[過去ログ] ☆★東海vs専修vs國學院vs駒澤vs獨協vs東洋★☆279 (1002レス)
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222: 2024/09/13(金)22:48 ID:qCm9/X6s(4/11) AAS
【タイトル:大学で学びたいこと】
佐藤は子供の頃から、他の人にはわからない興味を抱いていた。トイレにこもり、ウンコが流れる音や、その香りに密かな魅力を感じていた。だが、社会は彼のこの興味を「変態的」として認めなかった。それでも彼は、自分の感情を否定することができなかった。

大学に入学した佐藤は、生物学を専攻し、糞便をテーマにした研究に熱中するようになった。動物の消化器官や細菌との共生について調べ、さらに糞便の成分分析を行うことで、新しい薬やエコロジーの可能性を探求していた。彼はこの分野での専門家となりつつあった。

しかし、研究が進むにつれ、佐藤の内なる衝動が次第に強まっていった。目の前に広がるサンプルを眺める度に、彼の心の奥底に秘められた欲望が頭をもたげる。

「食べてみたい。」

その思いが初めて心に浮かんだ時、彼は恐怖に震えた。しかし、日を追うごとにその衝動は抑えがたくなり、ついには抑えきれないものとなった。
省4
223: 2024/09/13(金)22:53 ID:qCm9/X6s(5/11) AAS
【タイトル:大学とは何か?】
鈴木は、大学の講義が終わると決まって人気のない図書館に向かうのが習慣だった。周囲の喧騒や人々の会話が彼の心に重くのしかかるように感じられ、静かな場所で自分と向き合う時間が彼にとっての安らぎだった。そんな彼にも、たった一つ、心を激しく乱すものがあった。

嘔吐—それは彼にとって異常なほどの恐怖の対象だった。幼い頃、学校の階段で同級生が突然吐いた光景が鮮明に焼きついている。青白い顔、崩れた表情、そして耐えがたい臭い。心臓が跳ね上がり、身体が凍りついたあの瞬間が、彼の記憶から離れることはなかった。

「なんで、こんなに怖いんだろう…」

彼は自問しながら、図書館の自習室に座り、静かに本を開いた。しかし、その日は何かが違った。遠くから聞こえる微かな声。誰かが急ぎ足で図書館の中を駆け抜ける音。そして、突然、隣の席から異様な音が聞こえた。

彼の身体が硬直した。冷たい汗が背中を伝い、心臓が激しく鼓動する。声の主が口を押さえながら立ち上がり、走り去るのを目にした瞬間、彼の胸の奥から不安が爆発した。
省6
224
(1): 2024/09/13(金)22:58 ID:utEFybqx(14/14) AAS
【タイトル:美味しい夕食ご飯】
彼がそれを口に運んだ瞬間、世界が一瞬で変わった。湿り気と重みを帯びた物体が舌の上に落ちると、腐敗した土の香りのような物が鼻腔を満たし、口内に広がる。その風味は深淵から這い上がるかのような苦み、そして押し寄せる臭みが調和を超えた乱雑さで交錯する。

まるで人間の罪悪感が物質化したかのような、存在そのものが拒絶される味わいだった。何かを噛み砕くたびに、彼の奥底に潜む最も原始的な本能が警鐘を鳴らす。しかし、それでも彼は次の一口を受け入れ、さらなるカオスに身を投じた。

喉を通る瞬間、かつて味わったことのないほどの深い不快感が全身を貫く。吐き気とともに、彼の視界はぼやけ、世界は急速に暗転していった。
225
(1): 2024/09/13(金)23:05 ID:qCm9/X6s(6/11) AAS
(タイトル:幸せな食事)
彼はそれを見つめた。テーブルの上に、無骨に置かれたそのものを。太陽が薄暗い午後の空に沈みかけ、部屋の中には一種の重苦しい静けさが漂っていた。カーテンがかすかに揺れ、彼の心の中にも嫌な予感が広がっていく。目の前にあるのは、何か取り返しのつかないもののように感じられた。

「ああ、本当にこれを食するのか?」

声が頭の中で響いた。誰のものでもない、自分自身の声だった。冷や汗が額を伝い、手はかすかに震えていたが、なぜかその震えが止まらない。そして、彼は手を伸ばし、ついにそれを箸でつかんだ。

