[過去ログ] 自殺志願者を病院で安楽死させる法律活動 (292レス)
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20(7): 2010/09/28(火)19:42 ID:SvBAhimh0(1) AAS
アメリカでは医師の社会的地位が急速に低下している。
過去10年間、アメリカの一般勤労者の収入は約25%増加しているが、
その間、医師の収入は25%も減少してしまっている。
そしてその要因は恐らくNP(ナースプラクティショナー)や、
PA(フィジシャンアシスタント)の台頭であると考えられる。
NPやPAは開業医程度の仕事をこなす専門職だが、
彼らの収入はNPで日本円で750万円程度とかなり少ない。
日本の開業医の年収が約2800万円なので、
日本のおよそ4分の1程度の賃金で働いていることになる。
省8
69(2): 2010/10/09(土)20:06 ID:KOziKZdU0(1/5) AAS
>>20
【医療需要を見据えた制度改革の必要性 @】 2009/01/28
『医学部の定員は平成21年度から徐々に増員される予定となっており、将来的な目標数は
現在の5割増( 「安心と希望の医療確保ビジョン」具体化に関する検討会中間とりまとめ、
平成20年9月22日)とされている。その場合に最終目標に達するのは平成52年(同第
5回検討会資料)と見込まれている。
しかし年齢4区分ごとの受療行動が平成17年から変わらないと仮定し、統計局平成18
年将来推計人口、厚生労働省平成17年患者調査に基づいて患者数を予測したところ、平成
31年に外来患者数が、平成40年に入院患者数がピークを迎え、その後外来患者数は急激
に、また入院患者数は徐々に減少することがわかった。
省5
70(2): 2010/10/09(土)20:09 ID:KOziKZdU0(2/5) AAS
>>20
【医療需要を見据えた制度改革の必要性 A】 2009/01/28
『しかも医師国家試験に合格した医師は、卒業後すぐに医師として独立できるわけではな
い。まず国家試験合格後2年間は、医師として必要な最低限度の経験を積むために初期臨
床研修を受け、その後に希望する診療科の研修を受けることになっており、専門家になる
ためには長い期間がかかる。
目安として、日本専門医制評価・認定機構が定めた専門医認定の要件、「初期研修を含めて
5年以上」の研修期間を、独立して診療を行える最低限度と考えると、医学部の定員を増加
したとしても、現場の医師が増えるまでに学部6年間と研修5年間を加えて、最低でも11
年間必要ということになる。
省5
71(2): 2010/10/09(土)20:10 ID:KOziKZdU0(3/5) AAS
>>20
【医療需要を見据えた制度改革の必要性 B】 2009/01/28
『以上に述べたように、既に急激な増加を続けている入院患者に対応するためには、現在
予定されている医師数増加のペースでは全く間に合っておらず、早急に効果が現れる抜本
的な制度改革が行われる必要がある。
研修医が医療現場からいなくなったことが医療崩壊のきっかけになったことを考えれば、
現時点で不足しているのは、医師が行う業務のうち比較的平易なものを担当する医療職で
ある可能性が高い。
そのような業務は、現行法上、医師の診療の補助と解釈できる範囲内で、看護師が実施す
ることが可能であった。しかし医学の進歩に伴い、複雑な管理を要する患者が増え、看護
省5
72(2): 2010/10/09(土)20:12 ID:KOziKZdU0(4/5) AAS
>>20
【医療需要を見据えた制度改革の必要性 C】 2009/01/28
『本来医師は専門職として高度な知識や技術を要する場面に専念するべきであり、補助業
務担当者の不足を医師数増加で補うべきではない。そこで仮に医業のうち平易な部分を担
える新たな医療資格を設定し、短期間で養成を行うことが可能になれば、医師数の増加を
待たずとも医師不足問題は解決に向かう可能性がある。
この問題を早急に解決する具体的な方法として、一定の要件下での看護師の業務範囲拡大
(現行法でも可能)や、アメリカのフィジシャンアシスタント(PA)やナースプラクテ
ィショナー(NP)のような医師の補助を行う専門職制度の創設などが挙げられる。ただ
し看護師については、現状でも不足していることから、いずれの場合に対しても養成数を
省3
73(2): 2010/10/09(土)20:14 ID:KOziKZdU0(5/5) AAS
>>20
【医療需要を見据えた制度改革の必要性 D】 2009/01/28
『前者については、現在の認定看護師制度などを参考に、一定の臨床経験を有する看護師
に対して、研修の受講や試験の合格を要件に業務拡大を認めることが考えられる。
後者の新制度創設に際しては、既に臨床現場で働いている医師以外の医療従事者を対象に、
一定期間の研修の後に何らかの試験を経て資格を付与することが考えられる。新たな資格
制度を創設する場合の対象として、歯科医師や、臨床経験豊富な看護師などが想定できる。
いずれによっても医師数増加に近い効果が見込めるため、短期間で医師不足を解消するこ
とが可能となる。ただし既存の有資格者を用いる場合には、早期に効果が現れる反面、同
一資格の中に多重構造ができることに対して、業界内のコンセンサスを得る必要がある。
省4
81(2): 2010/10/10(日)17:13 ID:ZYwa+Sqs0(1/2) AAS
>>20
【社説: 特定看護師 さらに重要な役割を @】 (毎日新聞 2010年10月8日)
厚生労働省の調査によると全国の医療機関で不足している医師の数は計2万4000人
に上るという。医師が足りている都道府県はゼロだ。「医師養成数を1.5倍にする」
という民主党のマニフェストほどではないが、現在の1.14倍の医師が必要とされてい
るのだ。医療崩壊を防ぐためにも医師を増やすことは避けられないだろう。しかし、その
前に行うべきことがある。
看護師は医療行為の補助ができることが法律で定められている。しかし、その範囲は
明確ではない。過重な負担で勤務医は疲労し、それが医療現場の崩壊の一因となっている。
もっと看護師の裁量を広くして医師の負担軽減を図るべきだとの意見は以前から強かった。
省5
82(2): 2010/10/10(日)17:14 ID:ZYwa+Sqs0(2/2) AAS
>>20
【社説: 特定看護師 さらに重要な役割を A】 (毎日新聞 2010年10月8日)
現在、厚労省はこうした役割を担う「特定看護師」という新資格の導入について検討
している。看護師として5年程度の経験があり、専門のカリキュラムのある大学院の
修士課程を修了していることなどが認定の要件という。日本医師会は「特定看護師の
争奪が起こり現場が混乱する」などとして反対してきたが、政権交代による影響力の
低下に加え、チーム医療推進を求める声が制度化への追い風となっている。日本外科学会
などは特定看護師の早期確立を求める要望書を出した。
医療現場は高度化や専門化が年々進み、少しのミスでも患者の生命に影響しかねない
リスクは以前より高まっている。特定看護師には資格取得に際して必要な医学的知識や
省10
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