[過去ログ] ○◎お買得マルシンハンバーグ 5個目◎○ (802レス)
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7: 2010/02/18(木)11:18 ID:ulCx8gRJ(1/2) AAS
今から約50年前、東京・築地の魚市場で、新川有一という若者が働いていた。
魚商売を充分に経験した新川は、1960(昭和35)年に自分の会社を興して独立し、
マグロの切り身やイカのもろみ漬け、煮凝り(にこごり)などの水産加工品を扱うようになる。
普通に考えれば、まずは加工品の商売を軌道に乗せていくところだろう。ところが新川は違っていた。
あまりにも進取の気風に富んでいたため、水産加工品とは全く関係のないものに目が向いてしまったのである。
それがハンバーグだった。1960年代前半と言えば、そろそろ食の欧米化が進んできた時期。
街のレストランにはスパゲティーやカレー、シチューなどがメニューに並ぶようになっていた。
詳細は不明だが、新川はその頃まだ珍しかったハンバーグを食べ、いたく感銘を受けたらしい。
「これは美味しい。家庭で簡単に食べられるようになれば大ヒットするはずだ」と。
それは、商売の神様が舞い降りた瞬間だった。新川は日本初となる調理加工されたハンバーグの製造に乗り出した。
まず、どんな肉を使うか。牛肉は値段が高く、供給量も少ないので使えない。
新川は鯨肉、豚肉、マグロの肉を選んだ。次なる問題は、鮮度をどうやって保つか。
1960年代始めは、やっと電気冷蔵庫が普及し始めた頃。
木製の箱に氷を入れた保冷箱を使っている家庭もまだ残っていた。
もちろん、冷凍食品が登場するのはもう少し後の話。
目標としては、10度以下の温度で15日くらいは鮮度を維持したい。
鮮度維持と並ぶもうひとつの問題が、どうやって調理の手間を減らすか。
買った後に手をかける必要があるなら、主婦は買ってくれない。
更には製造コストの問題もあった。こうした問題を同時にクリアする方法はないものか。
新川は技術者たちと共に研究に取り組み、ついに画期的な調理技術を開発した。
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