臭いがまず襲ってきた。熟成されたものと生ごみを混ぜたような、そしてどこかぬるい泥のような匂いだ。鼻腔に強く染みつき、吐き気を催すほどの不快さを感じた。しかし、後戻りはできない。手の中にあるそれは、恐ろしく重く、ぬめりとした感触を伴っていた。

彼は唇をゆっくりと開け、手に持ったそれを口元へと運ぶ。冷たい汗が背筋を走り、心臓が急速に鼓動を速めていく。口に入れた瞬間、感覚が鋭く変わった。味というより、口の中に広がるその感触がすべてを支配した。粘りつくような質感が舌にまとわりつき、噛むたびに歯の間で何かが潰れていく感覚が生まれた。
省2
226: 2024/09/13(金)23:14 ID:qCm9/X6s(7/11) AAS
【タイトル:夢】
主人公、田中太郎は、生まれてからずっと特に大きな夢もない普通の青年だった。しかし、ある日彼は、父親が遺した遺産の管理を任されることになった。その額は莫大で、何をしても困ることはないほどの財産だった。

「これで、人生を思いっきり楽しめるぞ」と思った太郎は、すぐにある奇妙な趣味に目覚める。それは、世界中の**うんこ**を集めるというものだった。

まず、太郎はヨーロッパの古い博物館に足を運んだ。そこで、ルネサンス時代の貴族たちが残したという「伝説のうんこ」を見つけた。それは石のように硬く、色も風化して灰色だった。しかし、太郎はその風格に惚れ込み、大金を払って手に入れた。

次に彼が向かったのは南アメリカだった。現地の市場で、原住民たちが作ったという「祭りのうんこ」が売られていた。それは、特別な儀式の際に出されたものらしく、鮮やかな緑色をしていた。太郎はその色合いに感動し、またもや多額の資金を投じて購入した。

その後も、太郎はアフリカ、アジア、オセアニアと、世界中を旅しては各地の「特別なうんこ」を集めていった。彼の家はうんこだらけになり、どこを見ても色とりどりの「作品」が並んでいた。
省5
227: 2024/09/13(金)23:19 ID:qCm9/X6s(8/11) AAS
【タイトル:平和な日常の大学生】
彼の名前は和也。平凡な日々を送っていた。いつも通りに会社へ行き、残業をこなし、夜には小さなアパートへ帰る。そんな彼の日常に、ある日突然、奇妙な出来事が起こった。

駅のベンチに座っていると、一人の奇妙な男が近寄ってきた。無表情で、ややくたびれたスーツを着ている。男は和也に笑顔を向け、「これ、食べてみませんか?」と言って、手のひらに何かを差し出した。

和也は困惑しながらも、男が手に持っているものを見た。それは一見チョコレートのようだったが、異様な臭いが漂っていた。「いや、結構です」と言おうとしたその瞬間、男は強引にそれを和也の口に押し込んできた。

「やめろ!」と叫んだが、男は笑顔のまま。抵抗する間もなく、和也はそれを口に入れてしまった。その瞬間、強烈な吐き気が襲い、何かが体内を支配していく感覚が広がった。

男は去っていったが、和也の頭には無数の質問が浮かんだ。何を食べさせられたのか?なぜあの男は笑っていたのか?
省6
228: 2024/09/13(金)23:26 ID:qCm9/X6s(9/11) AAS
【タイトル:伝説のユートピア】
田中太郎は、普通の男だった。特にやりたいこともなかったが、ある日、親が亡くなり、大金を相続することになった。それは、何にでも使えるような莫大な財産だった。

太郎は悩んだ末、世界中の**うんちを集めること**に決めた。理由は特にない。

まず、太郎はヨーロッパに行って「ルネサンスのうんち」を買った。硬くなっていて、灰色になっていた。太郎はそれを見て、「まあ、悪くないな」と思ったので買った。

次に南米に行った。そこには「緑色のうんち」があった。それも買った。特に感想はなかったが、珍しい色だからいいかな、と思った。

その後、太郎はアフリカやアジア、オセアニアにも行った。どこへ行っても、ただひたすらにうんちを集め続けた。家の中はうんちでいっぱいになった。太郎はそれを眺めて、「まあ、こんなもんか」と思った。
省5
229: 2024/09/13(金)23:40 ID:qCm9/X6s(10/11) AAS
あるところに、影のない村があった。村人たちは何も知らずに日々を過ごしていた。そんなある日、主人公のタカシがその村にやってきた。彼は村を見て、影がないことに気づくが、特に驚いたりはしない。

