢合わせと定めけり
壇ノ浦
ここは名高き早瀬戸の たぎりて落つる潮なれば
射る矢如き早潮に 押されて進む源氏方
満珠・干珠の島間に 進軍太鼓轟かせ
白地に黒の笹竜胆 打ちたる旗を樹て連ね
瞬くうちに敵陣の真っ只中を突き破る
47: 2021/12/29(水)10:26 ID:9XYLafuF(2/3) AAS
琵琶の作詞家では 土屋大夢が一番だと思うんだよね
どこで切っても 前後がつながって 辻褄があうんだよね
48: 2021/12/29(水)10:28 ID:9XYLafuF(3/3) AAS
誰かいないの
ツッコミ処 いくつかあるんだけどー−−−−
wwwwwwwwwwwwwww
草原負荷壁
49: 2022/01/03(月)20:27 ID:EDqTtIk/(1) AAS
両軍千々に入り乱れ さしもに広き瀬戸浦も
数多の船に覆われて 落ち葉浮かぶる川波の
網代に寄する如くなり
源氏の兵もろともに 雨の如く矢を射掛け
波の如くに押し寄せて 平家の船に躍り入り
薙ぎつ払いつ攻め尽くす
50: 2022/01/05(水)18:31 ID:6fnFk421(1) AAS
頼みがたきは人心 阿波の民部重能ら
頼む味方も裏切りて 四面は楚歌の勢いに
平家は全軍押し崩れ 復た盛り返す色もなし
水手・舵取り(かこ・かんどり)も射殺され 斬り倒されて
今は早 船を直すに人手無く 行方も知らぬ平家船
かつは漂い かつは沈みて
寄る方なみの間に消ゆる
51: 2022/01/12(水)03:46 ID:Mhd+NX+T(1) AAS
去るほどに
御所の御船の船端に二位の尼殿(清盛の妻)歩み出で
「戦も最早これまでぞ わが身は女なりけれど
敵の手にはかかるまじ 君の御供に参るなり
御心ざし同じき人々には 急ぎ我に続きたまえ」と
稚(いとけな)き主上の君の御手を牽き奉る
君は御年八歳にならせ給えども 御容(おすがた)さらに麗しく
「尼ぜ われをばいずちへ具して往かんとするぞ」
尼殿の涙抑えて申されけるは
「この界は 心憂きさかいにてそうらえば
省2
52: 2022/01/15(土)21:38 ID:KUXSFUPb(1) AAS
君は御涙に濡れたる小さき御手を合わせ給い
しばし御念仏ありしかど やがて尼殿抱き上げ奉り
「いざ 弥陀の浄土へ」とて 千尋の底にぞ入りたまふ
哀れなるかや 落つべき人はみな落ちぬ
無常の春の花嵐 死すべき者はみな死しぬ
平家の赤旗・赤幟 龍田の川に浮き沈む
紅葉の錦さながらに 汀に寄する白波も
薄紅にぞなりにける
汐の引島・小戸の瀬戸 今は主無き戦船
潮に引かれ 風に漂う行く末は
省1
53: 2022/01/19(水)12:30 ID:1rj88oDE(1) AAS
吉岡? 林? 丸山? 林月? 勝田? 盛市? 兼熊? ?(ここ大事)
どーして薩摩の連中は福寿の裏をいらうの 大抵こすって分からなくしている
林月以外いないのかよー
〇〇作撥 入手 それまでの価値観変わる 本体より価値あるんじゃねー
・・・・・・・・・−−−−−−−−
人がいないのかねー−−
若い人(次世代)いないのかねー−−−
54: 2022/01/23(日)07:27 ID:sT8qv0U2(1) AAS
ちなみに林月と書いてある琵琶は昭和2年の作を見たことがあります
55: 2022/01/24(月)18:18 ID:u7ZPM8mf(1) AAS
誰かいないのー−−
本当にいないのー−
見た見ない位書いて
見てないよー−−−
ってかいてよー−−
56: 2022/01/26(水)02:37 ID:AyJC9uq8(1) AAS
みてるぞーーー
琵琶はようわからん
57: 2022/01/27(木)07:09 ID:EKij9he9(1) AAS
おっ 見てる人がいらっしゃった ということで長いですが
敦盛 (長 完)
生田(いくた)の杜に咲き匂う 香りも深き梅の花 激しき東風(こち)に吹き破られ
散るも無残や一ノ谷
敦盛その日の出で立ちは いつに勝れて華やかに 萌黄縅しの鎧着て
連銭葦毛の駒に乗り さも由々しくぞ見えにける
戦に破れ逃げ惑う あはれ平家の御一門 船にて落ち行くその時に
無冠の大夫(たいふ)敦盛の 御運の末の悲しさは 浜に下らせ給いしところ
「小枝」(さえだ)と言える笛一管
内裏の内に置き忘れ 取りに戻らせ給いしが 時刻を移すその暇に
省4
58: 2022/01/29(土)12:17 ID:VoTE0Np9(1) AAS
「それに落ちさせ給うは 平家方の公達と見奉る 某は 武蔵の国の住人 篠党の旗頭
・熊谷次郎直実にて候 正のうも敵に後ろを見せ給うな 取って返して御勝負候え
いざ見参せん」と 重藤の弓に柳葉(やないば)の征矢(そや)をつがえ
漫(そぞろ)ろに引き絞りてぞ待ち受ける
「此処を逃れ落ちんとせしに 若しや源氏の錆矢に射止められては 末代までの恥辱なり」と 駒引き止めて向きを変え 直実めがけて打ちかかる
直実しっかと受け止めて 受けつ流しつ 追われつ追いつ 面も振らず切り結ぶ
未だ勝負も見えざるに 敦盛太刀を投げ捨てて いざ組打たんと駆け寄ると
直実同じく太刀を投げ 馬上ながらむずと組み 互いに交わす声のうち
痛はしや敦盛は 心は弥猛にはやれども 鬼を欺く直実の物の数とも思われず
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