[過去ログ] オオクワガタ採集☆5頭目 (1002レス)
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741(3): :||‐ 〜 さん 2024/09/01(日)23:57 ID:zGllkWgo(4/4) AAS
>>739
うーむ
それが最新の知見なのかと思って、国立環境研究所、五箇公一、小島啓司の言説を追ってみたが、ロシアルートは見出せなかったな
最もこの件に詳細を記述していたのは小島による
長いが以下一部転載
種としてビノデュロサスオオクワガタが出現したのです.
このビノデュロサスが,朝鮮半島に達したころ最終氷河期に遭遇し,その際,氷河による寒冷気候を避けて,逃げ込む先として南下したのが,現在の日本列島のある地域だと思われます.彼らは氷河期の海退により細い陸橋を形成していた,朝鮮半島・対馬を通って,日本列島の日本海側に拡がるブナ林に到達したのです.
この様にしてオオクワガタ4群の祖先型が地球上に姿を現してからおよそ100万年かけて,オオクワガタは日本本土まで分布を広げてきた様です.したがって命名規約とここまでの知見に従うと,日本のオオクワガタは,Docus hopei binodulosusと言う事になると思います.ちなみにbinodulus と言う種小名で呼ぶ人がいますが,これは誤記載の引き写しで誤った学名です.ビノデュロサスは二つの小突起を意味するラテン語です.おそらくオオクワガタの♂の眼上突起を元につけられた学名なのでしょう.ホペイの方はHopeと言う学者に献上された名前ですので,形態への言及ではありません.
ここで,二枚目のホペイ群の系統樹の拡大図を見てください.
ダイダイ色のホペイオオクワガタ群以外に,ピンク色のグランディスオオクワガタ群にもホペイオオクワガタとして売られていたオオクワガタが含まれてしまっているのが分かるでしょうか?記載標本の特徴とDNAサンプルにした個体を比較すると,前者が最初に記載された形状に近いので,真性のホペイオオクワガタはこちらだと思われます.この群は,♂の眼上突起が鋭角〜直角で,二等辺三角形に近い形状を形成しています.しかしグランディス群に入ってしまう仮性のホペイオオクワガタ達の眼上突起は,日本産の様に平らで,細長いほうの直角三角定規の様な形状になっているのです.
省2
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