「ふーん、影がないのか」

タカシは村を歩き回り、何か異常が起きるのではないかと期待したが、何も起こらなかった。村人たちも普通に話しかけてくるが、特に怖い話や不気味な出来事はなかった。

夜になり、タカシは宿に泊まることにした。夜が深まるにつれて、不気味な音が聞こえるかと思ったが、ただの風の音だった。夢の中で何か恐ろしいことが起きるかと思ったが、タカシはぐっすり眠った。

次の日、彼は村を後にした。
省2
230: 2024/09/13(金)23:51 ID:qCm9/X6s(11/11) AAS
【タイトル:大学終わりの田中の1日】
小さなアパートの一室。薄暗い部屋の隅には、古びた家具と埃まみれの本が積み上げられている。だが、部屋の住人・田中は、周囲の乱雑さに頓着していない。彼の目はある一点に釘付けだった。床の隅に小さな黒い粒が散らばっている。それはゴキブリの糞だった。

田中は、幼少期から凡庸な人生を送っていた。特筆すべき才能もなければ、社会的な成功も得られなかった。会社員として無難な生活を送り、誰とも深い関係を持たず、ただ淡々と毎日を過ごしていた。しかし、ある日、何気なく部屋の掃除をしていたとき、彼の目は奇妙な輝きを放つゴキブリの糞に留まった。

それは、田中にとって「発見」だった。

彼はその小さな黒い粒に、形と規則性、そして不思議な美を感じた。目を凝らすほどに、無意味に見えたそれらの糞が、まるでゴキブリの生命の記録のように感じられた。ゴキブリは、彼にとってただの害虫ではなく、厳しい環境で生き抜く強靭な存在であり、その糞こそが彼らの生存の痕跡だったのだ。田中は次第に、ゴキブリの糞に神聖な意味を見出すようになった。

田中は会社の同僚たちから徐々に距離を置くようになった。昼休みにゴキブリの生態について語り始めた彼を、同僚たちは不審な目で見た。
次第にそれは田中にとって重い現実となっていく。彼は家に帰ると、ゴキブリの糞を集め、観察する日々を過ごすようになった。彼にとって、それは芸術であり、神秘だった。だが、そんな彼の行動は周囲からますます孤立を招いた。
ある夜、田中は自分の心に強烈な問いを抱えた。「なぜ、誰もこの美しさに気づかないのだろう?」 ゴキブリの糞に込められた生きる力、彼らが残す微細な痕跡は、田中にとって無限の可能性を秘めているように見えた。
231: 2024/09/14(土)11:31 ID:xDGeRem9(1) AAS
松前総長なくなってたのね、、、
創価の池田も亡くなったし、後続争いならんとええけど
232: 2024/09/14(土)12:00 ID:9Eh03hIl(1/10) AAS
【タイトル:大学とは何か?】
鈴木は、大学の講義が終わると決まって人気のない図書館に向かうのが習慣だった。周囲の喧騒や人々の会話が彼の心に重くのしかかるように感じられ、静かな場所で自分と向き合う時間が彼にとっての安らぎだった。そんな彼にも、たった一つ、心を激しく乱すものがあった。

嘔吐—それは彼にとって異常なほどの恐怖の対象だった。幼い頃、学校の階段で同級生が突然吐いた光景が鮮明に焼きついている。青白い顔、崩れた表情、そして耐えがたい臭い。心臓が跳ね上がり、身体が凍りついたあの瞬間が、彼の記憶から離れることはなかった。

「なんで、こんなに怖いんだろう…」

彼は自問しながら、図書館の自習室に座り、静かに本を開いた。しかし、その日は何かが違った。遠くから聞こえる微かな声。誰かが急ぎ足で図書館の中を駆け抜ける音。そして、突然、隣の席から異様な音が聞こえた。

