[過去ログ] オオクワガタ採集☆4頭目 (1002レス)
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(1): :||‐ 〜 さん 2022/11/26(土)10:31 ID:1BGVDkae(1/4) AAS
>>525
ヒラタの方が日本に居るクワガタとしては、来歴が古いと考えられる
オオクワガタは7万〜1.5万年前の最終氷期に対馬陸橋を渡って来たらしいから
既にヒラタが占めていたニッチを奪う形で放散したのだろう
1.5万年前までに九州、四国、本州と分布を拡げ陸封…間氷期に入り温暖気候になり現在に至る

この時、和歌山だけは氷河期にあっても比較的温暖でヒラタが優勢な地域だった?
なのでオオクワガタの進出を阻んできた為に、現在もオオクワガタ不在のボイド空間となった…と。
仮説を考えてみたわw
ヒラタとオオクワでは適応温度帯が異なり、幼虫成育に掛かる地面の凍結深度が1メートルを越える寒い土地にはヒラタは進出出来ないらしい
まとめると氷河期にヒラタが劣位となった土地でオオクワガタは生態的地位を獲得して分布を拡げたが、間氷期に入りヒラタが再び競合種として台頭
省10
545
(1): :||‐ 〜 さん 2022/11/26(土)14:31 ID:1BGVDkae(2/4) AAS
>>538
小島氏はクワガタ飼育のエキスパートな訳だが、『クワガタ飼育のスーパーテクニック』の巻末の方で考察を述べている。
自己採集した1♂2♀のオオクワガタを継続飼育(インラインブリード)した結果、F10辺りから顕著な矮小化が認められるようになった。
通常大歯型が現れるのは56mmから、
しかし累代の嵩むと51mmの小型でも大歯型となってしまう
逆に、通常では交配しえないような遠方に棲息するオオクワガタ同士を掛け合わせると(アウトラインブリード)大型化していき、65mmでも中歯型が出現するようになった。

この知見を応用すれば、例えば埼玉の局所で孤立、インラインブリード状況が30年も続いていた場合は矮小化しているだろう。
もしブリード品のような大型が得られていた場合、他産地同士のハイブリッド由来だろうと予測できる。

氷河期に陸橋を渡って来たオオクワガタはmtDNA解析からホペイよりグランディスに近く、台湾グランディスとは兄弟系統にあたるのだと云う
そうすると、国内産異産地交配(アウトラインブリード)する事により、孤立化して矮小化していたオオクワガタが本来の大きさ(グランディス並)を賦活化されて取り戻す…
省5
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