秋篠宮眞子様

[過去ﾛｸﾞ] 秋篠宮眞子様 (388ﾚｽ)
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158:  ファンクラブ会員番号７７４ [sage] 2007/10/07(日) 16:46:59 ID:tVghhF6W

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160:  ファンクラブ会員番号７７４ [sage] 2007/10/08(月) 03:29:23 ID:hcyaBg17

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166:  ファンクラブ会員番号７７４ [sage] 2007/10/16(火) 17:18:20 ID:8kSo7ocT

眞子様「なぜです！おまえはわたくしを一生護ってくれると言ったではないですか！」
俺「もったいない…お洋服が汚れますよ…」
眞子様「かまいません！ああ、血が止まらない…どうしよう…」
俺「最後に…眞子様の笑顔が見とうございます…」
眞子様「そんな物いくらでも見せてあげます、あげますから…死なないで…」

眞子様「誰ぞある！」
侍従長「は。ここに」
眞子様「この者を助けられる医者を！」
侍従長「しかし陛下…」
眞子様「なんでもよい！早う！」
侍従長「は」
俺は、必死で、泣きそうで、でも凛々しい眞子様のお顔を、もったいなくも眞子様の膝の上で眺めながら意識の底に落ちていった…

…暗い。
俺は暗い所にいる。
体が浮いているように感じる。
水の中か？
どっちが上か下かもわからず漂っている。
苦しい。
息ができてない。
もがく。
もがくしかできることがない。
冷たい。寒い。
もう方向もわからず沈んでいくだけだ…

手が温かい。
手だけが温かく感じる。
俺を導いてくれる温かさだ。
呼ばれたような気がした。
その方向が微かに光っている。
あの光は俺の全てだ。
俺の生きる意味。
俺の守るべきものだ。

「気がつきましたか？」
目を開ける。眩しい。その光の中に眞子様がいた。
「眞子様…ご無事で…」
「何をいっているのですか！そなたは…」
手が痛い。そこで初めて眞子様に手を握られていることに気づいた。
ああ、眞子様が引き寄せてくださったのだ…
「そなたは一生、朕を守るのです。約束を違えることは許しませんよ！」
眞子様はまっすぐ俺を見据えて言い放つと、俺が知る限りの最高の笑顔を見せてくれた。
そしてそのままふっと俺の胸に顔を埋めた。布団越しだが。
「ま、眞子様？！」

眞子様の後ろから気配もなく侍従長が現れた。
カイゼル髭を蓄えた屈強な老人だ。
「陛下も限界なのだ」
「ま、眞子様もお怪我を？！」
「そうではない。そなたの手術に緊急の輸血が必要だったのだが、限界まで輸血されたのだ。冷凍保存の血液を輸血可能にするまでの時間すらなかったのでな。お止めしたのだが陛下は聞いてくれなんだ。そちは果報者だの」
…
ばたん。
侍従長が眞子様を抱えて出て行った。
一人残された俺はニヤけてニヤけて仕方がなかった。

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