彼の身体が硬直した。冷たい汗が背中を伝い、心臓が激しく鼓動する。声の主が口を押さえながら立ち上がり、走り去るのを目にした瞬間、彼の胸の奥から不安が爆発した。
省6
233: 2024/09/14(土)12:01 ID:9Eh03hIl(2/10) AAS
【タイトル:大学とは何か?】
鈴木は、大学の講義が終わると決まって人気のない図書館に向かうのが習慣だった。周囲の喧騒や人々の会話が彼の心に重くのしかかるように感じられ、静かな場所で自分と向き合う時間が彼にとっての安らぎだった。そんな彼にも、たった一つ、心を激しく乱すものがあった。

嘔吐—それは彼にとって異常なほどの恐怖の対象だった。幼い頃、学校の階段で同級生が突然吐いた光景が鮮明に焼きついている。青白い顔、崩れた表情、そして耐えがたい臭い。心臓が跳ね上がり、身体が凍りついたあの瞬間が、彼の記憶から離れることはなかった。

「なんで、こんなに怖いんだろう…」

彼は自問しながら、図書館の自習室に座り、静かに本を開いた。しかし、その日は何かが違った。遠くから聞こえる微かな声。誰かが急ぎ足で図書館の中を駆け抜ける音。そして、突然、隣の席から異様な音が聞こえた。

彼の身体が硬直した。冷たい汗が背中を伝い、心臓が激しく鼓動する。声の主が口を押さえながら立ち上がり、走り去るのを目にした瞬間、彼の胸の奥から不安が爆発した。
省6
234: 2024/09/14(土)12:01 ID:9Eh03hIl(3/10) AAS
【タイトル:大学とは何か?】
鈴木は、大学の講義が終わると決まって人気のない図書館に向かうのが習慣だった。周囲の喧騒や人々の会話が彼の心に重くのしかかるように感じられ、静かな場所で自分と向き合う時間が彼にとっての安らぎだった。そんな彼にも、たった一つ、心を激しく乱すものがあった。

嘔吐—それは彼にとって異常なほどの恐怖の対象だった。幼い頃、学校の階段で同級生が突然吐いた光景が鮮明に焼きついている。青白い顔、崩れた表情、そして耐えがたい臭い。心臓が跳ね上がり、身体が凍りついたあの瞬間が、彼の記憶から離れることはなかった。

「なんで、こんなに怖いんだろう…」

彼は自問しながら、図書館の自習室に座り、静かに本を開いた。しかし、その日は何かが違った。遠くから聞こえる微かな声。誰かが急ぎ足で図書館の中を駆け抜ける音。そして、突然、隣の席から異様な音が聞こえた。

彼の身体が硬直した。冷たい汗が背中を伝い、心臓が激しく鼓動する。声の主が口を押さえながら立ち上がり、走り去るのを目にした瞬間、彼の胸の奥から不安が爆発した。
省6
235: 2024/09/14(土)12:02 ID:9Eh03hIl(4/10) AAS
あるところに、影のない村があった。村人たちは何も知らずに日々を過ごしていた。そんなある日、主人公のタカシがその村にやってきた。彼は村を見て、影がないことに気づくが、特に驚いたりはしない。

「ふーん、影がないのか」

タカシは村を歩き回り、何か異常が起きるのではないかと期待したが、何も起こらなかった。村人たちも普通に話しかけてくるが、特に怖い話や不気味な出来事はなかった。

夜になり、タカシは宿に泊まることにした。夜が深まるにつれて、不気味な音が聞こえるかと思ったが、ただの風の音だった。夢の中で何か恐ろしいことが起きるかと思ったが、タカシはぐっすり眠った。

次の日、彼は村を後にした。
省2
236: 2024/09/14(土)12:03 ID:9Eh03hIl(5/10) AAS
あるところに、影のない村があった。村人たちは何も知らずに日々を過ごしていた。そんなある日、主人公のタカシがその村にやってきた。彼は村を見て、影がないことに気づくが、特に驚いたりはしない。

「ふーん、影がないのか」

タカシは村を歩き回り、何か異常が起きるのではないかと期待したが、何も起こらなかった。村人たちも普通に話しかけてくるが、特に怖い話や不気味な出来事はなかった。

夜になり、タカシは宿に泊まることにした。夜が深まるにつれて、不気味な音が聞こえるかと思ったが、ただの風の音だった。夢の中で何か恐ろしいことが起きるかと思ったが、タカシはぐっすり眠った。

