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220: 09/13(金)22:42 ID:qCm9/X6s(2/11) AAS
【タイトル:偉大な男】
村井は普通のサラリーマンだった。毎朝同じ電車に乗り、同じ仕事をこなし、同じ無味乾燥な日々を過ごしていた。しかし、ある日、会社のトイレで奇妙なものを見つける。それは、まるで生き物のようにうごめく**不気味な塊**だった。トイレを使おうとした瞬間、その塊は村井の目の前で突如として人の形を取り、彼に話しかけるのだ。
「お前の人生は、今日から我がものだ…」
その瞬間から、村井の体調が急激に悪化し、異様な臭いが彼の周囲を漂い始める。家族や同僚は次第に彼を避け、ついには誰も近づかなくなる。村井は自分の体が腐り始めているかのように感じるが、医者も原因を特定できなかった。
臭いはますます酷くなり、村井はついに会社を辞めざるを得なくなる。家族は耐えきれず彼を追い出し、彼は一人孤独に暮らし始める。しかし、その日常の中で、再びトイレの中で**あの塊**が現れる。
「我はお前の魂を糞に変えた。逃れる術はない…」
塊は村井に糞のような物体を無理やり食べさせ、その瞬間から村井の記憶や感情が消え始める。彼は次第に何をしているのか、自分が誰であるのかさえも忘れていく。そして、気づいた時には、彼自身がその塊の一部となり、**トイレの底で腐敗し続ける存在**へと変わり果てていた。
村井が完全に人間でなくなった時、街中で奇妙な失踪事件が相次いで発生する。共通点はすべて、**トイレで姿を消した**ということだ。そして最後に残された痕跡は、腐った臭いと、意味不明な文字が書かれた紙片。
「彼は今もここにいる…見えない形で、我らの隣に。」
最期の瞬間、村井は自分が完全に何者でもなくなる感覚を味わいながら、かつて自分を呼んでいた**名前の意味**すらも忘れてしまった。
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