[過去ログ] 法政大学について語ろう 【Part.2】 (903レス)
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20: 2019/05/06(月)15:25 ID:58qWEAWf(7/17) AAS
六大学野球部物語
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早大の手ほどきを受けて

法政大学の野球部なるものが発足したのは、早・慶・明の三校よりかなり後のことである。
最初は校内に同好の士が集って、野球の真似ごとのようなことをしていたが、
そのうち新谷という人の奔走で、中野にグラウンドが造られ、その頃早大の野球部にいた
八幡恭助という方のコーチを受けて発足したのが、法政に野球部のはじめといわれている。

法政に野球部らしいものが結成された当時は、横浜商業が全盛を誇っていた。
その横浜商業に試合を申し込んで、幸いにも勝つことが出来たことによって、大いに自信を高めた法政は、
大正四年の秋になると、当時三大学でリーグ戦を行っていた、早・慶・明に正式に手合せを願って、
早稲田と慶應には大敗を喫したが、明治に対して3-3の同点で引分け戦を演じ、
ようやく世人の注目をひくようになったと当時の記録に書かれている。

大正5年、法政は、笠原・由家という、バッテリーらしいバッテリーをもち、
ふたたび時の王者・慶應に挑戦していったが、1・2回戦はてんで問題にならないほどの大敗をこうむったけれど、
3回戦で3-3のまま延長戦にまで持ちこみ、11回に1点を奪われて3-4で惜敗、
また、明大に対しても4-3のスコアで善戦して、真価を認められ、翌6年の春から
早・慶・明の三大学リーグへの正式加盟を認められ、一人前の発足をみるに至ったという。
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