次の日、彼は村を後にした。
省2
237: 2024/09/14(土)12:03 ID:9Eh03hIl(6/10) AAS
【タイトル:大学生の夢と希望】
田中は幼い頃から、普通の子供が憧れるものとは少し違ったものに心を奪われていた。電車や虫やサッカーではなく、彼の心を掴んで離さなかったのは――そう、ウンコだった。初めてのトイレトレーニングの瞬間から、田中はウンコという存在の神秘に魅了されていたのだ。

「ウンコって、生き物の証拠だよな……」
彼は日々、こう呟きながら空を見上げては、深い思索にふけっていた。ウンコは排泄の結果でありながら、生命活動そのものを象徴している。食物が体内で消化され、栄養として吸収された後に残る、まさに「生の残滓」。それを具現化した存在がウンコであり、田中にとってそれは美しい循環の終焉だった。

田中はいつしか、ウンコに関する文学を志すようになる。彼の夢はウンコをテーマにした大作を世に送り出すことだった。詩的なウンコ論、哲学的な排泄観、ウンコを超越した存在論――彼はこれらの壮大なテーマを描き出すべく、毎日原稿用紙に向かっていた。

ある日、田中はついに自信作を書き上げた。その名も**「排泄の詩」**。彼はそれを文学賞に応募し、結果を待つ間もウンコについての考察を深め続けた。

そして、運命の日。結果が通知された。彼の作品は、見事に落選していた。田中は一瞬動揺したが、すぐにこう考えた。
「ウンコは、まだ世間には理解されていないんだ……。だが、私はこの道を進む。」
省1
238: 2024/09/14(土)12:04 ID:9Eh03hIl(7/10) AAS
(名作選)
小さなアパートの一室。薄暗い部屋の隅には、古びた家具と埃まみれの本が積み上げられている。だが、部屋の住人・田中は、周囲の乱雑さに頓着していない。彼の目はある一点に釘付けだった。床の隅に小さな黒い粒が散らばっている。それはゴキブリの糞だった。

田中は、幼少期から凡庸な人生を送っていた。特筆すべき才能もなければ、社会的な成功も得られなかった。会社員として無難な生活を送り、誰とも深い関係を持たず、ただ淡々と毎日を過ごしていた。しかし、ある日、何気なく部屋の掃除をしていたとき、彼の目は奇妙な輝きを放つゴキブリの糞に留まった。

それは、田中にとって「発見」だった。

彼はその小さな黒い粒に、形と規則性、そして不思議な美を感じた。目を凝らすほどに、無意味に見えたそれらの糞が、まるでゴキブリの生命の記録のように感じられた。ゴキブリは、彼にとってただの害虫ではなく、厳しい環境で生き抜く強靭な存在であり、その糞こそが彼らの生存の痕跡だったのだ。田中は次第に、ゴキブリの糞に神聖な意味を見出すようになった。

田中は会社の同僚たちから徐々に距離を置くようになった。昼休みにゴキブリの生態について語り始めた彼を、同僚たちは不審な目で見た。
次第にそれは田中にとって重い現実となっていく。彼は家に帰ると、ゴキブリの糞を集め、観察する日々を過ごすようになった。彼にとって、それは芸術であり、神秘だった。だが、そんな彼の行動は周囲からますます孤立を招いた。
ある夜、田中は自分の心に強烈な問いを抱えた。「なぜ、誰もこの美しさに気づかないのだろう?」 ゴキブリの糞に込められた生きる力、彼らが残す微細な痕跡は、田中にとって無限の可能性を秘めているように見えた。
239: 2024/09/14(土)12:08 ID:9Eh03hIl(8/10) AAS
【大学に行く前までに知っておく知識】
まず、ゴキブリは驚異的なスピードで動くことで有名です。特に暗闇の中で光をつけた瞬間に壁や床を這う黒い影を目にすると、その速さに反射的に恐怖を覚えます。ゴキブリは秒速1.5メートル、つまりその小さな体でありながら人間にとっては超高速で動いているように見えます。この機敏な動きが、私たちが予測できない方向へと逃げるため、ますます不快感を増幅させます。

