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抽出解除 必死チェッカー(本家) (べ) レス栞 あぼーん

164: 09/07(土)09:23 ID:X2YiwpPl(1/10) AAS
ある日、私は朝から雨が降っていることに気づき、今日は傘を持って行かないといけないと思いました。玄関に置いてある傘の中から、どれを持っていくかしばらく迷いました。黒い傘は少し小さめで、雨が強いと濡れてしまうことがありましたが、持ち運びが便利です。一方、青い傘は大きめでしっかりしているのですが、少し重くて、電車の中で持つのが不便かもしれないと考えました。
結局、どちらにするか悩んだ結果、黒い傘を選びました。電車に乗ることを考えると、やはり軽い方がいいだろうと思ったからです。家を出る前に、念のため傘がしっかり閉じるかどうかも確認しました。以前、一度開閉ボタンが壊れてしまって傘が閉じなくなり、駅までの道中ずっと傘を広げたまま歩いたことがあったので、今日はそれが起きないようにしたいと思いました。
駅に着いたとき、少し雨が弱まっていたので、「ああ、こんなに悩んだのに、傘を使わなくてもよかったかも」と思いましたが、結局駅を出た後、雨がまた強くなったので黒い傘を使いました。電車に乗るときは、やはり傘を閉じるのが簡単で、黒い傘にしてよかったなと少し思いました。
そして、会社に着くと、雨はやんでいました。
165: 09/07(土)09:26 ID:X2YiwpPl(2/10) AAS
名作を一つ。
昨日の夜、夕食に何を食べようか少し迷いました。冷蔵庫を開けると、少し残ったキャベツと、買ったばかりの鶏肉が入っていました。キャベツは少ししなびてきていたので、使い切らないといけないなと思い、キャベツと鶏肉を使った料理にしようと決めました。

ただ、どんな料理にするかでまた悩みました。炒め物にするか、煮物にするか、それともキャベツをサラダにして、鶏肉は焼くだけにするか。料理本を取り出してパラパラとめくり、キャベツと鶏肉のレシピを探しましたが、どれも少し手間がかかりそうでした。疲れていたので、あまり時間がかかる料理はしたくなかったんです。

結局、最も簡単な方法で、キャベツをざく切りにして、鶏肉と一緒にフライパンで炒めることにしました。塩コショウだけでは物足りないかなと思い、醤油を少し垂らし、最後にポン酢をかけました。味付けはシンプルですが、それで十分だろうと思っていました。

フライパンで鶏肉を焼く際、火加減に気をつけて中まで火が通るように注意しました。以前、一度鶏肉を焼いたときに中がまだ生だったことがあり、その時の食感が非常に不快だったのを思い出しました。だから今回も慎重に火加減を見ながら、何度も鶏肉をひっくり返していました。

キャベツも加え、全体がしんなりしてきたところで、味を見てみると、少し味が薄いように感じました。もう少し醤油を足した方が良いかもしれないと思い、ほんの少しだけ追加して再び炒めました。再度味見をすると、今度は塩辛くなってしまったので、水を少し足して調整しました。
省2
166: 09/07(土)09:30 ID:X2YiwpPl(3/10) AAS
部屋に足を踏み入れた瞬間、鼻腔を襲うその臭気は、まるで腐敗した時間そのものが形を持って押し寄せてきたかのようだった。空気は重く、呼吸するたびに微細な毒が体内に浸透するような錯覚に襲われた。鼻から喉にかけて感じる不快感は、もはや単なる臭いを超えて、全身を支配し始める。

それは単に悪臭というより、忘れ去られた沼地から立ち上るガスのように、生命そのものを腐らせるような力を秘めていた。目の前の空間がゆがみ、景色はかすんでいく。まるで周囲の空気がすべて腐敗し、時間の感覚さえも失われるかのようだった。

「これが現実の匂いだろうか」と思わず頭に浮かぶ。感覚はすべて鈍り、ただひたすら逃れたいという本能が全身を駆け巡る。だが、逃げることすら無意味に思えるほど、その臭気はどこまでも粘りつき、肌に浸透し、魂にまで届く。ひとたびこの空間に足を踏み入れた者は、永久にその記憶を拭い去ることができないだろう。

それは、すべてを呑み込み、腐らせていく存在。鼻を覆ったところで無駄だと知りながらも、私は反射的に手を伸ばした。臭いはすでに私の中に入り込み、記憶の奥底にまで根を下ろしていた。
167: 09/07(土)09:34 ID:X2YiwpPl(4/10) AAS
私の名作品よ。お読みなさい。

日曜日の朝、いつもと変わらぬ静かな日だった。目を覚ましたのは午前8時過ぎ。朝食に何を食べるか考えながら、ベッドの上でぼんやりと天井を見つめていた。特に予定のない日だったので、何をして過ごすか決めかねていたが、とりあえず冷蔵庫にあったパンをトースターに放り込み、コーヒーを淹れた。

パンが焼けるまでの時間が、なぜかやけに長く感じた。時計を見ると、たったの3分しか経っていない。それでも、なぜだかその3分間は、永遠にも思えるほど退屈だった。窓から外を見れば、曇り空。近くの公園には、いつも散歩している犬すらいない。すべてが灰色で、色彩を失ったかのようだった。