また、ゴキブリの外見も不快さを助長します。平たい体に艶やかな黒や茶色の外殻、そして何より長い触角。触角は常に動いており、周囲の空気のわずかな変化を察知しているかのように感じられ、その姿が私たちにじっとこちらを見つめているような錯覚を与えます。さらに、その脚には細かい毛がびっしりと生えており、壁や天井を自在に這い上がるその様子は、物理的な制限を持たないように見えるため、どこにでも現れるという恐怖を抱かせます。

さらに気味が悪いのは、ゴキブリの驚異的な生命力です。ゴキブリは過酷な環境にも適応し、1か月ほど食べ物がなくても生き延び、さらには1週間頭がなくても生き続けることができるとされています。殺そうとしても簡単に死なないその生命力は、どこか不死の存在のような異質さを感じさせ、恐怖を倍増させます。

特に恐ろしいのは、彼らが繁殖力も強いため、一匹を見かけたらその周囲に何十匹も潜んでいる可能性があることです。深夜、無音の中で聞こえる小さなかさかさという音。それは、ゴキブリが壁の中や家具の裏で動き回っている音かもしれません。

こうした特性から、ゴキブリは単なる害虫にとどまらず、人間の根源的な恐怖や不快感を刺激する存在であると言えるでしょう。
240: 2024/09/14(土)12:25 ID:9Eh03hIl(9/10) AAS
大学・傑作選です。
ある日、私の親友である大学生のユウジが、ふとした会話の中で「実はゴキブリが好きなんだ」と告白してきた。その言葉を聞いた瞬間、背筋が凍りついた。冗談だと思いたかったが、彼の目は真剣だった。

ユウジは、ゴキブリの生命力や適応力に感心していると言う。彼は自分の部屋で飼育している数匹のゴキブリについて話し始め、名前までつけているらしい。「この子たち、すごくかわいいんだ。じっと見てると、彼らの魅力がわかるよ。」そんなことを言いながら、スマホに保存しているゴキブリの写真まで見せてきた。私は思わず顔をしかめてしまい、画面をそっと避けた。

その日から、ユウジとの関係は徐々に変わっていった。彼はゴキブリの話をするたびに、私は無意識に距離を置くようになってしまった。彼と一緒にいる時間が以前のように楽しく感じられなくなり、どこか居心地の悪さを覚えるようになったのだ。

ユウジは私に何度も「ゴキブリを見においでよ」と誘ってきたが、そのたびに私は断った。彼の部屋に行くのが怖くなったのだ。彼の家に行けば、どこかにその「ペット」がいるかもしれないと思うと、もう耐えられなかった。

そしてある日、私たちは決定的な瞬間を迎えた。ユウジが私を家に誘った時、私はついに正直に「どうしてもゴキブリが苦手なんだ」と言ってしまった。彼は一瞬驚いた顔をしたが、その後、寂しそうな表情を浮かべた。「そうか……理解してくれると思ってたんだけどな」と、彼は静かに言った。
省3
241: 2024/09/14(土)13:34 ID:9Eh03hIl(10/10) AAS
大学生あるある。名作選。

結婚式当日の朝、太郎は異常な腹痛で目を覚ました。数週間前から、仕事のストレスが溜まりに溜まっていたこともあり、体調が優れない日が続いていた。しかし、この日が特別な日であることを知っていた太郎は、痛みを無視して、なんとか準備を進めようとした。

スーツを着込み、式場へ向かう車に乗り込んだ太郎だったが、途中で突然、激しい下痢に襲われた。「ここで止めてくれ!」と運転手に叫び、急いで最寄りのコンビニのトイレに駆け込む。しかし、それでも症状は治まらず、10分、20分、30分と時間が経つ中、太郎は絶望的な状況に追い込まれていた。

結婚式の開始時間は迫っており、新婦の花子は式場で不安な顔を浮かべていた。「太郎はどこ?」と焦る親族たちや友人たちに囲まれ、彼女も次第に動揺を隠せなくなっていった。携帯に何度も連絡するが、太郎はトイレから出られず、応答する余裕もなかった。

式の時間が大幅に遅れ、ついに司会者が「申し訳ございませんが、新郎の体調不良により式を中止させていただきます」とアナウンス。式場内は一瞬にして重い空気に包まれた。
省3
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