パンが焼き上がり、ぼんやりと食べ始める。味は特にどうということもなく、いつも通りのパンだった。食べ終わると同時に、ふとトイレに行きたくなった。特に急いでいたわけではなかったが、食後のルーティンとして、毎朝のようにトイレに行くのが習慣だった。

トイレに入り、用を足す。これもいつもと変わらぬ日常の一部だった。しかし、その瞬間、異変が起こった。あまりにも強烈な臭気が、まるで世界そのものを歪ませるかのように、トイレの空間を支配し始めた。まさか、これほどまでの臭いが自分から発生するとは、想像もしていなかった。思わず鼻をつまむが、その臭いはただ単に「臭い」という言葉で表せるものではなかった。
省3
168: 09/07(土)09:34 ID:X2YiwpPl(5/10) AAS
続き
そして、時間が経つごとに、その臭いにすら慣れてきた自分が怖かった。臭いというのは、慣れると鈍感になるものなのかもしれない。そう思いつつも、トイレの中で考えることといえば、今日の予定も何もない、ただの退屈な一日が過ぎていくことだけだった。

その後、ようやく臭いが少しずつ薄れてきた頃、私はようやくトイレから出た。しかし、その時点で午前中はほぼ終わっていた。何も得ることもなく、ただ臭いに苦しめられ、退屈な時間を過ごしただけだった。部屋に戻り、またコーヒーを淹れ、何をするかを再び考えた。だが、特にしたいことは何も浮かばず、またソファに座ってぼんやりと過ごすしかなかった。

その一日が、特に何の変哲もない、ただ臭いと退屈にまみれた日だったことを思い返すたびに、「人生とは時にこんなにもつまらなく、苦しいものか」とため息をつかずにはいられなかった?
169: 09/07(土)09:41 ID:X2YiwpPl(6/10) AAS
ある土曜日の午後、特にすることもなく、家のソファに座ってぼんやりしていた。空はどんよりと曇り、外に出る気分にもならない。時間はゆっくりと流れているが、その流れが何かの拍子で止まってしまったような、変な空気が部屋を満たしていた。

「トイレに行こうか…」そう思い立ったのは、何も考えることがなく、ただ身体が自然に要求したからだ。ただの習慣の一部として、いつも通りトイレに向かった。ドアを開け、無意識に便座に腰を下ろす。その時、ふと違和感があった。

「ん?」便器の底を覗くと、何かが異様に輝いていた。いつもなら、うんこがあるべき場所に、変に光を反射する物体がちらりと見えた。目を細めてさらに確認してみると、それはどう見ても普通のうんこではなかった。それは、まるで生きているかのように、ゆっくりとうねりを見せ、泡立っている。そして、その瞬間、鼻を突く臭いが襲いかかった。だが、それはただの悪臭ではなかった。

その臭いは、鼻から脳に直撃するような鋭さを持ち、まるで腐った魚と古びた泥、そして何日も放置された生ゴミが混ざり合ったようなものだった。それ以上に、気持ち悪いのはその臭いが呼吸するたびに喉を這い回り、口の中にまで広がってくることだ。吐き気が一気にこみ上げてくるが、それを抑えながら、便器の中にうごめくものを注視した。

そして、奇妙なことに気づいた。それはただのうんこではなかった。形は崩れ、ねじれた肉片のように見えるが、よく見ると小さな触手のようなものが便器の水の中で揺れている。かすかに音が聞こえる。チチチ…と湿った音が便器の中から漏れ出していた。
省1
170: 09/07(土)09:41 ID:X2YiwpPl(7/10) AAS
さらに時間が過ぎるにつれ、そのうんこは異様に膨れ上がり始めた。水が揺れ、ぶくぶくと泡立ち、臭気は部屋中に拡散していく。まるで腐敗する死骸が放つ最後の呼吸のように、濃密な悪臭が私の周りを包み込んだ。もう窓を開けることすらできない。息をするたびにその臭いが胸の中で増幅し、ついに我慢できなくなってトイレのドアを蹴り開けた。

「何でこんなことになってるんだ…?」ただの退屈な土曜日が、こんな異常な状況になるなんて夢にも思わなかった。頭がぼんやりし、臭いで意識が遠のきそうになる。

そして、ふと床に転がっていた新聞が目に入った。そこには、先週のニュースが載っていた。大した内容ではない。「新しいレストランオープン」「天気は曇り」…そんなつまらないことが、今さらながら脳裏をよぎった。「どうでもいい、こんなくだらない情報なんて…」と思った瞬間、突然気づいた。

「そうだ、あの日の夕食が…」先週、新しくオープンしたレストランで食べた料理だ。何の変哲もないメニューで、特に印象にも残らなかった。ただ、少し変わった風味があった気がした。「あれが…原因か?」思わず首をかしげるが、すでに遅い。便器の中のそれは、もはやうんこを超えた存在になりつつあった。

トイレに戻り、恐る恐る中を覗き込む。すると、便器の中で膨れ上がった物体が、ゆっくりと収縮を始めた。まるで息を吸うかのように動き、音も静かに消え去っていった。だが、臭いだけは消えなかった。私の周りに、そして部屋全体に、その異様な臭気がしっかりと残っていた。
省2
178: 09/07(土)10:59 ID:X2YiwpPl(8/10) AAS
AA省
179: 09/07(土)10:59 ID:X2YiwpPl(9/10) AAS
AA省
180: 09/07(土)10:59 ID:X2YiwpPl(10/10) AAS
AA省
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